元町にある、刀削麺がウリな中華屋さん。
なかなか目立つ外観な事と、あえて日高屋の向かいに出店するという挑戦的な心意気が気になって、ずっと宿題になっていたお店でした。
店内はカウンターとテーブルで、客層は総じてアルコールメインが多いようです。
この後3次会くらいのグループがドヤドヤと入ってきて、まぁ賑やかでした。
さて、このお店の良いところは夜でもセットメニューが頼めるところ。
イチオシの魯肉飯&台湾ラーメンの「台湾名物セット」をはじめ、定食がさまざま。
嵐も大絶賛の刀削麺というのは、このお店の看板メニュー。
実際はメニューにもっと次ページがあり、刀削麺もいろんな種類がありました。
◆台湾名物セット(880円)
ヨロシク!
まずは、出てくるまでにメニュー写真を再チェックです。
ものの2分くらい、とてつもない早さで同時に到着。
なんとも手際がいいね!!
麺類は伸びるのが早いので、まずは台湾ラーメンから。
まぁ、こちらは見本通りの体裁ですね。
台湾ラーメンというけれど、もともとは台湾のタンツー麺をもとにした名古屋メシで、台湾料理とは程遠いです。
青菜がスープの上ではなく、麺の上にまとめられているので少なく見えますが、広げてみるとこんなものかなといった量です。
スープはものすごくあっさりで、特にこれといった特筆すべき点もなし。
あっさり、基本的、一般的なスープです。
旨味もあってアッサリな以外は、これといって印象は無し。
まぁ、アツアツだったのは嬉しいです。
麺は細麺で、少し軟らか目の茹で加減。
あまりコシを意識していないのか、それとも伸びるのが早いのか。
具材はひき肉と青菜でしたが、これもまた印象が薄いな。
これを台湾ラーメンというのか・・・。むむむ。
魯肉飯は、メニュー写真では調理した青菜だったのが、切っただけの水菜に変更。
肉もメニュー写真に比べるとだいぶ見劣りして、その代わりに紅生姜でスキマを埋めている感じです。
高菜は普通に高菜。唐辛子が少し入っているのでピリ辛です。
肉は味付けはいいんだけど、もう少したくさん入っていると嬉しいな。
見た目写真で期待させて、ボリュームダウンしたものを出すのはどうかねぇ。
いっそ980円にして、見た目写真通りのものを出す方が良いと思うんですけどねぇ。
◆◇◆後記◆◇◆
このお店は本来は刀削麺がオススメらしいので、刀削麺を食べるべきだったかも知れませんね。
ただ、Googleマップでいくつか書かれていたクチコミによると、刀削麺も見本写真と実物の差異が大きいみたいなので、なかなか踏み出せずにいました。
考えてみれば、刀削麺のお店で台湾料理を出すというフシギ。
名古屋料理のお店で沖縄そばを食べるようなもので、まぁ・・・やはりこちらの選択ミスか。
やはり、このお店は刀削麺を食べてみないと評価が難しいなぁと思いました。
それでも一定のファンがいて、評価はされているようです。
個人的には、どうせ刀削麺を食べるなら華隆餐館に行くかな。
魯肉飯を食べるなら、一碗雲呑か百鶴楼かな。
なかなか評価が難しいお店でした。
再訪希望値:☆☆☆ もういいかな
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
刀削麺館 IPPINKAKU (刀削麺 / 石川町駅、元町・中華街駅、日本大通り駅)
夜総合点★★☆☆☆ 2.0