みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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2012年(平成24年)アメリカ映画「バトルシップ」

 

今日の映画です。
今回鑑賞したのは、2012年(平成24年)に公開されたアメリカ映画、「バトルシップ」(原題:Battleship)です。

 

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◆◇あらすじ◇◆

2005年(平成17年)のハワイでは、異星人との交信を試みる「ビーコン・プロジェクト」のもと、オアフ島の送信施設から電波を発信する事業が開始されます。

 

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数年後の2012年、世界14ヶ国の海軍将兵が参加する「環太平洋合同演習」=リムパックのさなか、参加していたアメリカ海軍ミサイル駆逐艦「ジョン・ポール・ジョーンズ」の乗員であるアレックス・ホッパー大尉(テイラー・キッチュ)。

 

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彼は恋人でありシェーン提督(リーアム・ニーソン)の娘でもあるサマンサ(ブルックリン・デッカー)との結婚を考えていましたが、海上自衛隊のナガタ一等海佐(浅野忠信)と喧嘩騒動を起こし、さらにタイミングよく宇宙より5つの物体がハワイに向けて飛来、うち1つは人工衛星と衝突して四散して墜落し、世界に甚大な被害を及ぼすことによって結婚どころの騒ぎではなくなってしまいます。

 

宇宙からやってきた、残りの4つはハワイ近海に着水してバリアを張り、リムパック参加中であったミサイル駆逐艦「サンプソン」、ナガタが艦長を務めるこんごう型護衛艦「みょうこう」、アレックスが乗艦する「ジョン・ポール・ジョーンズ」の3隻を閉じ込めてしまいます。

 

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この宇宙人の目的は明確なる地球への侵略で、ハワイの送信施設を占拠し、人工衛星を利用して仲間との通信を試み、地球に呼び寄せて総攻撃をかける事でした。

果たして、この宇宙人の侵略計画を阻止できるか。

世界の運命はこの3隻の軍艦にゆだねられたのです────。

 

 


◆◇感想◇◆

この映画はですね。

一言でいうと、「典型的なアメリカン映画」に尽きると思います。

 

アメリカが舞台で、宇宙人が侵略してきて、サエなかった男が一念発起、ドカーンと一発かまして英雄になる! 地球を救ってめでたしめでたし。

こういう展開、「インディペンデンス・ディ」を彷彿とさせます。

 

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「インディペンデンス・ディ」では、飲んだくれでサエない中年男がベトナム戦争と農薬散布の経験を活かして最新鋭のジェット戦闘機を乗りこなして一念発起、宇宙人をやっつけちゃうトンデモ話でした。

 

いっぽう、この「バトルシップ」はサエない男が海軍に入って駆逐艦に乗ったけど、艦を宇宙人に沈められて一念発起、なんと第二次世界大戦時に活躍した記念艦に乗り込んで宇宙人をやっつけちゃうトンデモトンデモトンデモ話です。

 

当然、映画界では酷評の嵐で、ウィキペディアでは

第33回のゴールデンラズベリー賞においては最低作品賞、最低監督賞、最低脚本賞、最低助演男優賞(リーアム・ニーソン)、最低助演女優賞(リアーナ、ブルックリン・デッカー)、最低スクリーンアンサンブル賞の6部門にノミネートされ、その中で最低助演女優賞(リアーナ)を受賞した。

と、まぁ、さんざんな言われようです。

 

でもねぇ、この映画はこれでいいんですよ。

荒唐無稽な展開なのがまたいいんです。映画なんですから。

 

ただ、みうけんも実際に「こんな昔の記念艦がすぐに動かせて戦えるのかな」なんて思いましたが、この映画の中に出てきた記念艦ミズーリが海の上を航行するシーンは、CGではなく本物の航行映像なんだそうです。

 

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ミズーリは時折整備されており、ドックで整備をする際には実際に航行して移動するばかりか、砲塔なども動かせるように維持してあるのだそうです。

 

そういえば、アメリカでは第二次世界大戦中の軍用飛行機なども時どき航空ショーで飛んで話題になったりしますよね。

 

また、この映画では、実際にミズーリに勤務していた海軍老兵たちがミズーリを操って宇宙人に砲撃を浴びせます。

 

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ミズーリは第二次世界大戦中の戦艦じゃないの? まだ老兵たちは生きてるの? なんて思いましたが、この点に関してもミズーリは1991年の湾岸戦争にまで活躍したそうですから、あながち当時の乗組員たちが生きていても不思議ではありません。

 

ただ、あくまでも劇中の冒頭では「第二次世界大戦の勇士」として紹介されていますが・・・

 

記念艦といえば、横須賀でコンクリートに固められた「戦艦三笠」を思い浮かべる身としては、ただ驚くばかりです。

 

これは、自国の名鑑を勝利に導いた輝やかしい栄光と見るか、苦々しい戦争を思い起こさせるものとみるか、といった戦勝国と敗戦国の違いもあるのでしょう。

 

また、途中から両足が義足のミック・キャナルズ(グレゴリー・D・ガトソン)という兵隊さんが出ます。

 

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あの足はすごいCGだなぁと思っていたら、彼はイラク戦争で本当に足を失った陸軍の大佐だそうで、さすがに軍人らしい身のこなしに素晴らしい配役だなぁと思いました。

 

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もうね。

誰がなんと言おうと、こういったアメリカンアクション映画は「実録」「ノンフィクション」をうたわない限りは、こんなトンデモ展開でいいと思うんですよ。

これを批判していたら、世の中のほとんどの映画やアニメは公開できなくなっちゃいますよ。

 

そして、グッと来たのは海軍提督を演じるシェーン提督。

このシェーン提督はリーアム・ニーソンが演じているんです。

 

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これが、最近見た「シンドラーのリスト」ではユダヤ人を救った実業家のナチス党員、オスカー・シンドラーを演じた人です。

またお会いできるとは光栄ですよ!!

 

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個人的に、この映画は退屈しないし起承転結はハッキリしているし、結構楽しめて娯楽映画としては良い出来だと思います。

 

実際、日本では大ブームとなったのもうなずけます。

この映画はジムで有酸素運動をしながらマシン上で鑑賞しましたが、終始タイクツすることもなく、素直に楽しめた映画でした。

 

 

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