本日の映画鑑賞です。
今回は1953年(昭和28年)のアメリカ映画「宇宙戦争」(The War of the Worlds)で、H・G・ウェルズの古典的S F小説であった「宇宙戦争」をバイロン・ハスキン監督とバリー・リンドンの脚本によって映画化したものです。
これは、たしか小学生の頃に金曜ロードショーでやっていたのを父と共に見て、当時のみうけんにとってはなかなかの衝撃的というか、印象に残る映画でした。
まぁ、平たく言えば子供にも理解できる映画ということですね。
ちなみに、金曜ロードショーのオープニングは、やはりラーメン大好き小池さん(違)が夕陽の埠頭で黄昏ているシーン。
これに尽きます。
さて、映画の話に戻します。
舞台は、おそらくこの映画が作られた1950年代頃のアメリカ。
戦争も終わって平和に暮らすアメリカ市民のもとに、怪しげな隕石が次々と落ちてきます。
その隕石は実は地球侵略を狙う火星人のUFOで、彼らは最初から敵意を剥き出しにして地球人に襲いかかってきます。
UFOに最初に接近する見張り役の3人は、友好を信じてコンタクトを取ろうとしますが強烈な光線の攻撃によって影だけにされてしまうのが衝撃的です。
それに対して人類はありったけの軍事力で立ち向かうもののUFOには強力なバリアが張られており、全く歯が立たずついには核攻撃をも辞さないという人類がわ。
しかし、そんなものもまったく宇宙人にとっては無力でした。
そんなこんなで人類はあっけなく滅亡の危機を迎えます。
その一方で、この騒動に立ち会っていた科学者のクレイトン・フォレスター博士(ジーン・バリー)と、教師のシルヴィア・ヴァン・ビューレン(アン・ロビンソン)は宇宙人と遭遇!!
シルヴィアの絶叫にビビるばかりか、オノを投げつけられてキェェェェェと逃げていく宇宙人。
よわっ!www
武器くらい持ってこいよとツッコミたくなる衝動がハンパないです(笑)
また、この映画の見所は1950年代のアメリカの風景がそのまま活かされているところ。
街並み、人々のファッション、そして街を行き交う車たち。
どれもこれも、良い味出してます!!
あまり書くとネタバレになってしまうので、是非とも古典映画の一作として見ていただきたいものです。
※実は前回書いた映画レビューで、あまりネタバレしたので映画を見る楽しみがなくなるとご指摘を頂いたのは内緒ね
この映画は、1996年のアメリカ映画「インディペンディンス・ディ」などの宇宙人侵略モノとも共通するところがあり、きっと参考にされているのかも知れないなと思いました。
また、作中に出てきたこの戦略爆撃機。
こんな爆撃機があったのかと調べて見たら、YB−49という試作機だったそうです。
のちのB2爆撃機の元となる爆撃機ですが、試作品段階で終わってしまって実用化はされなかったということ。
いかに実用化されなかったとはいえ、やはり軍事機密だと思うのですが・・・
もうどうでもよかったのかな。
アメリカ映画ですから、結局はハッピーエンドな結末で終わるわけです。
その終わり方というか、人間がどうやったって勝てなかった火星人をアッサリと倒してしまったものとは。
気になる結末は、皆さん自身でお確かめ下さいね^_^
この映画はコンパクトに仕上がっており見やすくて、皆さんにもオススメしたい映画だと思います。
昔の古き良きアメリカの風景をカラー映像で楽しめる、そしていかにもアメリカらしい起承転結で観るものを楽しませてくれる、映画好き・アメリカロマン好きなあなたにはオススメの映画だなと思います。
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