地下鉄関内駅の地下街にあるインネパさん。
もうとっくに訪問済みかと思ってずっとスルーしていたんだけど、見返してみるとまさかの未訪問でした。
この日は大雨で、外を歩き回るのもタルいし、まぁ試してみるかと訪問です。
店内はテーブル席がメインではあるものの、入り口にはカウンター4席もあり。
一人でテーブルを占有するのは、いつも申し訳ないなぁと思っていたので、カウンターは気兼ねなくてありがたいです。
ランチメニューはいろいろあって、本当はこの裏にもあるんだけどね。
うっかりして撮るのを忘れていましたわ。
◆Bセット(1350円)
カレー2種類・ナン・ミニライス・サラダ・チキンティッカ・シークカバブ・ソフトドリンクがセットになった、オトクなメニューです。
まず出てきたサラダは水菜・キャベツ・サニーレタスだったかな。
シャキシャキで瑞々しくて、咀嚼を深めるごとに胃にエンジンがかかっていきますねぇ。
そして、ようやく出てきた豪華なセット!
ふだんはシークカバブやチキンティッカは頼みませんが、まぁたまにはね。
ご飯はたっぷり。普通に日本米。
オイリーなターメリックライスです。
正直、個人的にはライスはいらないんですよね。
その代わりにナンを厚くして欲しいです。
マトンカレーは、サラッとしていて薄めな味付け。
お肉のムギュムギュな食感は美味しいですが、もう少しカレーにコクとスパイスの鮮烈さが欲しいところ。
ダルは、豆はたっぷりとは言えませんが、しっかりホクホク。
豆の甘さが立っていますが、ちょっとサラサラなのでもう少しパンチが欲しいなぁ。
ナンは薄くてパリパリです。
大きさも中の下といった感じで、ライスはいらんからフカフカでパリパリでブ厚いナンを食わせてくれぃ!
まぁ、なんだかんだ言ってもこのカレーにはナンですね。
結局、ご飯はほとんど手をつけずに終わってしまいました。
シークカバブはジューシーでスパイシーさはそこそこ。
玉ねぎのジャックジャクな食感が小気味よいです。
チキンティッカは、恐らく味付けはタンドーリチキンと一緒でしょう。
両方は、本来は歴史も味付けもまったく別物の料理ですが、こういったインネパさんでは骨の有る・無し以外は違いがないお店が多いようです。
ただ、それはともかくムッチリな鶏肉の食感が良くって、下味もしっかりでうまい!
釜焼きの香りが実によくて、これはこれで称賛に値する逸品でした。
◆◇◆後記◆◇◆
このお店は、きっとショバ代も高くていろいろ大変なんでしょう。
至る所に努力を垣間見ることができますが、やはりいつも行っているお店にはかないません。
それでも、場所が良いことも手助けになって、老若男女に愛される万人うけするインネパさんとしての地位は不動な様子。
食後のチャイはアッツアツでほっこりとして、優雅な午後に欠かせないアイテム。
久々にゆっくりした気分で、関内での雨の日の午後を過ごしたのでした。
再訪希望値:★☆☆ 他になければ
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※食べログでは表示されません
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PANAS (インド料理 / 関内駅、馬車道駅、伊勢佐木長者町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0