朝もはよから中華街。
この日は平日の8時くらいにやってきましたが、さすがに誰も歩いていませんでした。
中華街マスターにして皇帝と呼ばれている「いちさん」によれば、まだこの時間は観光客はホテルでのんびり朝食をしている時間だとか。それもそうよね。
この日はサクッと手軽に朝食を食べにきたので、やって来ましたのは「金福粥記」。
加賀町警察署の向かいにあり、朝早くから軽食を売っていたりします。
このお店は食べ歩きに力を入れており、水餃子やワンタンなど朝食になりそうなものもチラホラ。
なんと大好きな「海蛎餅」(300円)まで売っていて、これは買うっきゃないでしょう!
中華街でお粥といったら「馬さんの店」「謝甜記」「安記」あたりが有名ですが、読んで字の如くこちらもお粥が美味しいのかな。
たまにはお粥もいいなぁと思いつつ、でも水餃子な気分だったので水餃子をチョイスしました。
◆海蛎餅(300円)
このUFOのような物体。ハイリーピンと読みます。
お年を召した方には「かるめ焼」に見えるかも知れませんが、実態は中国の揚げパンというか、なんというか。
むっちりと厚みのある皮の中に、たっぷりのキャベツ。そして、台湾や福建でよく食べるハバノリのような海苔。
そして、少々の肉と牡蠣を入れてカリジュワに揚げてあります。
これが、むっちりとした皮の中からあふれる牡蠣の旨味と、キャベツのシャキシャキ食感が実によくって美味しいのよ!
◆水餃子(500円)
中華な朝食・軽食の定番、水餃子。
発泡スチロールのお皿にドッサリと入ってきて、これは思ったよりもボリューム感ありますよ!
全体はどっしりと大きく、皮はむっちりとして食べ応えも充分。
この皮は近くの「東成軒 製麺所」から仕入れた。プレミアムなもの。
むちっとかぶりつくと、食べ応えもしっかりでアンからは肉汁がしっかり。
1つ1つがどっしりと大きいので、この1皿で結構お腹いっぱいになりました。
◆◇◆後記◆◇◆
横浜中華街って、どんなイメージでしょう?
昭和のイメージは一皿3000円とかの単品注文、平成のイメージはお手軽な食べ放題、令和のイメージはもっと手軽な食べ歩きにシフトして行っていると思います。
しかしながら、今回紹介したようなサクッと食べられる朝食も、また楽しいものだなと思います。
ちなみにイートインスペースもありますよ。
オバちゃまはちょっと投げやりな事が多く、ダンナさんはやる気が皆無な事が多いので、最初から「そんなもんだな」と思って行くと良いお店です。
再訪希望値:★★☆ 機会があれば
【ほしいものある?】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
金福粥記 (肉まん / 日本大通り駅、石川町駅、元町・中華街駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.2