東京まで出てきて買い物したら、夕飯を食べて帰りましょう。
そう言いながら妻ちゃんとやってきたのは、地下鉄大門駅・JR浜松町駅からすぐ近く、ホテル「マイステイズプレミア浜松町」へ。
別に泊まるわけではなくて、そのホテルの1階にある串揚げ屋さんにやって来ました。
その名も「串揚げと和食 もりもと」さん!
この日は月曜日だったので、店内は空いていました。
が、何組かホテルのお客さんっぽい人も来ていましたね。
このお店のウリは、生パン粉を使い、植物油100%で揚げたカラダに優しい串揚げだそうで、今回はコースで予約しておきました(ノ∀`)
食感はサックリと軽やかで、旬の食材をふんだんに使った極上の串揚げ。
もう、その言葉を聞いただけでドリンクが進んでしまいそうですねぇ(ノ∀`)
まずテーブルに並んだのは、こだわりのソースたち。
右から特製串揚げ用ソース・北海道産昆布を使用したなまら塩・わさびだし醤油・レモン・肉味噌というラインナップ。
奥にはお通し&箸休めの生野菜。
これも産地直送なんだそうですよ。
さて、今回注文したのはコースです。
◆おきまり 亀(90分飲み放題付き)(7150円)
おねがいしまーす(人∀`)
先付・中鉢を挟みながら、季節の串揚げが10本出てくるおトクなセットです。
お通しの生野菜は、たっぷりと肉味噌をつけて。
野菜がどれも甘くてシャキシャキで、特にパプリカが肉厚で、甘くて美味しいですねぇ(ノ∀`)
▼先付
なーんと真鯛のカルパッチョ。
表面にはイクラがたっぷりと乗っていて、実に豪華です。
ねっちりとアマウマな鯛の身に、すっきりとしたドレッシング。
イクラはプチプチと食感が良く、脇に添えられた生野菜も良い脇役で、これはワインに合いそうですねぇ(ノ∀`)
▼串揚2本
まずやって来ました、串揚げ2本。
このお店での最初の1本目、ワクワクしながら登場です。
ニューカレドニア産天使のシュリンプは、レモンと塩を合わせて。
さっくさくプリップリで、噛むごとにエビの甘味がお口の中で炸裂します(´Д` )
黒毛和牛・A5ランクサーロイン。
2切れ入っているので、最初は塩で、次はソースで。
このサーロイン、さすがA5ランク。
ロイン肉に貴族称号「サー」がついてしまうほどの実力です。
サクッとした衣の中からジュワッとあふれる甘い脂と、力強いお肉の旨味がもう最高!
▼串揚2本
今度やってきた串揚げ2本は、初めて見るビジュアルです。
なんと生姜の茎がそのまんま! かと思いきや、もう一つはなんだろう?
谷中しょうがの豚肉巻き。
現在の日暮里あたりの名物や縁起物として、江戸時代から人気のあった谷中しょうが。
サッパリした生姜に、三元豚の豚バラを巻いたゼイタクな串揚げ(⁉︎)です。
そのままガブッとかじりつくと、サッパリとした生姜の辛味と豚肉の清らかな甘味が、渾然一体となって大人の美味しさです。
もう一つは、数の子の串揚げですって!
味がしっかりついているので、そのまま頂けます。
生まれて初めて食べた味だけど、これは美味しいな!
プッチプチの食感が実に楽しくて、これを考えた人は天才だね!
▼中鉢
お魚の南蛮漬けで、酢の味が優しい味付け。
骨までプリッと軟らかく、お野菜はシャキシャキで食が進みます。
揚げ物の合間合間に、こうやって酸っぱいものが入るとお口がサッパリしていいですよね。
▼串揚げ2本
うなぎときゅうり、いわゆるうなきゅう。
うなぎはむっちりして柔らかく、シャキシャキのきゅうりとの相性が良いです。
うなぎですので、これが美味しくないワケがないのよね(ノ∀`)
そのままでも美味しいですし、タンパクなのでソースをつけても塩をつけても美味!
アスパラガスは、びっくりするくらい大きなサイズです。
根本までしっかり揚げてあるので、根本まで頂けますよ。
そのまま両手に持ってかぶりつくと、トロトロなアスパラの甘味とタルタルが良い相性です。
野菜の甘さを存分に味わえる、意外性があるのに間違いのない美味しさ!
▼串揚げ2本
合鴨ロースのスモークに長ネギを添えた、まさにカモネギ。
スモークされた鴨の肉からは甘い油がジュワジュワあふれます。
ベーコンのように味わいが深く、脂もしっかり乗っていて最高!
しかし、脇に添えられたネギのおかげで、あくまでもあっさりと頂けるのも嬉しいですよね。
キスで大葉を挟んだ豪華な串揚げは、大葉の香りが最高!
キスならではの淡白ながらも力強い味わいに、大葉の爽やかさが実によくマッチしています。
▼串揚げ2本
最後にドドーンと出てきた、〆の串揚げ2本。
見ただけで分かる間違いのなさ、これはヤバいな!
しゃけいくらは、タルタルとパセリが乗っているので、そのまま頂きます。
シャケがものすごく軟らかくて味わいが深い!
たっぷりかかったタルタルはどっしりした美味しさ。
上に乗ったプチプチのイクラが、実に良い仕事していますねぇ(ノ∀`)
〆となるのは、牛肉100%のメンチカツです。
これはソースか塩でしょう!
がぶっとかぶりつくと、これは肉汁がやばい!!
お口の中までジュッワジュワで、こんな串揚げがあったのか! と驚かされる美味しさです。
◆◇◆後記◆◇◆
今回訪問したのは、大門・浜松町の「串揚げと和食 もりもと」さん。
ホテルの一階にあるだけあって、なかなかクオリティが高いお店です。
東京には美味しい串揚げのお店が数々あるけれど、ここまで洗練された空間でいただく美味しい串揚げというのも、なかなか稀有な存在。
この大門・浜松町界隈で、美味しい串揚げが食べたくなったら是非ともオススメしたいお店です。
お試しを!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
串揚げと和食 もりもと (串揚げ / 大門駅、浜松町駅、御成門駅)
夜総合点★★★★☆ 4.3
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