新羽町にあるインネパ料理さん。
みうけんは、何を隠そう、妙蓮寺生まれの新羽育ちです。
みうけんが住んでいた頃の新羽町といえば、見渡す限り一面に町工場がひしめいて、児童公園では出稼ぎにきた色んな国の人たちが集合して聖地に向かって祈りを捧げ、実家の隣のボロアパートには何十人という中東系の人が住んで(2DKに15人とか住んで、壁をブチ抜いて隣の部屋とつなげていたので大家がキレていた)、毎日カレーを煮込んでナンを焼く香りをプンプンさせ、事あるごとにアラーに祈りを捧げるお祈りの声が聞こえ・・・。
本当に、ここは日本かっ! って感じでした。
日本もかつての財力は無くなったので、今は出稼ぎ外国人もだいぶ減りましたが、今でも町工場はたくさん残っています。
そんな新羽町の一角に10年くらい前からある、インネパさんです。
お店の前からは、親友の実家がある「シャンボール大倉山」がよく見えますw
今回はランチでお邪魔しましたよ。
まぁ、あまり変わりばえはしませんが、無難に何でも揃っているランチセットです。
店内は意外に広く、カウンター10席&4人がけ5卓。
これならおひとり様でも、家族連れでも快適に座れますよね。
◆マトンカレーセット(900円)
1種類カレー、ナンまたはライス、サラダつきのセット。
ナンまたはライスは1回おかわりできます。
まずはサラダ。
シャキシャキでみずみずしく、インネパで定番の人参ドレッシングがおいしい!
ナンかライスと来たら、やっぱナンでしょう。
カレーは激辛でお願いしました。スパイスの香りがツンツンして、なんとも食欲をそそるわ!!
カレーはトマトを感じるフルーティなもの。
辛さバッチリで、これは日本人むけインネパさんの中では特筆すべきスパイス使いです。さすがは新羽w!
マトンの肉は、一口大のものが4つ。
ギュムギュムでしっかりとした歯ごたえはマトンの醍醐味ですよね。
個人的には、もうちょっと煮込んで柔らかくしてあっても美味しいなと思うけれど、これはこれで食べ応えがあるので好きです。ただし歯が弱いと噛み切れないかも。
ナンはふっくらとした大きなナンで、ギーはわずかに塗られています。
ミルキーな甘い香りとふっくらな食感のおかげでカレーとの相性も抜群。
大きさもかなり大きいので、個人的にはお代わりしなくてもこれ1枚でお腹いっぱいになりました。
◆チキンティッカ(150円)
ちょっと肉が食べたいな、と思って注文したチキンティッカ。
本来はヨーグルトを感じる味付けをするんですが、こちらはタンドリーチキンと同じ味付けですね。骨があるか、ないかの違いだけのようです。
むっちりとジューシーで、肉汁あふれるチキンさん。
味付けがしっかりなので、これはビールが欲しくなるねぇ!!
食後にコーヒー。
カレーを食べると、天下の名医師ブラック・ジャックの名言「カレーライスとコーヒーだ」が言いたいがために、コーヒーを選んでしまう幸せ者です。
食べたのはカレーライスじゃないけどな!!
まぁ、コーヒーはコーヒー。
専門店ではないんだから、こんなものでしょう。
◆◇◆後記◆◇◆
かつて外食産業といったら・・・「味の源太」(閉店)か、「殿さま飯店」(閉店)か、「とんかつきり吉」(現役)か、いま新羽駅があるあたりにあった怪しげなフィリピンパブくらいしかありませんでした。
あとは「スーパーイーグル」か「おくさわや」か。
そんな新羽が、いつしかこんなに発展してしまうとは・・・
亀甲橋まで新しくなってるし!!
まさに、35年の経過というものの無常さを思い知った感がありますが、なんにしても新しくお店ができてくれたのは有難いことです。
お試しを!
再訪希望値:★☆☆ 他になければ
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
ナマステ (インドカレー / 北新横浜駅、新羽駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0