さって、今日の映画鑑賞です。
今日見るのは、1999年(平成10年)公開のアメリカ映画、「ワイルド・ワイルド・ウエスト」(原題:Wild Wild West)です。
映画CM「ワイルド・ワイルド・ウエスト」日本版予告編&テレビスポット Wild Wild West 1999 japanese trailer & TV Spot trailer
これは、いつだったか予告編を見て大変気になっていた映画。
ウィル・スミスが好きなんですもの。
この映画はワーナーブラザーズが提供し、主演俳優にウィル・スミスやケヴィン・クラインといったビッグ2を起用し、特殊メイクや当時最高のCGを駆使したコメデェ西部劇というか、おばか西部劇というか。
毎年のアメリカ映画から最低な駄作を選ぶゴールデンラズベリー賞において、「最低作品賞」をはじめとする数々の栄冠(?)に輝いた映画です。
日本で言うと、ちょうど明治時代が始まった頃の話です。
南北戦争で大虐殺を行なった戦犯、そして自らも下半身を失った天才発明家にして、南軍のマグラス将軍。
そして、そのマグラス将軍を追い続ける陸軍のジェームズ・ウエスト大尉と、天才発明家でありながら連邦保安官のアーティマス・ゴードン。
2人はグラント大統領から呼び出され、マグラス将軍から「即時降伏してアメリカ合衆国を明け渡せ」という脅迫状が届いたことを知らされ、反目しながらもコンビを組んでマグラスとその部下たちを逮捕するように命じられるのです。
後の詳しい展開は本編を見ていただくとして・・・と言いたい所ですが、さっすが最低作品賞に輝いた映画。
見ていてつまらなすぎて辛い。
あくまでもみうけん個人的な感想なんですが、話の起承転結がどうもハッキリしないのと、オープニング→ちょっと盛り上げ→ダルダル→だんだん盛り上げ→クライマーックス!!みたいな波をあまり感じないのですね。
淡々と話が進んでいくから、前半の1時間は本当に辛い。
後半に入って、ようやくマグラス将軍が本領を発揮して巨大なクモ型ロボット(ネコ型ロボットじゃないよ)なども出てきて、アクション性もありハラハラする展開になってきます。
ウィルスミスが紐に引っ張られて列車の下を行ったり来たりするシーンや、皮袋に水を入れてオッパイの偽物を真剣に作るシーン、所々に挟まれた黒人イジリ(とここでは書きますが辛辣な差別発言でもある)と、それを軽快に交わす白人批判。
白人に対する差別用語で「赤ら顔」ってのがあるの、初めて知りましたが、そういう危うい要素をバンバン入れているのも大胆なところかと思います。
また、途中でウィルスミスが女装をしてマグラス将軍の気を引く場面があるのですが、この女装が実に秀逸で、意外性に富んだシーン。
ベドウィンの衣装を身につけ、妖艶に踊るそのさまは、軍人やボクサーなど男らしい役型が多いウィルスミスの貴重な1シーンであり、是非とも一見の価値があると思います。
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