みなさんはインド料理ってお好きですか?
横浜には、インド料理屋さんは何軒あるんだろう・・・
そう思って食べログで「横浜市 インド料理」で検索したら、なんと188件もヒットしました(2022年12月13日現在)
そんなインド料理屋さんの中でも、特に多いのがネパール人が経営していて、出てくるのはナンとカレーという北インド風料理。
そう、こんなイメージです。
こういう店を総称してインネパ料理などといいますが、ではこういうお店を経営しているネパール人の方々は、ふだんどんなお食事をされているのでしょう。
その答えを求めて、やってきたのがこちら南区永田東の「インド・ネパール料理 カナパニ」さん。
場所は、井土ヶ谷駅前の環状1号線を保土ヶ谷方面へ450メートル。
外観はひっそりとしていながら、実はなかなかの実力店なのです。
店内はテーブル席がたくさんあり、お座敷もあって使い勝手もよさそう。
お子様づれだったりすると、お座敷は本当にありがたいです。
スタッフさんはやはりネパール人さん。
日本語がとても上手で、ニコニコ接客されているしとっても丁寧です。
以前、ここには別のネパール料理のお店がありましたがまったく関連性はない、と教えてくださいました。
さて、今回いただいたのは「ダルバートセット」(1000円)!!
そう、このカナパニさんにはダルバートがあるのです!!
ダルバートというのは、タルカリという豆のスープとごはんを基本として、その周囲にオカズを並べたワンプレートなお食事。
日本でいう味噌汁とごはんのようなもので、ネパールの方々は毎日食べるんだそうです。
▼サラダ・ラッシー
レタス・水菜・キャベツ・コーンの組み合わせで、新鮮なお野菜でシャッキシャキです。
ドレッシングはいつものニンジンドレッシングですが、酸味のあるフレッシュなドレッシングなので美味しいです。
ラッシーはスッキリした甘さで、飲みやすい味わい。
サラダを食べていると、豪華なワンプレートの登場です!!
おぉ、これぞ求めていた姿。
このお店では、タルカリ・骨付きチキンカレー・ライスが基本形。
タルカリとごはんは1回ずつお代わりできますが、デフォルトでも山盛りですね!!
▼左下・ミックスアチャール(ネパール風漬物)
じゃがいも・にんじん・きゅうりの漬物で、サッパリとした酸味が効いています。
シャキシャキな食感と適度な酸味が小気味よい。
▼右下・アルーサグ炒め(じゃがいもと小松菜炒め)
じゃがいもホックホク、小松菜ジャッキジャキ。
醤油味っぽい味付けがしっかりとしているので、これはこれでゴハンが進む名脇役です。
▼パパド
サックサク!!
ほのかな塩気がよくて、これはオツマミにも最適かと。
▼ごはん
日本米と長粒米のミックスでした。
もっちりした炊き加減で、たっぷり入っています。
これにタルカリを混ぜたり、おかずを混ぜたりして食べるのがネパール流。
▼タルカリ
優しい辛さなので、辛さが苦手な方でも食べやすいです。
豆は原形がなくなるまで煮込まれており、甘い風味なので食べやすいですねぇ。
▼骨付きチキンカレー
とにかく具の大きさに注目です。骨つき肉のウマさを存分に味わえます。
フルーティなスパイス使いで、酸味と辛味と旨味が渾然一体となった最強の美味しさ。
これらを好き勝手に混ぜて食べてもよし、日本の味噌汁とごはんのように別々に食べても良し。
ダルバートはネパールの国民食で、ネパール人たちは毎日食べるんだそうです。
◆◇◆後記◆◇◆
自由で飾らない、でも複雑な美味しさのダルバート。
現地にならってお代わりも可能ですが、個人的には元々が多かったのでお代わりなしでも充分でした。
普段とはちょっと違った一食がしたくなった時、ここ「カナパニ」さんのダルバートはオススメです!!
備忘録としてメニュー写真を載せておきます。
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
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