みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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港区赤坂の「鮨 赤酢 はなやま」でおまかせコース

 

寒〜い冬は、寒くてツラいだけじゃぁござんせん(ノ∀`)

ちょうどオサカナさんたちが旬を迎え、ツヤツヤな新米も出回る頃・・・

 

と、言うことはお寿司の時季ですね♬ と、妻ちゃんとやってきたのは赤坂。

オサレなイルミネーションや、ギョーカイの方々が闊歩するテレビ局の間を抜けて到着したのは「鮨 赤酢 はなやま」さんです。

 

(*´ω`*ノノ☆ パチパチパチパチパチパチ ★

 

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赤坂駅と赤坂見附駅の、ちょうど中間に位置する「鮨 赤酢 はなやま」さん。

お鮨だけではなく、200年前のレシピをもとに編み出したという江戸料理も名物で、鬼平犯科帳ファンとしては見逃せない銘店です(ノ∀`)

 

鮨ひとすじに生きてこられた大将が織りなす江戸情緒・・・。

なんと楽しみなことよのぅ!! べらぼうめ!!

 

さっそく階段を降りて、地下1階のお店へ。

入り口は最近流行りの「中が見えないお鮨屋さん」ではなく、ガラス戸にのれんがかかったスタイルなので、なんだかホッとします(ノ∀`)


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店内は厨房を囲むようにカウンターが6席。

個室もあるので、接待などにも人気のあるお店のようです。

 

今回注文したのは、江戸前鮨と江戸前料理が20品。

さらに、飲み放題もついて11000円という高コスパな「おまかせコース」

 

正直、ドリンク込み&赤坂のカウンターのお鮨で、11000円ってありえないんですけど!

しかも生ビールや瓶ビール、農口尚彦研究所や八海山、梅酒の七福神、シャンパンなど何でもあり。


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さっそく大将とスタッフさんに挨拶し、カウンターに着席。

オシボリで手をフキフキして落ち着いて、さっそく大将の手練れを拝見させていただきました!!

 

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まずは、妻ちゃんはグラスシャンパンで乾杯。

炭酸がスキッと効いていて、なかなか飲みやすいシャンパンだとか。

 

みうけんはお酒をやめたので、いつもの烏龍茶で(ノ∀`)


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▼前菜2種

 

さっそく出てきた前菜2種。

片方はガラス、片方は陶器の器と使い分けされているのがニクいです。


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●沖縄産もずく酢

 

お酢と醤油がガツンと効いている逸品。

濃いめの味付けでお酒がすすみ、薬味の生姜の風味が良い!


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●甘海老の塩麹漬け

 

こちらは海老のねっとり食感がすごく良くて、お酒のおつまみにいいねぇ!!

海老の甘さと、塩麹の塩味のコントラストが秀逸です。


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▼カニとウニの煮凝り

 

プルップルな食感の煮凝りの中に、カニがしっかり入っていて贅沢です。

煮凝りは味わいが深くって、口溶けが優しいです。

 

上には、惜しげもなく乗せられたウニ。

このウニの甘さと、山椒の葉の香りが良いバランスですねぇ。


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▼刺身盛り

 

●赤貝のヒモ

 

赤貝のヒモ・・・と思いきや、貝柱がついていて豪華です。

コリッコリな食感、甘みのある味わいが良く、貝柱の食感が特に最高!

 

●生ダコ

 

足の部分は甘くてもっちり。噛もうとすると、歯をはじきかえすパワーを感じます。

吸盤は吸盤で、コリコリな食感と爽やかな磯の香りが美味しいですねぇ。

 

●天然のブリ

 

味わいがしっかりで、大葉やミョウガとの相性が良いんです!!

身も肉厚で、薬味にも負ける事なく、いくらでも食べられてしまう美味しさ。

 

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▼日本酒

 

妻ちゃんが選んだのは、農口尚彦研究所の純米酒

なんと! 江戸切子のグラスを自分で選んで使うスタイルで、これは見た目にも美しいです。


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量はたっぷり1合。

みうけんは相変わらずお茶なんですがね(ノ∀`)

 

妻ちゃんはこれをクイクイ空けながら、これほどお寿司に合う日本酒は他にあるのだろうか!? と絶賛していました。


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▼本マグロの中トロ

 

ここに来て、お寿司のスタートです。

まずは本マグロの中トロで、口に入れた瞬間にトロけるんです(´Д` )

 

マグロの甘みと味わいが深くて、しかも歯がいらない逸品。

1貫目が中トロというのが、またいいですよねぇ。


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▼赤貝

 

貝は大好きなので嬉しいです。

身はコリッコリ、食感が秀逸で歯切れもよく、出汁の香る醤油がよく効いていて美味しい!!


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▼アオリイカ

 

個人的にイカも大好きなので、嬉しいな!

分厚くてコリッコリな食感の中に甘みと、塩気が良いバランス。

 

噛めば噛むほどあふれる甘みはしっかりしています。

やっぱイカは塩だなぁ(ノ∀`)


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▼あん肝の旨煮

 

食感のしっかりしたあん肝で、これは日本酒がよく進む!

今は断酒したものの、もともと飲兵衛だからこそ分かる、この日本酒との相性の良さ!


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出汁は優しいんだけど、バシッと効いているので味わいが深いんです。

お酒が飲み放題の席で、このおつまみは罪でしょー!


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▼白子の煎り酒蒸し

 

続いて日本酒を否応にも進ませてしまう、魔のおつまみ(ノ∀`)

無事に妻ちゃんを連れて帰れるのか!?

 

蓋を開けて感じる、ものすごく良い香り!

白子はトッロトロで、あったかいのが嬉しい。


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フワッと持ち上げて、パクリ。う〜む、甘い!!

奥深い風味と、ちょっとした塩味の効いた煎り酒もものすごく美味しいです。

 

醤油が普及する前は、煎り酒が醤油の代わりだったんですよね。

これはこれで、贅沢だなぁと思います。


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▼蒸し玉子

 

こういうカウンターのお寿司屋さんでは定番の蒸し玉子。

ものすごくクリーミーで甘くって、口当たりもよくて良い箸休めになりますねぇ。

 

しっかりと甘味が効いているので、お茶とものすごく相性が良いんです。

まだ宴の途中なのに、これでいったん〆てしまった感じがするほど(ノ∀`)


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▼漬けマグロ

 

しっかりした旨味を感じる赤身をタタキにしてあります。

漬けは、煮切り醤油と出汁を合わせたものに漬けてあるそう。

 

濃厚なんだけど、マグロの赤身の旨味を邪魔しない絶妙な味付け。

中はトロッと、炙った部分はシャクッとした食感なのも、噛んでいて楽しいです。


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▼炙りカマス

 

炙りカマスって珍しいですねぇ。

淡白な味わいとプリッとした食感、そして炙った皮目の香りがすごく良い!


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▼穴子

 

持ってわかるふんわり感、優しい甘みと食感。

妻ちゃんは穴子好きなので、大絶賛していました。

 

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▼醤油漬けのイクラ

 

ツヤッツヤで張りのあるイクラのプッチプチな食感が最強なイクラさん!

イクラの旨味もすごく深く、何と言っても海苔の香りが秀逸ですねぇ(ノ∀`)


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▼ほうぼうの幽庵漬け

 

これは珍しいですよね。「幽庵焼き」はよく聞きますが「幽庵漬けの鮨」とは。

ほうぼうは力強い旨みを感じるお魚ですが、そこにしっかりと味付けがなされています。

 

口当たりも柔らかく、漬け込んだことによってほうぼうの甘さが際立っているなという印象。


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▼生のりの赤だし

 

磯の香りをガツンと感じる、アッツアツな美味しさ!!

生海苔の香りと、濃厚でコクのある赤だしは相性がいいなぁと思います。


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▼かんぴょうの手巻き

 

カンピョウはサックサクで、しっかりとした甘みがあって美味しいですねぇ。

こちらも海苔の香りとカンピョウの甘み、風味で楽しめる逸品です。


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▼アイスの黒味醂がけ

 

アイスにたっぷりと黒味醂がかけられました。最初は醤油かと思った!

醤油こんなにかけたらカラくって食えないっつーの(ノ∀`)

 

キナコと黒味醂の香りがいいですよねぇ。

しつこくない黒蜜のようで、あっさりとしていてイヤらしくない甘さがいいです。

 

アイスのさっぱりした甘味、味醂の濃厚な甘味。

そこに、キナコの野性味ある甘味の三位一体です。


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◆◇◆後記◆◇◆

 

やっぱり、本格の江戸前鮨は赤酢も合いますよねぇ。

昔は白酢は高貴な人しか使えなかったので、酒粕で手軽く醸造できる赤酢を使って、リーズナブルに江戸前鮨が作られたのが起源だそうです。

 

時代は流れ流れて、庶民のファーストフードだった江戸前鮨は日本料理の代表格に。

赤酢と白酢の価格関係も反転しましたが、今でもやはり美味しいお鮨は赤酢ですよね。

 

白酢には白酢の良さがあり、赤酢には赤酢の良さがある。

かつて、この町に暮らした人たちの暮らしぶりが、少しでも垣間見れた気になれるひとときでした。


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赤坂の「鮨 赤酢 はなやま」さん。

オススメのお店です!

 

お試しを!

 

 

 

再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい

 

 

【みうけんさんおススメの本もどうぞ】

※食べログでは表示されません

 

★☆食べログもごひいきに願います☆★

 

鮨 赤酢 はなやま寿司 / 赤坂駅赤坂見附駅溜池山王駅
夜総合点★★★★ 4.5

 

 

 

 

 

 

 

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