今回紹介するのは、栄区の住宅街で永らく営業されているザ・町中華です。
その名も「中華めんくい」さん。
まず、訪問される際は駐車場の位置を把握しておきましょう。
お店の前の道を東側に5メートルほど進んだところの駐車場12番がご利用いただけます。
この「中華めんくい」さんは本郷台駅から徒歩8分。
住宅街に溶け込んだ地元使いの町中華で、この道40年以上の大ベテランであるマスターと、物腰柔らかな奥様の二人三脚で切り盛りされています。
店内はカウンターのみで、7席くらい。
年季の入ったカウンターでホッと落ち着いて、マスターに注文するは「ラーメン半チャーハンセット」(1050円)でお願いします!!
手際よくチャーハンを炒めてくださり、その合間にさっさと手際よくラーメンを作るその姿は、まさに手練れのプロの技。
ほっほう〜と眺めていると、なんというタイミングの良さ!
ラーメンと半チャーハン、同時に着丼いたしました。
▼ラーメン
実にシンプルなビジュアルにホッとします。
みうけんも立派に中年になりましたので、コテコテマシマシよりもこのような透き通ったスープにホッとするのです。
実際にレンゲにてすすってみると、あっさりに見えて、実は旨味がものすごくしっかり。
豚ガラと豚足、野菜を練炭でひと晩煮込んだスープに、煮豚ダシと鶏ガラのスープを合わせている、との事でした。
さらに、聞いてみると魚粉も少しブレンドされており、丁寧に作り込まれたスープであることが伺えます。
うーむ、「めんくい」さんおそるべし。
麺は細めで縮れの入った麺。
茹で加減も適度にシコシコで食感が良く、このスープとの相性もバツグンです。
具材は海苔、シナチク、チャーシューでした。
チャーシューは肉の食感をミッシリと活かしたもの。
噛めば噛むほどに味わい深さが滲み出てくる美味しいチャーシューです。
トロトロに煮込まれたチャーシューもいいですが、このようなしっかりしたチャーシューも好みですねぇ。
▼半チャーハン
さっきまで北京鍋で豪快に炒められていたチャーハン。
半チャーハンと言いながら、しっかりした量があります。
具材は玉子・チャーシュー・ねぎ・なると。
所々にカリッとしたオコゲがあり、これが香ばしくて全体を引き立ててます。
熱された油と、絶妙な味付けのチャーハンは、パラパラすぎない絶妙な炒め加減。
チャーハンのパラパラ加減は皆様好みは分かれるところですが、個人的にはこのくらいがちょうど良いと思います。
◆◇◆後記◆◇◆
食後、せっせとギョーザを包んでいたマスターとお話しさせていただきました。
マスターは人柄の良さが全身に滲み出て、常に笑顔を絶やさないお方でした。
このお店では、ギョーザやサンマーメンも自慢なようで、特にギョーザは持ち帰りも対応されているようです。
また、レバニラなどの炒め物も得意だとのことで、次回はレバニラ定食を食べに再訪しようと心に固く誓ってお店を後にしたのでした。
お試しを!!
再訪希望値:★★☆ 機会があれば
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※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★