みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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南区真金町・横浜橋通商店街の「台湾家庭料理 菊」で台湾かき氷とベジタリアン魯肉飯

 

今年もものすごく暑い日々が続いていますが、皆さま熱中症などにはなられていませんでしょうか。

 

こんな暑い夏は、涼しくなれるものが食べたいぞ! ・・・という事で、やって来たのは粋な下町・横浜橋通商店街です。

 

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この商店街は横浜でも活気のある商店街で、阪東橋駅側の入り口わきにも飲食店が並んでいますが、今回紹介するのは「台湾家庭料理 菊」さんとなります。

 

このお店は路地を一本入ったところにメインとなるお店があり、大通り公園がわにも写真のような即売スペースが出来ていますね。


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店頭には、焼きビーフンや台湾の名物料理である魯肉飯などが並べられています。

道路に面したところに並んでいるので、通り過ぎる多くの方々が足を止めて見ている光景も。


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店頭にはカラフルなメニューが貼られており、「台湾風お好み焼」「大腸包香腸」「大根もち」「肉骨茶湯」など、台湾料理がお好きな方なら垂涎のメニューがズラリ。

 

しかも、その多くは500円と安価なのも特徴的だなぁと思います。


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さて、この日は暑かったので「かき氷」(500円)にチャレンジです。

 

かき氷は「パイン・イチゴ練乳・抹茶練乳」の3種類で、ここはやはり台湾らしい「パイン」にしようかなと思います。


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こちらの店舗には誰もいらっしゃらなかったので、すぐ脇の本店のほうに呼びに行きました。

 

中では日本語が達者なスタッフさんたちが涼んでおられて、すぐに出てきて対応してくださいました。


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たっぷりの氷をザックザックと削り、パインシロップをかけてくださいます。

 

さらに、「練乳はかける?」との事で、是非ともお願いいたしました。


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練乳に加え、さらにかけてくださったのは、自家製の糖蜜ということです。

 

ちょっと茶色くてトロリとしている美味しそうな糖蜜で、これだけでも日本のかき氷とはちょっと違う感じがしてオリエンタルな気分に。


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外は暑いから、中でゆっくり食べていってね! とのことで、お店の中へ。

 

このお店はカウンター席のみでスナックのような感じですが、本格的な台湾料理の「素食」がいただけるお店。

 

「素食」というのはベジタリアンの仏教徒向けのお食事で、お肉やお魚を使わないお食事をさします。


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では、だいぶ前置きが長くなりましたが、いよいよ台湾のかき氷をいただきます!

 

台湾人のスタッフさんの台湾語での楽しそうな会話と、店内でひたすら流れている台湾語のお経をBGMにいただくかき氷。

 

もう、それだけでここは日本である事を忘れることができますねぇ。

 

そういえば、韓国の田舎の食堂でお昼を食べた時も店内のBGMはお経だったし、タクシーに乗った時に鳴った運転手さんの携帯の着信音もお経でした。

 

日本の近くの国々には敬虔な仏教徒の方々が多く、日本よりもずっとお経が身近な生活を少しだけ体験できた気がします。


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少し話がそれましたが、台湾産というパインはとても熟れていて甘く、シャクシャクな食感がたまりません。

 

パインは熟れていないとかなり酸味がありますが、こちらのパインはしっかり甘くて夏の疲れを癒してくれます。

 

ビシッと甘くてコクのある糖蜜や練乳もよく主張していて、そのダルダルとした甘さを氷の冷たさがキリッと引き締めてくれて、これは暑い夏に最高のデザートとなりました。


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店内に飾ってあったツボには、何やら「大悲咒水」(だいひじゅすい)というもののラベルが貼られています。

 

コレは何ですか? と聞いたら、お水に向かって祈祷をしたものを「大悲咒水」といい、いわゆる「飲むお守り」なんだとか。

 

これもまた日本ではなかなかお目にかかれない、珍しさ満載の光景です。


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ついつい話がはずんでしまったので、勢いに乗って「素食魯肉飯」(500円)をお持ち帰りしました。

 

「魯肉飯」(るうろうはん)とは、台湾でもっとも人気のある屋台料理のひとつで、トロトロになるまで煮込んだ豚肉をご飯にかけたもの。

 

お店によっては角煮や煮玉子、高菜が乗ったりしますが・・・お肉を使わない魯肉飯って、どういったものでしょうか。


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自宅に帰って食べてみてびっくり。

 

お肉だと思っていたのは、なんと湯葉でした。大豆も「畑の肉」と言われていますし、妙に納得。

 

しかしむっちりシャグシャグな食感が実に良いし、味付けもしっかりしていて煮玉子や高菜もたっぷり入って満足度は高めです。

 

なるほど、これなら「なーんだ、野菜ばっかり!」なんて思う事もなくガッツリといただいた気分になれますねぇ。


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◆◇◆後記◆◇◆

 

横浜市の中には、外国人の方が多く住んでいるがためにオリエンタルな街になってしまった地域がいくつもあります。

 

横浜中華街は言うに及ばず、伊勢佐木モールの周辺の伊勢佐木中華街(正式名称ではありません)、福富町のコリアンタウン、鶴見の南米&沖縄タウン、若葉町のタイタウン、泉区上飯田のベトナム団地などなど。

 

その中でも横浜橋通商店街はもともと韓国化の激しいところでしたが、ここ最近で急速に中国化とベトナム化も進んでおり、この商店街に来ただけで海外旅行ができてしまうほどの勢いです。

 

ここ「台湾家庭料理 菊」さんは知る人ぞ知るお店ですが、この街で何年にもわたって商売をされてきており、着実に常連さんもついている人気店。

 

その内容も他の中華料理屋さんにはなかなかない珍しいものが多いので、気になる方は是非一度お試しになってはいかがでしょうか。

 

 

 

再訪希望値:★★☆ 機会があれば

 

 

【ほしいものある?】

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台湾家庭料理 菊台湾料理 / 阪東橋駅黄金町駅伊勢佐木長者町駅
昼総合点★★★★ 4.0

 

 

 

 

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