みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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中区山下町・中華街の「桃源邨」で大腸麺線とミニルーロ飯セット


中国料理は、大まかに分けて4大料理(北京・上海・広東・四川)に分けられます。

さらに細かく分けた8大料理(山東・四川・湖南・江蘇・浙江・安徽・福建・広東)という分類もあり、そのうちの福建料理の中に含まれるのが、台湾料理という系統。

 

中国という国は国土も広く、歴史も長く、さらに多民族とあっていろいろな料理の系統がありますが、今回紹介するのは上記で紹介した台湾料理です。

 

そのお店は、中華街の蘇州小路にある「桃源邨」(とうげんとん)さんです。

 

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このお店のウリは、中華街では珍しい「大腸麺線」。

「麺線」は、台湾夜市といったらコレ! と言われるほどに代表的なメニュー。

 

濃厚なダシがバシッと主張するアッツアツでトロトロのスープに、柔らかく煮込まれた極細の麺が入った料理です。

お店によってホルモン、カキ、鶏肉など具材もさまざまですが、特にスープを楽しむ麺料理と言えましょう。

 

その「大腸麺線」が、なんとランチでお気軽に頂けるのが嬉しいところ。


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◆Dセット(1300円)

 

ランチメニューが色々あるなかで、今回は大腸麺線とミニルーロ飯(魯肉飯)がセットになった欲張りなメニュー。

個人的に麺線も好きなのですが、魯肉飯(ルーローハン)も大好きなので両方頂くことに。

 

まず出てきたのは卓上調味料。

黒酢・にんにく・味噌ラー油のラインナップで、お好みで使ってくださいね、とのこと。


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いよいよセットの登場です!

全く違ったお料理なのに、きっちり同時に出てくるところに料理人さんのウデを感じます。

 

ミニルーロ飯、大腸麺線に加えてお漬物とデザートもついて、1300円というリーズナブルさ。


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まずは大腸麺線から行きましょう!

注文時に「パクチーはお好きですか?」と聞かれたので「大好きですっ!」と元気に答えたら、しっかりと入れてくださいました。

 

写真では分かりませんが、丼まであっつあつなので要注意。

猫舌なのでフーフーしながら頂きましたよ。


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まずはスープからです。

トロッとトロミがあり、いつまでもアツアツな温度を維持してくれるスープ。

 

冷ましてすすってみると、しっかりとした旨味と濃厚な出汁が生きています。

トロミがあって優しい感じがしますし、丁寧に作られた感じもしてパクチーとの相性も最高です。


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麺線は、少し茶色味のかかった麺で素麺よりはシコシコ感があります。

麺によって太さがまちまちなのも、また楽しい食感の源でしょう。

 

意外にも量がしっかり入っています。

そのうえ、モッタリしたスープをよくまとってくるのでボリューム感もしっかり。


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大腸は、意外にも食べやすい大きさです。

よく煮込まれていますが、ホルモンならではの独特なプリッと感もしっかり。


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味の染み込みもしっかりで、量もたくさん入っているので食べ応えもしっかりです。

ホルモンだけではなく、殻から外したアサリの身もたっぷり入っているのが、海に囲まれた国・台湾らしくてポイント高いなぁと感じました。


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さて、次はルーロ飯(魯肉飯)と向き合ってみましょう。

横浜で魯肉飯と呼ばれているものは、丼にたっぷり入ったご飯に角煮・挽き肉・高菜・味玉が乗った、台湾南部のスタイルが多いような気がします。

 

いっぽう、こちらは角煮は乗っていないバージョン。

一口に「魯肉飯」といっても色々なバリエーションがあるなぁと思います。


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挽き肉はトロッと軟らかく煮込まれて、甘辛な味付けがご飯を進ませてくれます。

高菜との相性もすごく良くて、挽き肉と高菜とご飯を同時にレンゲで掬って一緒に食べるのがオススメな食べ方。

 

ミニと言いつつご飯はたっぷり入っていて、軽く2膳分はありそうです。

麺線と魯肉飯で、すっかりお腹いっぱいになれた満足感のある一食でした。


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付け合わせにジャガイモとエリンギの和え物。

ジャガイモはホックリとした食感で、バジルのような香りが爽やかです。

 

きゅうりのお漬物は、どこか慣れ親しんだ味。

パリパリな食感と爽やかな味付けで、コッテリした口をサッパリとさせてくれます。


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食後のゼリーは、オーギョーチのようなサッパリとした味付け。

冷たくて涼しい味わいで、中心に添えられたクコの実が良い彩りとなっています。


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◆◇◆後記◆◇◆

 

中華街の中では隅のほうになりますが、蘇州小路の「桃源邨」(とうげんとん)さん。

 

年代別の甕だし紹興酒が楽しめて、特に「自家製の赤鶏の燻製」との相性は抜群とのこと。

中華街で唯一、蓮の実入りの薬膳チマキを販売したり、10月〜2月には上海蟹を食べることができるなど、四季の味わいを大切にされているお店です。

 

今回はお昼にお邪魔しましたが、昼にも夜にも利用しやすい、リーズナブルな価格帯と居心地の良い空間。

ぜひ、皆様もお試しになられてはいかがでしょうか。

 

お試しを!

 

 

 

再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい

 

 

 

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※食べログでは表示されません

 

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桃源邨台湾料理 / 元町・中華街駅日本大通り駅石川町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

 

 

 

 

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