鶴見区の仲通界隈は、港湾や京浜工業地帯で働く労働者達が多く住む場所として、ブラジルなど南米系の住民と沖縄系の住民の集住する地域となっており、山本ありさんの「まんぷく横浜」にも登場してきた、国際色豊かな街です。
その中でも、ここユリショップは知る人ぞ知る、この界隈では有名なブラジル食材店&ブラジリアンレストランなのです。
店内に入ってすぐ、所狭しと並べられたブラジルの食材たち。
そのどれもが珍しくて、横浜では中華食材やアジア食材に慣れ親しんだつもりだったみうけんですが、まだ南米の食文化については未知な部分も多いので、こうしてどうやって食べるのかすらわからない食材が並んでいるのを見ると、改めて世界は広いんだなぁと痛感してみたりね。
まだまだ修行が足りないんだなぁと思います。
店内は化粧品やコスメなども揃い、店の奥にはブラジル国旗をあしらったグッズもいろいろ売られています。
これはブラジルが好きな方は要チェックでしょう!!
また国際電話カードなどもあるので、そういった買い物をする人も多いみたいですね。
お店の奥に入っていくと、なんとレストランになっています。
テーブルクロスはなんとブラジル国旗ですよ。
日本でもこれくらいの国旗愛があってもいいと思うんですよね。
自国を愛すると白い目で見られる、そういうおかしな国ですから。
それにしても、こういった店でイートインができるってのは素晴らしい!!
コロナ禍のせいか食べている客はいませんでしたが、持ち帰りやウーバーイーツでの需要はなかなか高いようです。
この日も何人かのウーバーさんが料理を受け取りに来ていました。
支払いにPayPayが使えるのもいいですね!!
厨房に料理を注文し、待つ間に食品を物色。
まぁいろいろあるけれど、その中でも「与喜のポンデケージョミックス」(610円)を購入。
牛乳と水があれば、こねて丸めて焼くだけなのでお手軽です。
会計はいっしょでね!!
お待たせしました~~と受け取って会計を済ませ、さっそく原付で自宅へ持ち帰り。
こちらは「ビッフィ・ア・パルメジャーナ」(1000円)です。
ビーフカツレツ(とろけるチーズとトマトソースがけ)・フェイジョン・ライス・ポテトフライという構成。
このチーズ&トマトソースがガッツリかかった衣、これヤバいよ!!
ぜったい太るわ!!
肉は柔らかくて、食べ応えがあって実にボリューミーです。
ライスも牛ダシかな? 何か味がつけてあって深みのあるおいしさでした。
もう一つは「ピッカーニャ・ア・カバロ」(1000円)。
ピッカーニャ・目玉焼き・フェイジョン・ライス・ポテトフライという構成。
ピッカーニャというのはイチボステーキの事ですよね。
味付けはシンプルに塩と、わずかなスパイスがかかってるかも知れません。
この肉が柔らかくてジューシーで、実にうまいんです。
個人的には「ビッフィ・ア・パルメジャーナ」よか、こちらのほうが好みかな。
フェイジョンはあっさりとした甘さで、僅かに塩辛さもあっておいしいです。
豆の優しい甘みが、心にしみるねぇ。
日本人にはデザートのような感覚ですね。
ブラジル人の一日はフェイジョンに始まり、フェイジョンに終わるのだそう。
これは何だろう?
一緒に入っていました。特に説明もなく。
紙袋に2つ。
揚げたての揚げパンのようなものらしいです。
パカッと割ると、中にはジューシーな肉汁あふれるひき肉がぎっしり!!
うん、これはうまいな!!
揚げパンの中に具が入っていて、ピロシキのような感じです。
これは個人的に冷凍があれば買って帰りたかったな!!
やはり、ユリショップは手軽に、本格的にブラジルの味を試せるのでお気に入りです。
みうけん家からはちょっと離れていますが、原付を飛ばして鶴見区までやってくる価値は充分にあるなぁと感慨にふけりながら、フライドポテトをかじったのでした。
御造作!!
備忘録としてメニュー写真を挙げておきます。
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