横浜はいろんな国の文化を吸収して発展した、文明開化の街。
その根源は山手の外国人居留地と横浜中華街に端を発すると思いますが、1859年(安政6年)の横浜開港から160年余り経った令和の世においても、横浜にはいろんな国の食文化が入り続けています。
その中でも、本日紹介するのは弘明寺商店街わきのベトナム料理やさん。
「PHO VIET QUAN」さんです!!
一部インターネットの地図では「ベトナム・フォー」という名前になっている事があります。
場所は、地下鉄の弘明寺駅がわから弘明寺かんのん通り商店街に入り、1本目の横道を右に入ったところ。
ちょうど、コンビニエンスストアの裏手に当たるので分かりやすいと思います。
店頭にはランチメニューをはじめとして、色々なメニューが貼られていますね。
これは、入店前の事前学習にも役立ってなかなか親切なシステム。
お支払い方法も各種クレジットカード、一部のQRコード決済、交通系I Cカードにも対応されていて便利です。
日本に比べてキャッシュレスが進みつつあるアジア諸国のレストランは、こういったキャッシュレスに柔軟に対応されている場合が多くて助かります。
この日は平日でしたが、お昼時でもあったので満席!!
この界隈ではなかなかの人気店のようですねぇ。
満席だったのでさすがに内観写真は撮れませんでしたが、店内は4人掛けのテーブルがメインの構成で使い勝手は良いと思います。
お店を切り盛りされるのは若い女性ベトナム人さん。
常にはじける笑顔で接客されていて、見ているこちらまで元気になります!!
さて、今回利用したのは家族の分を含めて3点。
テイクアウトで利用させていただきました。
▼ブンチャー(880円)
日本のつけ麺のように、スープに麺をつけて食べる料理です。
人によっては、つけだれを麺にかけて食べる人もいるそうです。
テイクアウトでは何かと心配のが、汁モノの存在ですよね。
このお店の素晴らしいところは、汁ものはキッチリとビニール袋に入れて下さるところ。
これで倒しても漏れません!!
そうめんのような麺に、焼肉・紅白なます・きゅうりがのっています。
具沢山なので食べがいもありますし、麺もたっぷり入っているのでお腹いっぱいになりますね。
しかしベトナム料理は全体的に優しい味わいなので、たくさん食べてももたれる事もなく負担も少ないのが良いところ。
独特なつけだれは、酸味あり・塩気あり・甘味あり・コクありで複雑な味付け。
このつけだれに入っている肉団子が、香草がきいていて食感もむっちりで美味しい!
続いてはバインミーです。
お馴染みバインミーは、ベトナムのサンドイッチ。
食パンではなくフランスパンを使うのは、フランスの植民地だったころの名残だとか。
▼野菜バインミー(550円)
いろんな野菜が入っていますが、特になますのサッパリ感とパクチーの香りが鮮烈!
見た目は少なく見えますが、ギュウギュウに詰め込んだ具沢山で、お野菜たっぷり頂けます。
パンは表面サックサク、中はむっちりで噛みごたえあり!!
大きさもランチにちょうど良いサイズで、女性ならお腹いっぱいになるでしょう。
▼焼肉バインミー(650円)
焼肉バインミーは、上記の野菜バインミーに焼肉がプラスされています。
野菜バインミーは優しくヘルシーですが、こちらはお肉ならではのしっかりした味わい。
こちらは野菜バインミーとは違い、お肉の味がパンに染みて一味ちがうんです!!
野菜のシャキシャキサッパリと、お肉のギュムギュムガッツリが良い対比です。
◆◇◆後記◆◇◆
このお店は地元では人気店になってきたようで、いつ行っても誰かしらお客さんがいます。
しかし、万が一席に座れなくても大丈夫!!
なんと、ほぼ全てのメニューがテイクアウト可能です。
事前に電話で伝えておけば受け取りもスムーズ。
メニューをよく見れば、日本ではなかなか珍しいカエルやドリアンのメニューもあったりして気になります!!
弘明寺商店街わきの隠れた名店、「PHO VIET QUAN」さん。
お店で・ご自宅で頂く、美味しいベトナム料理。
ぜひともいかがでしょうか?
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
PHO VIET QUAN (ベトナム料理 / 弘明寺駅(横浜市営)、弘明寺駅(京急)、蒔田駅)
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.5