先日、自宅で「沖縄そば」を作りました。
麺は既製品で、スープと本ソーキは作って、沖縄の島カマボコも買って入れようと思ったら700円とかしたんで、98円のチクワで済ませるという実にテキトーな料理です(笑)
そして、後に残ったのは出汁ガラ。
豚のガラで、食べるところは「ほとんどない」・・・んですが、「全くない」わけではないんですね。
よくよく見ると、骨にたくさん肉のカケラがついていて、よく煮込まれているので手で簡単にズルむけます。
本当は出汁昆布も入っていますが、煮込まれすぎてトロトロになってしまっていますね。
骨の破片が若干入っているようなので、ザルお玉(正式名称は何て言うんだろう? すくい網?)にすくって、丁寧に手でまさぐってカタイものを取り除きます。
骨を完全に取り除いたら、弱火で温めながら味付け。
もともと出汁がよく出ていたので、塩少々と「老抽王」という中国のタマリ醤油をいくらか入れただけで、もんのすごく美味しくなりました。
せっかくなのでウデ玉子も漬け込んで、一晩放置。
放置したのは、その日に食べる予定がなかったからで特にレシピ上の問題ではありません。
でも、玉子によく味が染み込みました。
翌日ふたたびあっためて、ご飯にかけて召し上がれ!
これって、もう台湾の魯肉飯じゃん!
トロトロに煮込まれた豚の骨つき肉と原型を失った昆布の旨味がしっかりしていて、捨てるもので作ったにしてはものすごく美味しい昼ごはんとなりました。
家族にも大好評で、「また作って!」と皆から言われるほど。こりゃ、また豚ガラで出汁を取らなきゃね。
◆◇◆後記◆◇◆
捨てるような所だから、余計に美味しく仕上げてあげる。
これは、ある小料理屋さんの店主さんが魚の頭を煮ながら言っていた言葉です。
さすがに骨は食べる事はできないけれど、骨のまわりのお肉はもっとも美味しいところ。
次回、また出汁を取る機会があったら出汁ガラは捨てずに再利用したいと思います。
お試しを!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
再訪希望値:★★☆ 機会があれば
再訪希望値:★☆☆ 他になければ
再訪希望値:☆☆☆ もういいかな
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