みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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港南区上大岡西・さかえ通りの「サティー」でタンドリーチキンビリヤニセット

 

Yahoo!ニュース上で度々取り上げさせていただいている、横浜市の美味しいエスニック料理。

今回は横浜市の主要な繁華街として発展を続ける、上大岡のインネパ屋さん(インド・ネパール料理屋さん)を紹介します。

 

そのお店は、上大岡駅西側の「さかえ通り」と呼ばれている商店街の中。

前回紹介させていただいた「大公タンタン」さんの隣にある、「サティー」さんとなります。

 

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今回紹介させていただくのは、「ビリヤニセット」。

ビリヤニというのは、インドなどでよく食べられる炊き込みご飯・・・と紹介されることが多いですが、実際は混ぜご飯といった方が正しいかもしれません。

 

おおまかに言えば、スパイスソースとご飯を別々に作って混ぜ込み、蒸して仕上げるのがビリヤニ。

その反面、最初から生米に野菜やスープを混ぜて炊き込むのはポロウやピラニやプラオと呼ばれ、西洋のピラフの原型となった料理です。


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では、さっそく店内へコンニチハ。

店内はテーブル席がズラリと並んでおり、ほぼ満席状態でした。

 

平日の昼過ぎだというのに、さすがの人気ぶりです。

しばらくして、皆さん食べ終わってお帰りになったので店内をパチリ。

 

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さて、改めてランチメニューを確認です。

まず前面に押し出されているのが、オリジナルという「石焼きバターチキンライス」と「石焼きキーマライス」。

 

その次に見えるのが「タンドリーチキンビリヤニセット」、「マトンビリヤニセット」、「ミックスシーフードビリヤニセット」。

そして、ネパールの国民的定食である「ダルバートセット」です。

 

多くのインネパ屋さんで主力メニューとなっている、いわゆる「ナンとカレーのセット」は右側にありますが、その扱いの大きさの差は歴然です。


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では、スタッフさんも「アツく」オススメして下さったメニューにチャレンジです。

 

◆タンドリーチキンビリヤニセット(1280円)

お願いします!

 

まず運ばれて来たのは、スープとサラダです。

スープは生姜をビシッと効かせたチキンスープ。

 

底の方には玉子とチキンが入っていますが、とにかく生姜が主張しておりホッコリ。

寒い冬には有り難い、身体がポカポカになるスープですねぇ。


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サラダはシャキッとしており新鮮そのもの、フレッシュなサラダ。

キャベツ・にんじん・レタスの組み合わせで、ドレッシングが優しい味わいで食べやすいです。


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続いて土鍋どーん。

家庭でもよく見かける純日本式の土鍋が使われていますが、蓋の小穴から吹き出す蒸気は明らかにスパイシー。

 

スタッフさんがミトンをつけて、カパッとご開帳してくださいました。

うーむ、見た目にも美しく、香りも爽やかです。


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お米はインドやパキスタンなどで人気のある長粒米「バスマティ」が使われています。

日本の米にはない、あまりにも特徴的な長いお米ですが、とっても良い香りがします。

 

このバスマティに混ぜ込まれたスパイスソースは、トマトをビシッと感じるフルーティなもの。

まさに、高貴な一食と呼ぶにふさわしい、エレガントなお食事です。

 


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たまにゴロンと大きいものが入っているなと思ったら、タンドリーチキン。

骨付きの大きな鶏肉をスパイスソースに漬けて窯で焼き上げたもので、アッツアツです。

 

大きいので、冷ましてから手に持って食べるのがベスト。

本来、インドやパキスタンなどでは食事は右手の素手で食べるのが上品とされていますから、遠慮なく右手に持ってかぶりつきましょう。


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ここで、脇に添えられた白いモノに着目です。

これはデザート!・・・ではありません。

 

ライタと呼ばれるヨーグルトソースで、シャキシャキなお野菜が混ぜ込んであります。

ビリヤニでは、このライタが大きなポイント。


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ビリヤニは、そのまま食べるとスパイシーで美味しいですが、このライタを入れるとまろやかになります。

コッテリで肉々しいビリヤニが、一気にやわらかい味わいになるから不思議です。


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下の方には、大きなチキンがゴロゴロ。

さらに掘り進めていくと、鍋底ではカリカリなオコゲができています。

 

このオコゲが美味しくて、本場でも人気の部分。

本場では工夫に工夫を重ねて、わざわざオコゲを作るための調理法をとることもあるんだとか。


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量もかなりたっぷり入っているので、満足感のある食事が楽しめました。

手はベタベタになりますが、何もかも忘れてお口いっぱい、お腹いっぱいほおばりたい一食だったのでした。

 

◆◇◆後記◆◇◆

 

食文化というのは、実にさまざまですよね。

日本では箸を使うのが基本です。西洋ではナイフとフォークとスプーンを使います。

 

では、インドや中東はどうか。

手で食べるのが正式な食べ方なんだそうです。

 

せっかくの食材ですから、味や香りや見た目だけではなく、手で触れた触感も楽しむのを良しとする考え方。

命を賭してくれた食材に、追い討ちをかけるように金属の食器を突き刺すのが可哀想だという考え方。

 

いろいろな想いがあるようですが、そこに共通しているのは食材に対する「愛」なのかな、と思います。

 

しかも、ただ手を使って食べればいいというものではなく、右手の親指・人差し指・中指だけを使うのが基本とされているなど、なかなか奥深いなぁと思います。

 

今回、ビリヤニはスプーンでいただきましたが、中のタンドリーチキンは右手に持っていただきました。

ホカホカな温かさ、プリプリなお肉の感触が手でも感じられて、「なるほどなぁ」と納得しつつ美味しくいただきました。

 

上大岡の街で、ちょっと変わったエスニック料理が食べたくなったとき。

駅の西側「さかえ通り」に面した「サティー」さん、オススメです!

 

 

 

再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい

 

 

 

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※食べログでは表示されません

 

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サティーインド料理 / 上大岡駅港南中央駅
昼総合点★★★★ 4.0

 

 

 

 

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