みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

愛車はヤマハのシグナスX。 原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。
風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。
※いままではカタい文章の書き方でしたが、徐々に改めていきます。

三浦半島に残る日本の原風景 上山口の棚田(葉山町)

三浦半島葉山町といえば、青々とした海にヨットがひしめき合うマリーナと、三浦半島の中でも際立って美しい砂浜の海岸を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。

 

葉山には御用邸があり、ときおり皇族の方々が滞在されるほど風光明媚なところですが、海沿いばかりではなく山がわのほうにも美しい風景が多く残されていることは、意外と知られていません。

 

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葉山町は、その町域のほとんどは丘陵地です。

ここ上山口の里には昔ながらの美しい棚田が残されて、今年も瑞々しい稲が優し気な風に揺れ、セミの鳴き声も風景に溶け込んでいて、まるでトトロが飛んだ昭和中ごろの時代に戻ったかのような錯覚を受けます。

 

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この「上山口の棚田」は、「にほんの里100選」にも選ばれました。

この、丘陵の斜面に不規則な形の田んぼが段々に配置された姿は現代では非常に珍しいもので、近場では横浜市久良岐公園に保存されているものを見て以来です。

 

久良岐公園のものは石積みがきれいに築かれ、規模もだいぶ小さくなってしまっていますが、ここ上山口の棚田は昔の光景がそのまま残されているということです。

 

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美しい棚田と、遠くにのぞむはるかなる丘陵。

その合間に張り付くようにしてある上山口地区の集落といった姿は、これぞ日本の里山の原風景といった趣で、丘を渡る風に吹かれながら眺めていると、日常の喧噪から離れて時の経つのを忘れてしまいます。

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この上山口の棚田は、みうけんが愛する三浦半島の光景の中でも特に特別感のある風景です。棚田は高いところから見下ろすのもよし、低いところから見上げるのもまた乙なものです。

 

現在は棚田脇の歩道は立ち入り禁止となっていますが、公道からも充分に美しい光景を眺めることができます。

 

皆さんも、この上山口の棚田を一度訪れてみて、美しい日本の姿を再発見されてみてはいかがでしょうか。