今回は本厚木へ。
本厚木は母校は近いし、今でも友人が住んでいるのでちょいちょい来る街です。
駅前は大きく発展していて、神奈川県西部では随一のお買い物スポットですよね。
そんな本厚木の駅前に、ひときわ目立つビルを発見!!
・・・なんだか、千と千尋の神隠しに出てきそうな建物ですが、最近できた一番街という飲食店街だそうです。
この中に入っているのが、知り合いが教えてくれた「藁焼き キンボシ」さんです。
このお店は、藁焼きのカツオをはじめとした美味しいお料理がそろう居酒屋さん。
特にカウンターはオープンキッチンなので、目の前で焼いて下さる藁焼きは必見とのこと。
店内はカウンターとテーブルがあり、月曜日だってのにけっこうな賑わいですねぇ。
これは、このお店の人気具合がわかるってもんです。
というわけで、今回はいろいろと注文してみました!
(*´ω`*ノノ☆ パチパチパチパチパチパチ ★
お通しは柴漬けチーズのポテサラとキンピラでした。
お通しが2種類というのは嬉しいですね!
柴漬けの風味と、チーズのこってりした味の相性がすごくいいです。
紫なので、見た目にもビビッドなのとキンピラの具沢山っぷりもイイ(*´∀`*)
◆炙り〆鯖(ハーフ:580円)
目の前で豪快に炙ってくださる炙り〆鯖は、エンタメ性がすごいのよ!
ゴーゴー、パチパチ、じゅわじゅわ、うーん良い香りでないかい!
炙ってからもしばらく、ジ ジ ジ ジ ジと良い音をさせている〆鯖さん。
なにげに、ガリも炙られちゃって良いアクセントになってます。
もうね、もんのすごく脂が乗っていて絶品なのですよ(ノ∀`)
トッロトロにしたたる脂と、ウマウマな〆さばの旨味。
お口に入れた瞬間、ジュワジュワとあふれる美味しさ!!
これは焼酎が欲しくなるわーーーーー(ノ∀`)
◆エンガワユッケ(450円)
ピリ辛で、コリッとした食感がすごく良いエンガワユッケ。
エンガワはもともと大好きな部位では有りますが、ユッケにして食べるのは初めて。
お口に入れるとコリッとした食感、あふれる脂の甘み、そしてガッツーンと来るピリ辛。
これは魚なのにビールもハイボールもレモンサワーもイケちゃう異色のおつまみ!
(要は酒なら何でもいーんだべ、というツッコミは無しで!)
◆寒鰤の藁焼き(980円)
店名にもなってしまった、名物料理「藁焼き」。
これを食べにこのお店に来たんですからね。
目の前でイソイソと支度を始めてくださったので、とりあえずパチリ。
いつもはカツオだそうですが、今回は寒鰤でした。
・・・いーーんじゃない、いいいいーーんじゃなーい(ノ∀`)
ブリは今、脂ノリノリの旬なんだから!
一斗缶に藁を詰めて、店長さんが豪快に焼き上げてくださいました。
ここで使われる藁は、地元厚木から直送の藁だそうで、地産地消いいですねぇ。
もんのすごい高さまで炎が上がるんですが、どうしたって目立ちますもんね。
みうけんが藁焼きを焼いてもらった後、藁焼きの注文が連続して入るのは必定。
藁の香りをホンワカとまとって登場です。
塩たたきなので、醤油をつけずにそのままいただきまーーーす!!
まずは、そのままでパクッと頂きました。
・・・(´Д` )
・・・(´Д` )(´Д` )
・・・(´Д` )(´Д` )(´Д` )
んも〜ぅ、言葉がありませんよねぇ(人∀`)
お口の中でフワッと広がる、脂の甘みとブリならではの力強い旨味よ!!
歯がいらないんじゃないかと思えるほど軟らかな身は、脂がたっぷり乗っています。
噛めば噛むほど、表面にまとった藁焼きの香りが広がって、もう極上の美味しさ。
続いては、薬味を添えて頂いてみました。
正直に言います。薬味なんて、なくても美味しい。でも薬味があってもスゴく美味しい。
薬味がなければストレートにブリの脂と甘みを感じますし、薬味があればスッキリといただく事ができました。
どっちがいいかは好みもありますが、どちらも甲乙つけがたい美味しさです。
◆おでん盛り(880円)
これは静岡おでんではないか!? と思うほどに煮込まれたおでん。
最近は関東では「白いおでん」が流行っていますが、この黒々とした大根もまた魅力ですよね。
この日は妻ちゃんと2人で行ったので、きちんと切り分けてくださっていたのも好感度高い!
いろんなオデンダネがある中で、特に気に入ったのをいくつか。
まずは、個人的にも大好きな玉子さん。
プリッとした白身、ほっくほくな黄身。
白身にはしっかりと味が染みていて美味しいです。
大根は、その色味から味が濃いのかな? と思いました。
しかし、まったくもってそんな事はなく、ホクッと箸で切って食べてみれば、ジュワジュワとお口に広がる大根の甘み。
しっかりと出汁を効かせているので味わいも深いです。
やはり、大根はおでんの中の王さま。
厚揚げも個人的に好きなオデンダネ。
ハンムッとかぶりつくと、ジュバジュバとあふれる優しいお出汁。
タンパクだからこそ、その美味しさが際立ってくる。
まさに、この厚揚げにおでんの真骨頂を見たような気がします。
◆柚子味噌で魚のなめろう(630円)
旬の魚をいろいろと使う「藁焼き キンボシ」さんですが、
今回は、イワシとブリのなめろう。しかも自家製の柚子味噌とは!
なんと旬、なんと贅沢!!
これは日本酒も白いご飯もガンガン進んでしまうやつでしょう(ノ∀`)
もうね、トロットロです。アッマアマです。
しっかり叩かれたお魚に、香り高くて味わいも良い柚子味噌がしっかり馴染んでいます。
そのあまりの美味しさに、皿まで舐め尽くしてしまうからという意味でつけられた「なめろう」という名前。
まさに、その名に恥じることのない美味しさ!
もーーーう、しんぼうたまりませんよね。
このなめろうに合わせるのは、宮城県の銘酒である「墨廼江」(すみのえ)さん。
以前、仲間内で飲みに行った時にあまりに美味しくて、お店の一升瓶をまるまる1本飲み尽くした思い出の酒。
(しかもそんなに高くなかった)
やっぱり、この墨廼江はスッキリしていてフルーティ。
飲みやすくてクイクイいけちゃいます。
◆ぶりカマの塩焼(780円)
注文したら、たまたまカマが終わってしまったとのこと・・・残念!
と、思ったら何やら解体ショーが!!
大きな寒鰤を1本さばいてくださり、なんとカマを取り出して焼いてくださいました!!
店長! なんて優しいお方なんですか!! (T ^ T)
このお店に来たら、藁焼きに続いて絶対に食べたかったブリカマの塩焼き・・・
ご対面できて、まっこと「有り難き幸せ」です(T ^ T)
身はふっくら、脂もしっかり。
身を取り出して箸で持っていると、脂があふれてくるほどです。
もちろん、お味も超一級。
お口じゅうにジュワジュワと広がる甘み、旨み。
身の部分も、骨つきの部分も、皮の部分も、それぞれ違った美味しさがあります。
このカマ焼きを考えた方を抱きしめたい・・・(T ^ T)
適度に振られた塩気も、すんごく良いアンバイです。
これはお酒がクイクイ進んでしまって、もう最高です(ノ∀`)
◆トロタクのっけ寿司(880円)
もう、最高のお料理たちばかり。
しかし悲しいかな、胃には限界があります。
そろそろ〆ましょうかと注文した、〆の逸品。
豪華すぎて〆る気がしねぇ!!(ノ∀`)
巻き寿司の上には、見た目でわかるトロトロさを誇るトロのたたき。
そして、たっぷりのタクアン。
これらを海苔巻きの上にビシッと広げて、いざ! 実食!
うーーーーむ、舎利がむっちり。海苔は香ばしい。
海苔巻き自体には具はないんですが、充分なんです。
何と言っても、上に盛り上がったトロタクの美味さといったら計り知れませんねぇ。
お口の中にあふれるトロットロ・アマアマなトロの美味しさ!!
そこにシャキッ、シャキッと響き渡る小気味よいタクアンの食感。
甘みよし、食感よし、ボリューム良しの大満足の〆となったのでした。
◆◇◆後記◆◇◆
うーーん、このお店はすごくオススメです!! そして楽しいですよ!
スタッフさんはニコニコと元気があって、店内も活気があってみなさん楽しそう。
お料理も居酒屋さんにしてはクオリティが高く、お値段もお手頃なので利用しやすいと思います。
お魚が自慢だけあって、どれも満足度が高いメニューばかりで、ついつい調子に乗ってたくさん食べてしまいました(ノ∀`)
場所だって、本当の意味で「駅前」ってのは良いですねぇ。
本厚木にはおいしいお店が数々ありますが、駅前の便利な立地で海鮮を攻めるなら、この「藁焼き キンボシ」さんは見逃せないと思います。
この一番街には、他にも韓国料理・タイ料理・串焼き・中華などいろんなお店が入っていて、雰囲気も楽しいです。
しかし、この一番街に来たら藁焼きは外せませんねぇ!!
本厚木駅前・一番街の「藁焼き キンボシ」さん。
お試しを!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
藁焼き キンボシ (居酒屋 / 本厚木駅)
夜総合点★★★★☆ 4.2