湘南台駅から10分くらい歩いたところにある本格的なインド料理のお店。
食べログで見た独特なナンが、日本によくあるインネパとは一線を画すものだったので、ずっと気になっていたのよね。
いやぁ、普通は入るのに勇気いるだろうなぁ!!
みうけんは臆せずにどしどし入るぞ。
このお店は食材店も併設されていて、入り口の脇にはショーケースがあります。
食用油、トイレットペーパー、食器洗い洗剤、色褪せた女性ものの靴などが無秩序に置かれていてグッときますね。
ここでトイレットペーパーとか靴とか買う人いるのか??
店内はちょっと薄暗いな。
まぁ、これくらいならみうけんは違和感なく馴染めます。
この日は、髭が立派で威厳のある現地人おじさんが接客してくれました。
まぁ見た目は威厳たっぷりですが、ごく普通な付かず離れずの接客です。
テレビでは現地の映画が流れていましたが、特にダンス全開マサラムービーってわけでもないのね。もちろん字幕はありません。
チラッと画面を見たら、威厳のあるおじさんが満面の笑みで「こっちの方が見やすい!! こっちに座れ!!」と身振り手振りで促してくださいました。
いい人じゃん!!
でもまぁ、もう立つのめんどいしいいや。
さて、この日の注文は〜。
安いランチセットのチキンとかベジタブルでも良いんだけど、せっかくここまで来たから妥協はできない!!
意を決して、一番高い「マトン カライ」(1050円)に「ナン」(200円)をつけちゃおう!!
おじさんに注文すると、すぐさま水を持って来てくださいました。
コップに1杯だけじゃなくて、ボトルで来るのは嬉しいね!!
しかしペットボトルが若干ホコリっぽいことないかな(笑
でも、しっかり冷えています。
何やら奥の厨房でナンの生地をバンバンやって広げてるなと思ったら、10分くらいで到着です。
これこれ、このナンに会いたかったの!!
はやる気持ちを抑えて、まずはサラダから。
キャベツとにんじんが主体のアッサリとしたサラダ。
ドレッシングがしっかり混ぜ込んであって食べやすい。
マトンカライはトマトベースのカレーにスパイスを効かせ、柔らかく煮込まれたマトンをゴロゴロと入れたカレー。
しっかり辛いな!!
輪切り唐辛子がこれでもかと効いていて素晴らしいわ。
何気に仕込まれたパクチーも風味が爽やかで、サッパリと頂けます。
そして、何げにオイリー。
ナンはフカフカというより、どっしりと重いナンです。
ところどころ開けられた穴の周囲がカリッとしていて、中はすごくもっちり。
これは1枚でもずいぶんと食べ応えがあるなぁ!!
ナンをちぎって、二つ折りにしてカレーと肉を挟んで口に放り込む。
もうね、一口一口が幸せです。
この幸せはそんじょそこらのインネパ店では決して味わえない幸せよ。
やはり、日本人向けのインネパとは違う。
違う! 違いすぎる!!
日本人向けのカレー風のスープには、もう戻れません。
まさに、みうけんの体はこういうのを求めていたのですよ!!
ずいぶん昔、バブルのころに実家の隣のアパートに出稼ぎ外国人が住んでいて、こういう香りをプンプンさせていました。
あの頃から慣れ親しんだスパイスの香りは、もはや心の故郷といっても良いくらいです。
このお店は実に現地人向けの味。
日本人向けのナンとカレーに飽き飽きした人にはオススメです!!
次回はビリヤニも食べに来なくてはね。
備忘録としてメニュー写真をあげておきます。
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
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