この日は水道橋駅あたりにやってきました。
前々からブックマークしていた人気店に、やっとやって来れました!!
そのお店は水道橋駅前冨田書店さん。って本屋さんかーい。
心配ないです、実は洒落乙な古民家風のレストランなのです。
これって、元々は本当の本屋さんだったみたいね。
店頭には昔の看板がそのままになっていて、思想・歴史・国漢文ときた。
きっと、全学連とかの全盛期の学生たちが集まるサロン的な店だったのかな。
本の虫であるみうけんは、この看板だけで1日いられそうです。
ただ、入り口はオシャレにリノベーションされていて入りやすいよ。
木のぬくもりと、レンガの色合いが見事に調和していますね d( ̄  ̄)
さて、カラランとドアを開けて店内へ。
一階には、カウンター席がズラッと!!
これはお1人様〜2人様である事が多いみうけんには嬉しい限り!!
そして、スタッフさんは若い女性多め。
ニコニコ愛嬌あって可愛いです(о´∀`о)
そして、店名を意識してか。
至る所に本が置かれています。
そうそう、このお店では本や物語に出てくるお料理を再現したり、といった取り組みもされているらしいよ。
今回は2階に是非!! との事で2階へ。
おっと、これは!!
食べログの写真で見ていた通りの光景。
これこれ、これが見たかったのよ!!
木目が活かされた落ち着いた店内には、裸電球の照明があったかい。
水を飲みつつ、BGMはビートルズである事を知る。
うーん、まさに古き良き、ですよね。
昭和生まれにはこの雰囲気は落ち着きます(´Д` )
平成や令和生まれにはオシャレで斬新でしょうねぇ。
さて、メニューは何にしませうか。
前々から気になっていたハンバーグもいいんだけどさ、推しの新メニューがスゴいんですよ!! とのことで。
◆◇◆とんでもないしょうが焼き◆◇◆(1800円)
ヨロシク!! d( ̄  ̄)
しょうが焼きってさ、要は薄い豚肉を生姜ダレに着けて、大量のタマネギと炒めたアレじゃん?
・・・と思っていたら、「塊のお肉を丸一日かけて火入れ」したらしい。
そこまで言われたら、気になっちゃうじゃん!!
スタッフさんいわく、トッピングはいかがなさいますか? ・・・と。
ふむ。
クアトロチーズソースか。
やー、しかしなー。カロリーがなー。
おねがいしまーす。
意志が弱いんじゃないんです、美味しそうなのがいけないんです(ノ∀`)
と言うことで、
◆◇◆クアトロチーズソース◆◇◆(200円)
課金完了(ノ∀`)
しばし待って運ばれてきたのは、まずはサラダ。
そう、中年は生野菜からd( ̄  ̄)
レタス・水菜・紅芯大根かな。
シャキッシャキッとして、こちらまで姿勢正しくなります。
ドレッシングもコッテリと、パンチがあって良い!!
スープも頂きましょう( 人´ ▽ ` )♬
おっ、生クリームの甘さとコクが効いた、サッパリ冷たい冷製スープ。
具材は白菜・コーンがたっぷり。
白くて四角いのは、カブのような? 大根のような?
野菜がたっぷり入っていて、とても甘くて優しいです。
食感もシャキシャキとトロトロが調和していて、ホッとします(ノ∀`)
と、来ましたーーー(゜∀゜)!!
これはスゴいよ!! これしょうが焼きじゃないな!!
「しょうが焼きってさ、要は薄い豚肉を生姜ダレに着けて、大量のタマネギと炒めたアレじゃん?」
いやいや、とんでもない(ノ∀`)
これはもうステーキのレベルすら超えている!!
こんなブ厚い生姜焼き、初めて見ました。
さっそく箸でザクッと。
おっ、ちゃんと箸で切れる!!
でも、トロットロと言うわけでもないんです。
柔らかきゃぁいいってもんでもないからね!!
柔らかく火が通されていながら、お肉の食感もしっかり。
肉を愛する人は、食感を大事にしますからね!!
箸でザクッと切って、しばし眺め、まずはそのまま。
モギュモギュ食べていると、しっかり生姜を感じるタレ。
お肉の弾力はお口に広がり、肉汁は噛むたびにあふれ・・・
こりゃたまらん!! とゴハンに向かう。
・・・むっ。
このゴハンは。
バァちゃんのゴハンだ!!
大正生まれだったバァちゃん、「炊飯器で炊いたお米は美味くない」と言っては土鍋で炊いていました。
ちょっとオコゲができて、そのオコゲが美味しくってね。
オコゲばかりを、みんなで取り合ったのを思い出す。
聞いてみたら、羽釜で炊かれてるんだってさ!!
なるほど、ウマいわけだよ!!
ごはんに感激していたら、チーズを忘れていました。
表面が冷めちゃった(ノ∀`)
このチーズは、チェダー・エメンタール・グリエール・マスカルポーネの4種類を合わせた濃厚で贅沢なソースだそうで。
グイッとつけてみると、チーズ好きにはたまらないビジュアルに!!
うーん、チーズ濃厚。
チーズのわずかな酸味、乳の香り。
そこに味つけしっかりのギュムギュム肉。
おもわずゴハンとカッこむ!!
温泉卵もついてたので、試してみました。
チーズとはまた違って、優しいコッテリになります。
卵の滋味深さと、お肉のガッツリがよく合わさってね。
またまたゴハンがすすんじゃいますねぇ(´Д` )
さらに味変として、レモンを絞ってみました。(外見は変わらない)
レモンの酸味が全体をキュキュキュッと引き締めて、サッパリと頂けます。
しかし、お肉の厚さと柔らかい食感は相変わらず。
大きなお肉をガブガブと噛み締めつつ、しかしサッパリといただけるのね!!
◆◇◆後記◆◇◆
やー、大満足です。
シアワセです。
このお店はすごいです。
何がスゴいって、マスターさんのこだわりが至る所に感じます。
もうね、入る前からワクワクしていたけれど、店内の外装、内装、接客。
そして、お料理の味、出てくるタイミング、どれも素晴らしいんです!!
この日は開店と同時に訪問しました。
一番乗りだったので内観写真をゆっくり撮ってましたが、お昼を迎えるとたくさんのお客さんが!!
客層は近くのサラリーマン、学生さんなど若めの人が多いようです。
そして女性率も高め。
単に好きで通っている人、バエを狙っている人、さまざまです。
ただ言えることは、みうけんが帰るまでの40分の間に2階が満席になってしまう程の人気店だったようです。
水道橋駅の近くと言うこともあり、使い勝手も大変よい「冨田書店」さん。
アニメや本に出てくるような夢のあるお食事がウリと言うことらしいので、次回はそれらも試してみたいと思いました。
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★