今日は川崎にやって来ました!!
さすが、川崎駅前ともなると賑やかです。
このたび目指すは、京急川崎駅とJR川崎駅に挟まれた好立地。
新潟県は糸魚川漁港から直送された、最高級のノドグロや地魚が美味しいというウワサの居酒屋さんにやってまいりました!!
やって来たのは、駅前のビル地下1階。
魚屋あらまさ 川崎店さんです。
(*´ω`*ノノ☆ パチパチパチパチパチパチ ★
こちらのお店は、ずっとブックマークで待機していました。
今回、念願かなっての訪問です!
あらまさって、なんだか聞いたことある名前だなぁ、と思いません?
そう、「6」のラベルが印象的な、秋田県の蔵元さんじゃないの!!
このお店は、「新政酒造」をはじめ、全国のいろんなお酒が取り揃えられているのがウリ。
さすが、メニューにも日本酒の銘柄がズラリと並んでいますねぇ〜♪( ´▽`)
では、さっそく店内へ。
まず入って目に着くのは広い玄関と、落ち着いて明るいカウンター席。
ここで靴を店員さんに預けます。
奥には掘りごたつあり、個室もあり。
今回は中庭をのぞめる掘りごたつ席でした。
木目を活かした内装の席は、実に広くてゆったりと座れるのがいいですねぇ。
さぁ、日本酒にこだわるお店は、魚がウマい!!
・・・ということで、いろいろ注文です!!
まずは突き出しから。
◆◇◆里芋の炊き合わせ◆◇◆
こちらは見た目が実に綺麗で、上品な味です。
んー、里芋の皮のむき方さえ美しい。
里芋を上手にむくのは、実は熟練の技なのです。
里芋はふっくら。いんげんはシャキシャキ、しめじはつるりと。
素材ごとに分けて調理される、という手間のかかる「炊き合わせ」が突き出しとは。
このお店のレベルの高さが、さっそく垣間見えてきますよね。
◆◇◆特上 お造り盛り合わせ◆◇◆(1人前2300円×2)
のっけから主役きちゃいましたーーーー!!
なんなの、このツヤツヤさん!! ♪( ´▽`)人
さすがは特上。
間違えのないラインナップでやって来ました。
見るだけで目にも美味しい、豪華な6種類。
ボタンエビ・シマアジ・マダイ・本マグロ・ノドグロ・カンパチです。
淡白なお魚から食べましたが、並び順にひとことずつ d( ̄  ̄)
▼ボタンエビ
さすが新鮮なボタンエビ。
尾の部分も美味しいけれど、ミソが濃厚で、思わずちゅーちゅー♪(´ε` )
尾の部分はねっとりとして甘〜いなぁ。
噛むごとに、お口の中で弾ける美味しさです。
▼シマアジ
美しい飾り切りがなされ、銀の肌がキラキラと輝くのがシマアジさん。
食べた瞬間、こりっ!こりっ!!
歯に直接つたわってくる弾力を噛み切るたびに・・・
ふわぁぁぁあ〜っと鼻を抜ける、青魚特有の深い香りがたまりません。
▼マダイ
ひかえおろう!! 白身の王様、マダイなるぞ!!
さすがは上品な舌触り。
しかし、噛むごとに深まる、力強〜いうまみよ。
ねっちりと舌にまとわりつくような、独特な舌触りも秀逸。
▼本マグロ
白身の王様の次は、赤身の皇帝・本マグロです。
もう、神々しくて土下座すらしたくなります。m(_ _)mヘヘーッ
丁寧におろされたワサビをのせ、醤油にちょいちょいっと。
噛むごとに甘くてジュワンと広がるマグロの脂の甘みで、ムフーンと笑顔です。
▼ノドグロ
このお店に来たらノドグロは外せません。ちょいと炙ってありますね。
噛むごとにホロリとほどける、身の柔らかさ。そしてあふれる笑顔!!
香ばしく炙ってあるので、香りも高いです。
ノドグロでしか味わえない、上品な脂と食感が実に絶妙です。
▼カンパチ
カンパチは塩でいただきたい。
皮をはいだあとのキラキラした照りも良いですねぇ。
ブ厚い身を食べてみると、ものすごくコリコリ!!
みうけんは釣り人ですが、釣った魚をすぐにさばいて食べた時を思い出します。
シャグシャグと噛んでいくと、ジュワジュワあふれる脂の美味しいことよ。
一見するとあっさりな刺身の盛り合わせで、すっかり給油完了です。
◆◇◆のどぐろ塩焼き◆◇◆(小サイズ・3000円)
このお店は、ノドグロがウリですからね。
焼いたノドグロさんも食べておきたい。
見た目の美しさもさることながら、箸を通すと「おぉう」とうなっちゃいました。
ふっくらと焼かれた、脂の乗ったノドグロ!!
お寿司屋さんとかで、切り身になった状態で見る事はありますけどね。
さすがに、ノドグロのおかしらつき(死語)は今回が初めてです。
さすがは、「あらまさ」さんが自信をもってメニューに出すだけはある・・・。
ふっくらと焼かれた身は脂のノリが実によく、塩加減も絶妙。
もう、これだけで日本酒が何杯もいけちゃいそう・・・
というワケで、妻ちゃんがたまらずに日本酒を選び始めました。
今回選んだのは、店名にもなった「新政酒造」から。
◆◇◆陽乃鳥 プレーン 貴醸酒◆◇◆(90ml1080円)
ふつう、日本酒は「水・米・米麹」で作られますが、このお酒は違う。
なんと、水の一部にお酒を使っているのです。
そのために濃厚で、かつ甘味も強くなるんだとか。
さっそく妻ちゃん、ヒンヤリキリリなグラスを傾けつつ、感想を語ってくれました。
このお酒は、まるでアンズのような味わい。
ワインのようにフルーティーで、ここまで香りが高いとは!!
うーーーーん、今までこんな日本酒に出会った事はない!!
日本酒というが、まるでフルーツを味わっているような爽やかさと芳醇さ。
このお酒は、心から飲んでよかったと思える一杯。
もともとが値のはる高級なお酒なので、これで1080円ならコスパも最高!!
との事でした。
ちょっとコッテリしたオツマミも行きましょう♪
◆◇◆うなぎの酢の物(うざく)◆◇◆(800円)です。
こちらは川魚(海にも行きますが)の王様。
さすがは、「あらまさ」さんのうなぎ料理。
ツヤツヤなタレの下には、脂が乗っていてふっくらと肉厚な身。
それでいて、酢が全体をキリッと引き締めているので、サッパリといただけます。
ちょっと女子ウケするオツマミも。
◆◇◆マスカルポーネと酒粕レーズン◆◇◆(650円)
こちらはレーズンがたっぷり。
箸休めによい逸品です。
さっぱりとしつつも、バターとレーズンのコクを濃厚に感じるねぇ。
個人的に、レーズンバターサンドを思い起こします。
揚げ物も行きましょう♪
◆◇◆二色の手包み春巻き◆◇◆(900円)
こちらは太くて豪快な春巻き2種。
薄めの皮がパリッとしていて食感もよいです。
一つは、アボカドとマヨネーズがこってり濃厚。
サクサクの食感の中のクリーミーさ。この対比がよい!!
もう一つは、肉がガッシリ仕込まれていますね。
ザクっと噛むごとにあふれる、肉ならではのコッテリな風味がイイねぇ。
最後に、もう少しオサシミ食べたいの(はぁと)というので、オサシミを。
どんだけサシミ好きやねん!!
◆◇◆〆鯖◆◇◆(900円)は青森県産。
こちらも綺麗に飾り切りがなされています。
ツヤツヤでキレ〜イな、〆鯖。
しっとりとした柔らかな食感と、舌触りが良い。
噛むごとに爽やかな酢の香りが、鼻をスッとぬけていって実に小気味よいねぇ。
◆◇◆煽り烏賊◆◇◆(1210円)は静岡県産。
イカは、なにげにみうけんのリクエスト。
ブ厚くて食べ応えあるなぁ!!
食べるごとに食感が!! こりっ、こりっ♫
淡白なのに、後から来る旨味が!! うまっ、うまっ♬
〆にはサッパリと、ご飯を少々^^
◆◇◆炊き立て土鍋ご飯◆◇◆(鮭とイクラ・2750円)
ガッツリやないかーい (妻 ・д・)⊂彡☆))Д´) スパーン
丁寧に、ていねーいに土鍋で炊き上げられたご飯。
さすが粒が立っている!!
うちでも、何度か土鍋ご飯を炊いたことがあります。
やはり炊飯器炊きとは違いますよね。
その中には、たっぷりのイクラと、綺麗に焼かれた鮭。
店員さんがホックリと混ぜてくださいます。
さっそくいただくと・・・ うーん!!
新鮮なイクラのプチプチ感と、ジュワジュワな甘味!!
香ばしく、しかしてプリッと焼かれた鮭のうまみ!!
もう、多くは語れません。
ただ、ただ、この一言。
「これがウマくないわけがない。」
この一言に尽きるのです。
いつもは必ずデザートを食べる妻ちゃんが、この日は食べませんでした。
わかります。みうけんも、この余韻を大切に持ち帰りたい。
その一心で、大切に、大切に味わって頂きました。
◆◇◆後記◆◇◆
このお店は、お料理一つ一つが実に繊細です。
海に囲まれた海鮮の国、日本の料理の良いとこどりといった感じ。
その盛り付け、切り方も芸術的の一言。
料理が好きな身としては、一品一品に興味津々でした。
みうけんも魚をさばいたりはしますし、料理は大好きです。
だからこそ、プロの技ってものをじっくりと楽しむことができた一日でした。
店員さんも女性ばかりで、柔らかな接客。
しかして、お料理やお酒の説明などもきちんとしてくださいます。
このお店は駅からも近くて便利。
多少値は張りますが、決して損はしない内容。
さらに、ドリンクもお料理も種類が豊富で、どれも間違いがないものばかり。
お店の雰囲気も接待や会食、デートから一人飲みまで使い勝手が良い内容です。
このお店は、川崎の喧騒を離れたいとき。
ゆったりと、オトナな時間を楽しみたいとき。
本当にオススメできるお店です!!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★