仲通にある、沖縄料理とボリビア料理のお店です。
鶴見区の仲通近辺は、かねてからリトル沖縄とブラジルタウンを兼ねていますが、こちらは沖縄出身ボリビア育ちのママさんが切り盛りする珍しいお店。
ボリビアはブラジルやペルー、チリに囲まれた内陸国で、貧しい国ながら絶景のウユニ塩湖などの観光資源や鉱物資源を持ち、日系ボリビア人も多く住み日本人街もあります。
この店は沖縄料理とボリビア料理のどちらもいただける珍しいお店で、みうけん家がお世話になるのは二回目なんですよ。
店内はまるでバーのような佇まいですが、座敷に座卓といった和な席もあります。
BGMは日本の演歌、ラテン音楽、KPOPなどゴチャ混ぜに流れていて、もはやどこの国にいるのかすら分からなくなるな!!
この日はお通しがアボガドとレタスでしたよ。
不思議に美味しいタレがかかっていて、これが美味しいのよ!
アボガドもよく熟れていて柔らかかったわ。
まずは「沖縄そば」(500円)。
子供用なんで紅ショウガ無しでお願いしました。
優しいダシのつゆ、モギュモギュ食感が独特な沖縄の麺。
じっくり柔らかく煮込まれた角煮、島かまぼこ、ネギという間違いナシな味わい!!
次に、ボリビアというかペルー料理だと思いますが「パパ・ア・ラ・ワンカイナ」(580円)。
ピリ辛なイエローペッパーソースとチーズソースとミックスさせ、ふかしたジャガイモにかけたもの。
ジャガイモとソースの相性が良いのね。
日本人にも充分に歓迎されるお味だと思います。
こちらはミックスコロッケ。
ブラジルのチーズ味や挽肉、沖縄の紫芋などいろんなコロッケがミックスされたセット。
個々の説明がないのでよく分からないまま食べましたが、熱々ホクホク、チーズはアチッとな。
こちらは「沖縄やきそば」(680円)。
ケチャップ・醤油の沖縄風とコショウ・レモン・パクチーのオリジナルがありますが、こちらはオリジナル。
塩焼きそばよりもさらにあっさりして、レモンの酸味とパクチーの香りで食べるようなもんですな。
不思議と、この麺とパクチーが合っています。
「ロモ・サルタド ライス付」(1450円)
牛肉とフライドポテト&野菜炒めです。
短冊に切った牛肉とフライドポテトを炒めた料理です。
それだけ書くとシンプルに思えますがカイエンペッパーなど色んな味つけがされているのでしょう。
日本にはない、何だか深い味わいで、添えられたゴハンが進む進む!
南米料理の中でも「パパ・ア・ラ・ワンカイナ」に並ぶ大好きな料理です。
ソフトドリンクからは「モコチンチ」(350円)。
モコチンチは、乾燥させたボリビアの小さな桃を黒砂糖やアニス、シナモンなどと煮て冷やしたボリビアの国民的な飲み物。
甘くて酸っぱくて、駄菓子屋で売られているあんずボーのような?
おっと、昭和生まれにしかわからない例えでゴメンねぇ。
さらに、お土産として「エンペナダ・デ・ケソ」(チーズの入っている揚げパイ)(300円)を購入しました。
このお店はママさんはニコニコしているし料理はおいしいし、座敷はゆったりくつろげるお店ですね。
ママさん一人で切り盛りされていて、混んでいるときは料理の提供に時間がかかることもありますが、気長にのんびりと南国気分を味わえるうってつけのお店です。
また機会があれば再訪したいと思います。
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