寒川町にある沖縄料理の銘店。
このお店は以前から好きで良く通っていましたが、最近はずいぶんとご無沙汰でした。
こんなコロナ禍なんかにも負けず、今日も元気に営業してくださっていましたよ。
本当にありがたい!!
店内は気取らない木造建築。
木の床に沖縄の紅型みたいなガラの座布団(超欲しい)、低い座卓があって、気兼ねなくハダシでアグラかいてくつろげます。
店員さんもニコやかだし、ビーサンが決まってるぜ!!
そう、夏だけは革靴じゃあいけません。やっぱ夏はビーサンだぜ!!
みうけんは夏はビーサンと短パンで通勤だよ!!
もうスーツなんて着れないよ!! な人間ですから、こんな沖縄の古民家に遊びに来たかのような気軽さもまた、このお店の大いなる魅力に感じるのです。
まずは沖縄への入り口から。
「オリオンビール中ビン」(500円)です。
これはコスパいいな!!
ちっちゃいグラスビールに680円とる渋谷のあの店に、この空きビンを投げつけたい気分です。
もちろんキンキンに冷えていて、クイクイいけちゃいます。
生でもいいんですが、みうけんは瓶ビールが好き。
混ぜ物されることないし、いつだって開けたてですからね!!
瓶だって中身は非加熱(生ビール)ですからね!!
まずは、うちの子が大好きな「海ぶどう」(520円)。
これは、海藻の一種ですが。
プチプチした食感が小気味よくて、なかなか味わい深いものがありますよね。
シークワーサーの輪切りがついてきますので、それをポン酢に絞っていただきます。
爽やかだなぁ!!
沖縄の隠れた名物「カーリーフライ」(380円)。
くるくるにカールしたフライドポテトです。
専用のカッターでカール型に切り取る方法と、マッシュしたポテトをカール型に絞って揚げる方法とあるみたいです。
こちらはどちらかな?
どちらにしても、サクサクホクホクなフライドポテトで、味付けも濃い目でお酒が進みますね!!
「テビチの煮つけ」(500円)。
おぉ、わが愛しの女神テビチィ。
いわゆる豚足の煮つけなんですが、自分で作るとここまでプルプルにはならないんです。何が違うんでしょう、本当に。
これはコスパも良く、納得の逸品。
プルプルしたコラーゲンでビールを流し込めば、これであなたも痛風予備軍になれるぞ!!
こんなもの・・・ もう一皿あってもいいな!!
ああっ、足が( ̄Д ̄;)!!
「チキンバラバラ」(480円)は、鶏肉のモモ、ムネ、手羽元を唐揚げにしたもの。
だからバラバラなのね。
みうけんは美味しいと思うんだけどね。
ムネ肉の食感のせいか、普段は唐揚げをガツガツいく子らには、ちょっと不人気でした。
野菜も食べたいねという事で、「へちまの味噌炒め」(650円)をチョイス。
ナーベーラーチャンプルってやつですかね。
へちまはタワシになりますが、昔はそれで鍋を洗ったからナーベーラーっていうんだそうです。
このへちまは未熟果を使いますから、もちろんタワシではありません。
トロトロに火が通っていて、とろけるとろける!!
みうけんは夕顔や冬瓜など、熱したウリが好きなのでこれもついつい箸が伸びてしまいます。
「ソーキそば」(580円)は、もう何の説明もいらないでしょう。
ダシがしっかりと効いていて、なんで沖縄そばってこんなに美味しいんだろうと思わせてくれます。
ソーキも軟骨ソーキかな。
本ソーキかな。
ほとんど子に食われたので断言できないのですが、見た目からしてきっと軟骨ソーキでしょう。
トロトロに煮込まれていて美味しい!! と大絶賛でした。
「鶏そば」(550円)は、鶏白湯スープを使った沖縄そば。
関東ではなかなかお目にかかれないですが、こういうのもアリです。
みうけんが作るのはこちらの鶏ガラの方が多いのかな。
こちらは鶏肉のこってりした旨味が効いていて、実に食べやすいです。
これはラーメンに近い食味ですねぇ。
やはり、この「具志堅の家」は何を食べてもリーズナブルで美味しい。
店員さんも優しいし、雰囲気もよいし、ついつい食べ過ぎてしまってお会計が上がってしまいますが、それだけの価値は充分にあるお店だと思います。
寒川はなかなか行く機会がないですが、またチャンスがあれば通わせていただきたいと思います!!
御造作!!!
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