みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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港北区新横浜の「新横浜 鉄板焼き牛鳴」でソレイユコース+飲み放題

 

みうけんは妙蓮寺で生まれ、幼少期に引っ越して新羽で育ちましたが、新横浜という街は当時はここまで発展していなかったと思います。

 

今ではシンボルともなった新横浜プリンスホテル(我が家では茶筒と呼んでいた)が出来るのを遠目に眺めていた平成の初め頃が懐かしく、久々に新横浜の地を踏みましてございます。

 

そう、目指すは地下鉄10番出口からすぐのビル。地下1階にある「新横浜 鉄板焼き牛鳴」さん。

 

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このお店は鶴屋町にも1号店をかまえ、2025年4月28日にめでたく新横浜店をオープンされた、との事。

 

こだわりのA5ランク黒毛和牛はもちろんのこと、特に「牛鳴」さんは海鮮系にもこだわりがあるので、お肉ばっかりがツラくなってきた中年にもありがたいお店なのですよね。

 

と、いうわけでさっそくドスドスと入店です。

 

店内はカウンター席とテーブル席が見えて、完全個室もあるそうです。カウンター席にはすでに何組かのお客さん。


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こちらの「新横浜 鉄板焼き 牛鳴」さんは8800円からコースがあり、どれも最高級黒毛和牛のステーキや大きなアワビさんが堪能できるんです。

 

その中でも、せっかくなので今回は特にプレミアムなコースを。

 

◆ソレイユコース+飲み放題つき(全10品:16200円)

 

お願いしまーす!


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◆ドリンク

 

最初の1杯目、妻ちゃんはスパークリング。フランス産の「ベルトゥーレ・ブリュット」

 

みうけんはノンアルコールワインの「ヴィンテンス・シャルドネ」にしましたが、食前酒らしい白ブドウのクリアな飲み口にテンションも上がります!


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◆A5ランクの黒毛和牛の炙り寿司

 

のっけから出てきたトロトロツヤツヤさん、あんたは素晴らしい!

 

トロッと炙った黒毛和牛の上には、シソの花穂と塩昆布を和えたものが乗っており、香りもさわやか。


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さっそく本ワサビをつけていただくと、お口の中の体温だけでトロットロになって、でも旨味もしっかり。

 

適度な握り加減の舎利との相性もすごく良くて、一口目から予想を覆す「ごちそう」です。

 

しっかりと脂の甘みを感じますが、上に乗ったシソと昆布の爽やかさが効いているのでサッパリと頂けます。


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◆和牛のローストビーフ

 

数種類のハーブでマリネした黒毛和牛を、低音で1時間かけて仕上げた逸品に泡醤油を添えて。

 

見た目だけでも美味しいことが分かりますが、プルップルの泡醤油というのがまた気が効いています!


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うーん、これぞまさにローストビーフの美味しい食べ方ってぇもんです。

 

上品なのに、噛むごとに溢れる旨味がものすごくて丁寧に作ってあるのがわかります。

 

お肉の質ももちろんですが、手間暇をかけたからこその美味しさ。さきほどのトロトロなお鮨とは違って、しっかりと肉の質感を感じられる食感なのも良いですよね。

 

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◆季節のスペシャリテ

 

サーモンのルイベとグレープフルーツ・アスパラガスのサラダ仕立て。

 

ルイベは北海道の郷土料理で、凍ったままのサケやマスの刺身を薄切りにしていただくものですが、こちらのルイベは少々違います。

 

なんでも、反解凍の状態から皮目のみに火入れをしてカリッカリに仕上げているんだとか!


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さっそくナイフで切ってみると、なるほど皮はパリッパリで香ばしく焼き上げられていますねぇ。

 

身は少し凍っており、トロシャキな食感とカリカリな皮目との相性が凄く良く、さらに上に乗ったイクラがキラキラ輝いて見た目にも味わいにも良きアクセントです。


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アスパラもトロッと軟らかくて甘くて、これは実に美味しい!

 

下に敷かれているツブツブは黒ニンニクとバゲットの皮を合わせたもので、そこまでニンニクが主張しないので主役の良さを邪魔していないのが良いですよね。

 

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◆和牛ハンバーガー

 

続いて頂くのはA5ランクの黒毛和牛を100%使用したハンバーガー。

 

自家製のデミグラスソースで煮込み、間にはチェダーチーズを、上にはイタリア産パルミジャーノ・レッジャーノをあしらった逸品で、これはチーズ好き&肉好きにはたまらない逸品です。


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早速いただいてみると、程よく焼いたパンがサックリフワリとしておりチーズとも相性はバツグン!

 

お肉もむっちりと軟らかく噛めば噛むほど旨味があふれて、すべてにおいて最高の食感が楽しめます。


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◆ドリンク

 

妻ちゃんの2杯目は、KIRISHIMA No.8(芋)のソーダ割をチョイス。

 

KIRISHIMA No.8は芋焼酎でありながらもフルーツを思わせる香りの良さが印象的で、特に香りで楽しめる芋焼酎だとのこと。


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◆イセエビ&アワビ

 

美しく盛り付けられてきた、伊勢エビとアワビさん。あなたに会いたかったの!

 

アワビはバター醤油のソース添え、好みでレモンを絞って。伊勢エビはアンチョビや黒オリーブを使ったバーニャソース添え、好みでマッシュポテトと共に。


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まずは見た目から美しいアワビさんからパクリと行きましょう!

 

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一口食べてわかる、ものすごい軟らさとホワッホワな焼きたてのおいしさがたまりません。

 

身はふっくらとしており、キュムキュムと噛めばわかる軟らかさと歯応えの良さ。

 

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正直、ここまで美味しい鮑はなかなか食べられないと思います。

 

飲兵衛にとってアワビを食べるとき、肝の存在はかなり大切ですよね。

 

箸で持ち上げたもった瞬間に感じる軟らかさで、お口の中でツブした瞬間にトロットロにトロけます。

 

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伊勢エビももちろん絶品ですよ。

 

濃すぎない塩加減なので、伊勢エビならではの甘みをバシバシと引き立てています。


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特筆すべきは、絶妙な火加減で半生まで火の通していること。

 

表面はプリッと食感で焦げ目は香ばしく、かぶりついてみると内側がトロットロに仕上げてあって、まさにエビの良いところを同時に味わえる素晴らしき焼き加減でした。


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◆季節のエスプーマ

 

エスプーマとはスペイン語で「泡」を意味し、食材をムース状に仕上げる比較的新しい調理法。

 

一見して生クリームに見えますが、じつは「シルクスイート」というとても甘いサツマイモなのです。


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スプーンですくってトロリといただくと、まさに生クリームの食感・・・。

 

と思いきや、お口に入れた瞬間にシュッ!と溶けて消えていくのが楽しく、生クリームより柔らかく、生クリームよりサッパリ。

 

見た目と食感は生クリームなのに、味わいはしっかりと甘いサツマイモというのが面白く、これは良き箸休めになりますねぇ。

 

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◆ドリンク

 

みうけんはノンアルコールの「ヴィンテンス カベルネ・ソーヴィニョン」

 

みうけんはお酒はやめてしまったので現在はノンアルコール専門ですが、ノンアルコールでもきちんと飲んだつもりに慣れて心から酔える空間なのも、このお店の良いところ。


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◆A5ランクの黒毛和牛ステーキ

 

焼く前にお披露目してくださった、黒毛和牛のフィレとシャトーブリアンで要課金の特別チョイス。

 

やー、さすがはこれが赤身? 両方ともビシッと霜降られていて、さすがはA5ランクです。


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丁寧に丁寧に焼かれて育てられて、シュシュシュッと手練れの技で切り分けられた逸品。

 

焼き加減も指定できますが、今回はシェフおすすめのミディアムレアでお願いしました。

 

添えてあるのはイギリスのクリスタルソルト・生の粒胡椒の出汁醤油漬け・本ワサビと、どれも美味しいお肉を食べるには最適解の組み合わせ。


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フィレは肉汁が表面にキラキラと輝く、実に美しい焼き加減。

 

ギュムッと噛むとお口の中に広がる赤身肉ならではの美味しさがたまらず、これには塩がよく合いますねぇ。

 

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シャトーブリアンは、まさに牛肉界の大トロ。

 

噛めば噛むほどあふれる脂の甘みで、まさに天にまで昇ってしまえるお肉の極楽浄土。

 

塩も良いですが、本ワサビで頂くとさらに大トロ風味に!

 

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◆ガーリックライス

 

ムッホムッホとステーキにかぶりついていたら、いつの間にか完成していたガーリックライスさん。

 

やはり鉄板焼きといったらガーリックライスは最高の〆ですが、まずはそのまま頂きましょう!


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うーん、ツヤッツヤなご飯にギュギュッと詰め込まれた旨味は、鉄板に染み付いたさまざまな食材によるものか。

 

カリッと仕上げられたガーリックと醤油のアンバイもよく、キリッと焦がしたバターの香りが全体に花を添えています。

 

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続いて、カツオの出汁と塩昆布、本ワサビを合わせて出汁茶漬けにしてみました。

 

美味しいガーリックライスに美味しいお出汁。これが美味しくないわけがないんです。

 

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妻ちゃんは、お出汁単体で頂いていました。なるほど、そう来たか!

 

一口すするたびにジャジャジャジャーン!とベートーベンが流れそうな、衝撃的な美味しさ。

 

これは手間をかけて汁物を作るよりも、これだけでも充分にシアワセになれる一杯でした。


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◆デザート

 

自家製のミルクプリンにブルーベリーとイチゴジャムが乗っています。

 

温かいほうじ茶と一緒にいただく、本日のイベントを締めくくる大切な逸品。


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トロッと口当たりがよく、つるりと頂けばものすごく濃厚で、ミルクの味わいがグイグイきます。

 

これは、まるで旅行に行った時に食べた牧場のソフトクリームのような美味しさ。


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お口の中にトロトロと広がる極上のミルクの味わいを楽しみつつ、温かいほうじ茶をすするひととき。

 

あゝ、今日も頑張ってよかったなぁ。心の底から達成感を味わえる、まさにシアワセな1日となったのでした。

 

◆◇◆後記◆◇◆

 

今回おじゃましたのは、横浜鶴屋町で人気を誇る「鉄板焼き 牛鳴」さんが新横浜にオープンされた新店舗。

 

シェフは横浜店で腕を振るっていた敏腕の持ち主で、今回もその匠の技を余すところなく拝見いたしました。

 

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新横浜って、デートをするには何がある? ちょいと思い浮かばないところでもありますよね。

 

そんな中で、ここ「新横浜 鉄板焼き 牛鳴」さんを知っているとかなり株が上がると思います。

 

大人の街・新横浜で、大切な人と大切な時間を過ごしたい時。

 

地下鉄10番出口を出て徒歩30秒、「新横浜 鉄板焼き 牛鳴」さんを是非ともオススメします。

 

お試しを!

 

 

再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい

 

 

【ほしいものある?】

※食べログでは表示されません

 

★☆食べログもごひいきに願います☆★

 

新横浜 鉄板焼き牛鳴鉄板焼き / 新横浜駅
夜総合点★★★★ 4.8

 

 

 

 

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