美味しいお肉、お腹いっぱい食べたくないですか?
焼肉食べ放題!? いえいえ、違います! いえいえ、違いない。どっち?
そんな答えを求めてやって来たのが、横浜駅東口・ベイクォーターの3階にある、ここ「リオ・グランデ・グリル」さんです。

リオとは大西洋に面したブラジルの中でも、海に近い風光明媚な都市・リオデジャネイロの事を言いますよね。
ブラジルの中でも観光地として名高く旅行者が大変多い街で、不動産価格の高さもブラジル国内で指折りの人気の街です。
横浜駅や上大岡に同じような名前のカレー屋さんもありますが、今回いただくのはオシャレな席で座ったままいただくブラジル式の焼肉食べ放題なのです。

さて、今回いただくのは「シュラスコ」というブラジル式の食べ放題。
ギャルソンとかシュラスケイロと呼ばれるスタッフさんが、串に刺した肉の塊を常に持ち歩き、テーブルを回っては好きな量だけ切り分けてくださいます。
もちろんいくら食べても良い「食べ放題」で、この日は朝からお腹を空かせて挑みました!

ちなみにサラダやデザート、ソフトドリンクはビュッフェ形式で、自分で好きなだけ取りに行くパターンです。
妻ちゃんはお皿に山盛りサラダを盛り上げていて、まぁよく食べるなぁと感心しきり。
隣の席には大盛りご飯に大量のフェイジョアーダをかけて、それだけで終わってしまうのではないかと心配になってしまう食べ方の人も。

サラダは実にさまざまで、本当は全種類食べたいくらい。
こういう時のために、家族で行くといいですよね。皆で色々とって、好きなものをシェアできます。
しかし、サラダでお腹いっぱいにするわけにもいかず、とりあえずキャロットラペやタマネギはガッツリと頂きました。

デザートコーナーはトロトロプルプルな物が多いのかな。
ケーキなどはあまりなくて、ゼリーやアホイスドウシというライスとココナッツミルクのデザートなるものがありました。

ソフトドリンクバーはオレンジジュースかグァバジュース、アサイー、マテ茶などのナチュラルなものが中心。
コーラやジンジャーエールのような炭酸系はないのですが、個人的にはこれは嬉しいラインナップです。

いつもはサラダをたっぷり食べるのですが、今回はお肉を食べに来たということで!
せめてお肉は全種類制覇しておきたいので、サラダはちょいちょいと取るに済ませました。

さて、個人的に好きなのはフェイジョアーダ。
ブラジル人であれば知らぬものはいないというくらい有名な豆のスープで、こちらのものは豆がドッサリ入っていて濃厚な塩味のお汁粉のようです。

フェイジョアーダは、むかし黒人奴隷が捨てられている内臓を拾ってきて豆で煮込んで食べたのが始まりだとか。
こちらのフェイジョアーダはギュムギュムな食感の大きなお肉がゴロゴロ入った豪華版。

◆ウィークディランチ(4290円)
大人は4290円・小学生1950円・4才〜未就学875円・4才未満無料。
常時10種類のシュラスコ食べ放題・約30種類のサラダバー(サラダ・煮込み料理・揚げ物・パン・ライス)、さらにソフトドリンクバーもついてこのお値段です。
シュラスコもこれだけ種類があれば充分で、充実の内容ですよね。

さっそくスタッフさんが串に刺したお肉を豪快に持ってきてくださいました!
好きなものを、好きなだけ取り分けてもらえるのがシュラスコの醍醐味。

◆コシャ シ フランゴ(鶏もも肉)
3口大くらいの大きなカタマリでやってくるので、2人で1つでも良いかもしれません。
味付けは岩塩や胡椒くらいなシンプルなものですが、むっちむちジュワジュワなお肉にガブッと行くと肉汁が溢れて実にジューシー!
◆フラウジーニャ(ハラミ)
焼肉屋さんではホルモンの扱いですが、正肉に負けずとも劣らない美味しさの部位。
噛めば噛むほど旨味が炸裂する美味しさはさすがで、実に軟らかくて素晴らしい美味しさですねぇ。

続いてはまな板の上でザックザックと切り分けられるお肉たちです。
大きなお肉の塊はコンガリと焼かれて中はジューシーで、この光景だけでご飯が3杯いけそうなほど。

◆ピッカーニャ(イチボ)
ステーキの中でも好きな部位で、赤身ならではのしっかりした美味しさを味わえます。
噛むごとにギュムギュムと広がる美味しさはイチボならでは。
◆ロンボ ジ ポルコ(豚肩ロース)
ブラジルでは豚もよく食べますが、豚肉ならではの美味しさをガッツリと堪能できる、美味しさあふれる部位。
この豚肉には適度な塩気が最もよく似合うし、脂の甘さと美味しさは牛肉とはまた違った魅力があります。

シュラスコといったら、やっぱりこれ! と言っても過言ではない、大きなお肉の塊。
大きなお肉は表面はコンガリ焼けているのに、中はジンワリとピンク色で良い焼き加減!

◆アウカトラ(ランプ)
このラインナップの中ではイチボに並んで好きな部位で、とにかく旨味がしっかりしています。
牛のモモの部位で完全な赤身。旨味をギュッと閉じ込めているのに比較的ヘルシーで素晴らしいの!
◆ビフ ノ アーリオ(ガーリックステーキ)
コロッと真四角に切られた牛肉に、たっぷりとニンニクのみじん切りが合わせてあります。
火を通したニンニクの美味しさは、他の調味料では真似ができないほどお肉との相性が良くて、これは明日の都合を忘れてガツガツ食べたくなってしまうごちそう!

大きなお肉は、ただ切ってもらうだけだとボタボタとテーブルに落ちてしまうので、トングでお出迎えしなくてはならないほどの充実感。
嗚呼、これぞシュラスコの悦び。もうお腹いっぱいなのに、ついつい切ってもらってしまいますよね。

◆ピッカーニャ(イチボ)
先ほども食べたイチボが美味しすぎて、お代わりしまくりです。
見てください、このしっとり赤身肉からあふれる肉汁を。むしろ、このイチボだけを一生食べ続けていきたいレベルですよね。
◆コラソン(鶏のハツ)
鶏のハツは、ブラジルのシュラスコでも有名で人気の部位。
シャグシャグと弾ける歯応えも素晴らしく、鶏さんの生命を支えてきた力強い食感と味わいは唯一無二!

シュラスコでは卓上に丸いプレートを置きますが、表が緑、裏が赤になっています。
このプレートが緑のうちはエンドレスにお肉を持ってきていただけるので、心ゆくまで楽しむ事ができますねぇ。

◆コステラ(バラ)
牛さんのバラ肉で、みなぎる脂身の甘さと柔らかさが特徴です。
しかし、年齢的にたくさんは食べられないので、この部位は1回だけ。
◆ロンボ ジ ポルコ(豚肩ロース)
何度食べても美味しい、豚の肩ロース。
トンカツやチャーシューなど日本でも馴染みがある部位ですから、お子様でも安心していただく事ができますねぇ。

この日はシュラスコのメニューは全て制覇! もちろん写真も全種類撮った・・・と思いきや、「リングイッサ」(豚生ソーセージ)と「カマラオ」(海老)を撮り忘れていまして、それぞれの感想は文章で。
◆リングイッサ(豚生ソーセージ)
自宅でバーベキューをする際に、ブラジル食材店で購入して必ず焼いている大好きな部位。
プリッとかぶりつくと、ジュバァッとあふれる肉汁の美味しさは天下一品で、子供は一番のお気に入りと言っていました。
◆カマラオ(海老)
有頭の海老の塩焼きで、これが美味しくないわけがありません。
普通の人は尻尾の部分だけ食べると思いますが、みうけんは頭までバリバリ噛み締めて頂きます。
プリプリで甘味のある尻尾、ザクザクの中に海老味噌の旨味が炸裂する頭、どちらも秀逸!
◆アバカシ(パイナップル)
パイナップルは何気に定番の食材で、甘酸っぱいパイナップルの美味しさがお肉のギトギトを中和してくれます。
これはお腹いっぱいになり始めたころから食べてほしい、個人的におすすめの逸品です。

◆◇◆後記◆◇◆
お肉の食べ放題といったら、大体の方は焼肉食べ放題を思い浮かべますよね。
このシュラスコも広義での「焼肉食べ放題」ですが、いつものファミリーな焼肉屋さんに行くならば、ぜひとも選択肢に入れて頂きたいのがこちら「リオ・グランデ・グリル」さん。

一定の金額で、たくさんの種類のお肉はもちろん、サラダや煮込み料理、ライスやソフトドリンクが食べ放題・飲み放題。
お店の雰囲気も素晴らしく、家族でのイベント時にも仲間うちでワイワイやりたい時にもおすすめのお店です。
美味しいお肉を、オシャレな空間でお腹いっぱいいただける「リオ・グランデ・グリル」さん。
ご利用される際は、ぜひともお腹をすかせて挑んでみてください!
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※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
RIO GRANDE GRILL 横浜ベイクォーター (シュラスコ / 横浜駅、新高島駅、神奈川駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
