大通り公園近く、いつもお世話になっている手打ちラーメンのお店の近くにあるアラビア料理のお店。
お店じたいは20年以上前からあります。
気にはなっていたんですが、なかなか敷居が高くて宿題に入ったままでした。このたび、ちょっとした記念日であったし細君が行きたがっていたので、ちょいと奮発してみました。
店内は地下にあり携帯の電波が入り悪いなー。
店内はテーブル席のみの、いかにも落ち着いて食事をするぞといったスペース。
とてもフレンドリーでお話好きなマスターがちょくちょく席に来ては色々からんでくれます。
そういう絡みが好きな人ならば問題はないでしょう。
まずは「3種類のピュレの盛り合わせプレート」(1480円)。
フムス・ムタバル・ラプネの盛り合わせです。
フムスはヒヨコ豆を潰してオリーブオイルやスパイスで風味づけしたペーストで、こってりしていて口にじんわり広がる風味がたまらない。
ムタバルはナス・ガーリック・白胡麻・オリーブオイルの練り合わせで、ポフポフした食感が珍しく、滋味溢れる深い味。
ラプネはヨーグルトから作られたクリームチーズで、キリッとした酸味がたまらない、乳製品好きには絶対にオススメしたい一品です。
ペーストだけでは寂しいので、「ホブズ」(1枚200円)を2枚注文です。
これは焼きたてアラビアパン。あっつあつふっかふか、しかしてドッシリした食べ応えです。
ペーストをつけて食べると美味しい!!
お次は「ソフィーファ」(1180円)。
ビーフミンチ・トマト・オニオンをアラビアンスパイスとミックスさせ、パイに包んで一口大にしてオーブンで焼き上げたもの。
こちらもアツアツ、火傷注意です。中にはぎっしりと牛肉など入っており、食べ応えもなかなかしっかりしています。
素晴らしかったのは、「シシ・カバブミックス」(2580円)。
チキン、ビーフ、ラムチョップの3種の串焼きで、パンが付いてきました。
コンガリ焼かれた肉たちが実にジューシーで柔らかですね。程よく聞いたスパイスが良い仕事していますよ!!
そのまま食べてもよし、パンに挟んで食べるもよし。これこそ中東料理の醍醐味だと思いますよ。
コレはオススメだね!!
お次は「クスクス ビーフタジン」(2人分2000円)。アラビア風ビーフシチューにクスクスを添えてタジンで煮たもの。
タジンは単なる盛り付け容器でしかないようですが、雰囲気は出てますよ。
実は、クスクスという物を食べるのはコレが初めてです。細かいパスタという事は文献を読んで知っていましたが、実物を見て食べるのはコレが初めて。
ビーフシチューは洋食屋顔負けのコクがあって濃厚で肉がとろけるビーフシチュー。
クスクスは・・・食感もクスクスしていますね 笑
なんだか卯の花を思い出す食感です。
お次は「カプサ」(1680円)。
子羊の炊き込みピラフです。トマト、ドライレモン、アラビアンスパイス等と炊き込んだアラビアンピラフ。食べた感じ、優しい味わいのビリヤニって感じですが子羊が柔らかくて味わい深くて実にうまいね!
米もキチンと長いお米で、パラっと炊かれていて香り高いです。
ドリンクに「レバノンビール」(730円)。
アルマザビールっていうらしい。初めて飲みます。珍しいですからねぇ。正直値段も張りますが、まーたまにはな。
ちょっとライトで、日本のビールとは違った爽やかさがあります。
しかし、レバノンあたりはイスラム教だと思うがビールも製造しているとは。
〆に「アラビアンスイーツケーキセット」(1480円)。ケーキの盛り合わせで、内容はマスターの気まぐれとなるみたい。
なんだろうね、一つ一つ説明してもらったのに・・・どれが何だか忘れてしまいました(爆
どれも飾らずに素朴な感じで、手作り感たっぷりです。
アラビアコーヒーもついてきます。
ちょっと薄めで、シナモンなどの香りが旨味を引き立てます。小さなカップに入って来ますが、もちろんおかわり自由。
このレストランは値段が張りますので・・・
マスターは「毎月マッテルヨー」と言ってくれましたが、毎月は行けないですね。うち、欲張っていろいろ頼んじゃうし。
それでも、料理の一つ一つが完璧に美味しいので、また何かの記念日などの際に利用してみたいと思いました。
備忘録としてメニュー写真を載せておきます。
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アラビア料理 アルアイン (南アジア料理(その他) / 伊勢佐木長者町駅、阪東橋駅、日ノ出町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.3