今夜の映画鑑賞です。
2016年(平成28年) 「キング・オブ・エジプト」(Gods of Egypt)です。
人間と神々が共存していた(という設定の)古代エジプトで、王座を巡って神々が互いに争う日々。
その渦中で、恋人を失った若き盗賊が敗者ホルス神とともに反目しながらも協力しあって敗者復活戦を遂げるという、まぁアメリカと言えばアメリカらしい何とも素っ頓狂なお話しです。
邦題は「キング・オブ・エジプト」(エジプトの王)ですが、原題は「Gods of Egypt」(エジプトの神)となっています。
時代は、古代エジプト。
神と人間が共存する(あくまでも設定ね)平和なエジプトで、生命の神とあがめられたオシリス神王の統治のために大いに栄えていた国と民たち。
しかし、オシリス神が、自らの次男である暴君セト神に殺されることにより、人々はみな奴隷とされ、苦しみと絶望の中に叩き落されました。
もともと王座を継ぐはずだったホルス神は両目を奪われて失意の底にありましたが、また時を同じくして恋人を殺され失意の中にあったコソ泥青年、ベックと出会います。
そこで手を組んで、セト神を倒し再びエジプトの王座につくべく、神と人とが手をとって長い旅に出るというお話です。
なんだかね、この映画の秀逸なところ。
ストーリーでも演出でも脚本でもなく、ね。
女性がみんな色っぽいのよね。(*´д`*)ハァハァ
たとえば、 ザヤ役の コートニー・イートン(この時20歳)。
これは反論を許さないぞ!!
ハトホル神役のエロディ・ユン(この時35歳)。
大人の女性のエロチック(*´д`*)ハァハァ
変わり種としては、軍神アスタルテ神役のヤヤ・デュン(年齢不詳)。
黒人さん独特の色気ってのは以前にもチラリと語ったとおりですが、こんな軍神に攻められたら即、陥落です(∀`*)ゞイヤァ
「かわいい娘、しゃしゃり出てくるな。」
アンタも可愛いよ♬
実は、この軍神アスタルテ神はセト神の部下で、ホルス神を殺すために大蛇に乗ってやってきます。
しかし、この大蛇がハトホル神の催眠術というか、心を操る術にかかって「とても寒いだろう。自分で自分を暖めろ」とか言われて、自分で自分に火を吐いて軍神アスタルテ神ごと焼け死んでしまうという無慈悲な鉄槌よ。
まぁ、そんなこんなでホルス神は太陽神であり祖父のラー神、智慧の神トト神などに助けを請いながら、最後の決戦で・・・・
以降は本編で ( ^,_ゝ^)ニコッ
しかし、観ているうちに違和感をぬぐえなかったのが、神様がみんな人間の姿から神様の姿に変身する時に、例外なく金属質な体であること。
ホルス神なんて、なにこれ。
メカギドラかよ!!
みうけんは昔から古代エジプトが大好きで、昔はNHKスペシャルの「エジプト特集」とかをビデオに録画して、サルのように何度も巻き戻して観たものです。
ですからエジプトの神様についても少しは姿形を知っているわけですが、みうけんの知る古代エジプトの神々で、唯一原型を留めているのはアヌビス神くらいかな。
あとはみんな機械化人間ならぬ機械化神です(爆
このワンカットなんて、もはや古代エジプトの話ではなくて木曜午後とかにやってる戦隊もののワンシーンみたいだからね!!
まぁ、いろいろと突っ込みどころはあるけれど、それなりに起承転結と勧善懲悪がハッキリしていて、これぞアメリカ映画って感じで面白い映画だと思います。
ただ、世間の評価としては映画批評家によるレビューのなかで、高く評価しているのは15%にとどまり、平均して10点満点中3.4点という散々な結果に。
しかも第37回ゴールデンラズベリー賞では最低作品賞、最低監督賞、最低脚本賞、最低主演男優賞、最低スクリーンコンボ賞の5部門でノミネートされ、受賞はなかったもののなかなかの低い評価だそうです。
この映画をどう評価するか。
みうけんは嫌いじゃないんですけどね。
皆様も、ぜひ一度ご覧になってみてください。
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