今では閉鎖されつつありますが、この旅行を思い立った当時は「韓国三十三観音めぐり」というものがありました。
御朱印巡りをされた経験のある方なら、坂東三十三観音や西国三十三観音、秩父八十八か所めぐりなどは聞いたことはあるかもしれません。
このころ、みうけんは韓国で企画されていた韓国三十三観音めぐりを思い立ち、韓国の地方地方を巡っていました。今回、その旅行記に加筆修正しながら、旧サイトから徐々に転載していきたいと思います。
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突如、韓国33観音めぐりを思い立ってから幾月の年数が流れたのでしょう。
公式サイトで注文した御朱印帳も永らくお蔵入りとなっていましたが、いよいよ第一歩を踏み出す日がやってまいりました。
記念すべき平成26年5月23日。
成田からのアシアナ航空・仁川国際空港行きに搭乗です!!
翼下に見下ろすなつかしき第二の故郷、大韓民国。
2時間余りのフライトのすえ、仁川国際空港に到着しました。
空港からは空港高速鉄道に乗ります。
この鉄道は最近できたもので、ソウル市内までもっとも早く移動でき、しかもハングルが読めなくても何とか使える交通機関です。
この鉄道で홍대입구(ホンデイプク)駅まで行き、そこから路線バスに乗って신촌(シンチョン)駅近くのモンブランホテルにチェックイン。
このホテル、日本語可能となってましたが受付のお姉さんは「コンニチハー」くらいしか言えずw、結局は韓国語でのチェックインになりました^^;
ホテルに荷物を置き、軽くシャワーを浴びてからシンチョンの街をウロウロ。
韓国に来たばっかで、まだ右も左も分からなかった頃に初めて歩いた繁華街です。
ここからバスに乗り、ホンデイプクまで戻ります。
この日は久々に会う韓国人の友達、ミヤンちゃんと夕飯を食べる約束をしています^^
シンチョンからホンデイプクまで地下鉄で一駅なんで地下鉄に乗ってもいいんですが、バスだと階段を上り下りしなくてもいいんですね~^^
韓国の路線バスは、みんな番号です。日本のバスのように「○○行」という明確な表示は最近になってやっと付きはじめました。
バス停に行くと、バスの番号が書かれ、またそのバスが止まる停留所が一覧になったものが貼ってありますから、それを見て自分が行きたい所には何番のバスに乗ればよいのかを調べるのです。
もちろん、この停留所の一覧表も車内放送もすべて韓国語ですから、慣れるまではけっこう大変かもしれません。
とりあえず、ハングルが読めないと使えないのでハードルは高いと言えるでしょう。
下はバス停で撮った動画なのですが、バスには時刻表がなく、だいたい何分間隔という走り方でやってきます。
バスはは適当な所に止まるので、バスが来たらそのバスまで歩いて、時にはダッシュで行かなければなりません。
さて、ホンデイプクに到着です。
ちょうど選挙戦の真っ最中で、路上には選挙の宣伝カーが停めてありました。
ホンデイプクは漢字で弘大入口。ホンイク大学という大学のある学生街です。
ここで、ミヤンちゃんと、そのお友達と落ち合い、連れて行った頂いたのがこちら、コプチャンタウン。
コプチャンとは小腸の事ですね~^^
いわゆる、こてっちゃんですw 日本のスーパーによくある、アレですね。
味付けは日本のものより辛いです。
もともと、ホルモンは日本にいた在日の方々が食べていた料理で、それが祖国に逆輸入されたんだそうな。
たくさん飲んで、たくさん食べて。まだ脳が韓国語に切り替わってなかったので、あまり喋れなかったけれど、なかなか楽しい夕飯が食べられました^^
一通りお腹を満たし、かき氷も食べて、楽しいソウルの夜は更けていきました。
つづく・・・
【韓国旅行記51回2日目ー1】 朝早く起きてバスと船で島へ渡る(平成26年5月24日(土)) - みうけんのヨコハマ原付紀行