先日、妻ちゃんと月島にやって来てもんじゃを食べました。
あれからちょっとハマっていて、またまた月島へ。
昔はもんじゃって嫌いだったんだけど、アラフィフになってようやっとその魅力に気づいた中年です(ノ∀`)
今回やってきたのは、月島もんじゃストリートにお店を構える「月島もんじゃ こぼれや 別邸」さん!
前回はイカ墨など使った「新しいもんじゃ」を楽しんで、すっかりもんじゃにハマったみうけん夫妻。
今回は「出汁を極めた」というキャッチフレーズが気になった、こちらを予約してきました。
この「月島もんじゃ こぼれや 別邸」さん、何がすごいってね!
★京都の老舗乾物店から仕入れた素材
★豚骨・鶏ガラ・野菜
これらを5時間かけて出汁を取り、築地から直送した海鮮や、ミシュラン掲載の天ぷら店の天かすを使うなど、もはや想像を超えたこだわりようなんだそうです(ノ∀`)
店内はテーブルと半個室がたくさん。椅子は長椅子なのでゆったりと座れます。
半個室にはそれぞれ暖簾がかかっていて、プライベート空間が保たれているのがいいですよね(人∀`)
もんじゃ、お好み焼き、鉄板焼き、甘味といろいろあるメニュー。
スタッフさんにオススメを一通り聞いてから、さっそく注文スタートです!
◆おつまみ:牛すじ煮込み(539円)
もんじゃ付が出てくるまでのクイックメニュー。
牛すじは個人的に好きなので、まず最初の一皿目に頂きました。
これは是非とも試していただきたいメニューよ。
思ったよりもしっかり煮込まれていて、箸で持ち上げるとフルンフルンな軟らかさです。
お口に入れてみると、ジュワッとトロけてトロンと甘い!
味付けもしっかりしていて、これは最高のおつまみです。
ビールにも焼酎にも、白いごはんにすら合ってしまう万能のおつまみ。
この食感は是非一度は試していただきたいです!
◆もんじゃ焼き:博多明太子もち(1859円)
月島といったら、定番である明太もんじゃ。
「あごがおちるほどうまい」と言う意味で名付けられた、「博多あごおとし」の明太子がまるまる一本入っています。
この「博多あごおとし」は、極寒のベーリング海やオホーツク海で水揚げされたスケトウダラの卵を長崎県産の海塩で塩蔵し、秘伝の調味液にじっくり漬け込んだという逸品。
さらに魚沼産のこがね餅を合わせたという贅沢なもんじゃ焼きです。
とはいえ、みうけんはハマっ子ですから!
もんじゃ、食べるの人生で3回目くらいですから!
早い話が作れないのよ!
・・・それでも、心配いりませんね(ノ∀`)
スタッフさんが華麗に、手際よく作って仕上げてくださいました。
お好み焼きなんかだとセルフで焼くお店があるけれど、さすがにもんじゃは難しい(ノ∀`)
そして、グツグツ煮えたぎったもんじゃさん。
この出汁は前述したように、とにかくこだわりにこだわった出汁を使用しています。
端っこのカリカリの部分からヘラでこそげ取って、オコゲの部分をいただきまーす。
しっかりした出汁、明太子の旨味、トッピングしたチーズと餅の組み合わせ。
この美味しさは、もはや ネ申!!
出汁、明太子、チーズ、もち、キャベツ、そして濃厚な出汁の下味が実に素晴らしいです。
特筆すべきは、これらが混ざってカリカリにオコゲになった部分の香ばしさですよね。
このもんじゃを考えた人、あなたは天才!
しかも、キャベツがたっぷり入っているのでお野菜もたくさん摂れるのが嬉しいです。
◆鉄板焼き:京野菜 赤なす(759円)
ちょっと鉄板焼きも食べてみようぜ! と意見が一致。
しかし、中年は肉よりも野菜に走りがち(ノ∀`)
・・・と注文した、京野菜の赤なすです。
ナスだからチョチョイと焼いてササッと食べられるかと思いきや、これだけで鉄板が埋まるボリューム感なのでビックリしました(ノ∀`)
両面をしっかり焼いて、バターを塗って、醤油を垂らしてパクリ。
これはっ! すんごいトロけるわーーー!!
お口に入れた瞬間、ジュワァァァっとトロけていきます。火傷注意!
ナスの甘さ、トロトロなトロけ具合、焦げたバター醤油の香り・・・もう最高すぎて(T ^ T)
たかがナス。
されどナス。・・・ですね。
◆お好み焼き:築地直送海鮮のふわふわ五目天(1529円)
もんじゃも良いですが、スタッフさんがアツくオススメしてくださった逸品も。
海鮮がしっかり入った五目天で、アサリやタコなどがたっぷり入っています。
こちらもスタッフさんがサッサッと作ってくださいました。
クルリとひっくり返す技術はさすが!
みうけんがやったら、バラバラにするか、勢い余って鉄板から外してテーブルを汚すか・・・(ノ∀`)
このスタッフさん、毎日何十枚と焼いているんでしょうね。まさにプロ!
華麗なマヨビームと、踊る削り節。
見ていてエンタメ性も高いお好み焼きは、インバウンドにも一役買いそうです。
ほっくほく、フワッフワ、あっつあつ。
そして旨味がものすごく濃ゆいの!
少し焦げたソースとマヨの組み合わせもステキすぎて、これは最高ですねぇ。
もんじゃも美味しいし、お好みも美味しいので、両方試して欲しいところ!
◆もんじゃ焼き:こぼれや(2079円)
創業した時より店名を冠したという、「こぼれや」さんの看板商品。
豊洲の仲卸業者から仕入れた新鮮な赤エビ・アナゴ・カキ・ホタテ・あさり・いかゲソをてんこもりにした、ゴージャスな逸品です。
ソースは京都の老舗ソース店の最高級ソースを贅沢に使っているそうです。
これが2000円ちょっとで食べられるなんて・・・なんておトクなんでしょうか(T ^ T)
海鮮は焼く時はたっぷり入っているのが分かりますが、刻んで混ぜてしまうので・・・
完成形になると、分かりづらいかもね。
でも、食べてみてビックリ!
エビやホタテの旨味をビシッバシッと感じる強烈な美味しさ!
一口食べるごとに、海鮮の美味しさと出汁の美味しさがコラボして、ジワジワ〜ンとお口の内壁に響き渡るのがすごくシアワセです(ノ∀`)
まるで、お口の中がコンサートホール!
お口の中で、フルオーケストラがベートーベンの「運命」を全力で演奏しています!
ジャジャジャジャーーーン!!
味だけじゃないんですよ、食感だって最高なんですよ。
刻んだとはいえ、フワフワな穴子やプリプリなホタテはしっかり入っています。
噛むごとに食材ごとの美味しい食感がプリッ、ムギュッと歯を弾き返す、海鮮ならではの弾力性が素晴らしい!
噛めば噛むほど旨味があふれ、食感が楽しめる海鮮の醍醐味が全てここに結集していますねぇ(人∀`)
◆甘味:宇治抹茶あんこ巻き(759円)
もうかなりお腹いっぱいですが、月島では「あんこ巻き」は外せない!
と、妻ちゃんがキャーキャー言うので注文しました。
和のクレープというか、ホットケーキというか。
それであんこを巻いたものですね。
クレープのように生地を伸ばし、あんこを乗せてクルクルッと。
これもスタッフさんがササッと作ってくださって、まさに至れりつくせり。
最初は何も付けずに頂きました。
もっちり感がありながらホクホクな生地の中に、ほんのり温かいあんこがたっぷり。
抹茶の香りがしっかりしており、あんことの相性も抜群です。
これは最高のデザートですよね。
沖縄県産の黒蜜が出てきたので、途中からかけてみました。
抹茶の渋味、あんこの強い甘味に、黒蜜のコッテリした甘味が加わってこれはウマし!
アツアツの甘味って世界的にもいろいろな種類がありますが、この「あんこ巻き」もぜひとも世界に向けて発信していきたい美味しさですねぇ。
◆◇◆後記◆◇◆
今回おじゃましたのは、月島もんじゃストリートの「月島もんじゃ こぼれや 別邸」さん。
1階席と地下席があり、店内は広くて清潔感があります。
席は暖簾でプライベート空間が確保され、しかし鉄板は外から見えるようで常にスタッフさんが巡回して気を配り、もんじゃやお好み焼きもキチンと作ってくださるのが嬉しいところ。
今回、月島もんじゃストリートを端から端から歩いて見ましたが、混んでいるお店とガラガラなお店、あまりの両極端さに驚きました。
その理由はいろいろあるとは思いますが、ここ「月島もんじゃ こぼれや 別邸」さんも驚くばかりの繁盛店。
もちろん、混むからには「理由」がある。
お店とドンブリからあふれる、このお店の素晴らしさを垣間見た1日となったのでした。
この「月島もんじゃ こぼれや 別邸」さんは人気店なので予約必須ですよ!
備忘録としてメニュー写真を載せておきます。
お試しを!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
月島もんじゃ こぼれや 別邸 (もんじゃ焼き / 月島駅、勝どき駅、築地駅)
夜総合点★★★★☆ 4.1