港南中央駅の近く、鎌倉街道からちょっと入ったところにあるラーメン屋さん。
店内はカウンター6卓、4人がけテーブル2卓という構成です。入店して食券を買うと、寡黙でコワモテな店主が迎えてくださいますが、寡黙なだけでおっかなくはありませんから。
入ってすぐの食券器で購入したのは、「龍二郎」(800円)です。
脂の量やニンニクの量を指定する紙を渡されるので、「野菜マシマシ」(100円)にしましょう。脂はあり、ニンニクはマシで!
うーん、なかなかの盛りっぷり。
味のジャンクさは、二郎インスパイアとしてはパンチは弱いが、じっくりと煮出された動物の旨味が美味しいです。
スープにニンニクが混ざり合うと良い感じで、少しだけ二郎に近づきます。
また、野菜はもやしのみです。
しかしシャキシャキな茹で加減が実に良い。そのままでは、味がないのでラーメンだれは必須ですね。
上に大量の背脂が乗りますが、それがトロッとしたイ〜イ感じなのです。
麺は極太で、かなりゴワゴワ。
茹で加減は・・・これでちょうど良いのかな?太いので固さを感じますね。
スープとの相性は良いと思います。柔らかめが好きな方には注意ですね。
豚は真ん丸で、網目のように糸の跡がつき、まるでハムのよう。
食感は固め、下味はなんとなく二郎の「ブタ」ではあるが食べた感じもハムに近い。
これは二郎のトロトロプニプニの「ブタ」を期待していったらガッカリするかも知れませんね。これはこれでオリジナル性に富んでいるとは思いますし、何よりも「今、肉食ってるぞ」感が半端ないです。
このラーメンは、正直二郎インスパイアを名乗るにはかなり無理があると思います。
ただ、必ずしも評価が低いわけではなく、むしろ二郎を参考にしたオリジナルと言うべきでしょう。
このお店は店主が威厳があるので、ちょっととっつきにくい雰囲気もありますし、そこが批判されている面もありますが、個人的にはまあまあ好きなのでまた気が向いたら利用させていただきたいと思います。
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