みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。※現在アップしている「歴史と民話とツーリング」の記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。

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風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。

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多くの人たちを見守った 大塚の石仏と百番供養塔(中井町)

 

神奈川県の西のほう、のどかな農村地帯が広がる中井町を原付で走っていました。

このあたり、このような小春日和に原付で駆け抜けていると、聞こえてくるのは鳥の声ばかり。

 

どこからか菜の花の香りがしてきて、実に牧歌的な風景です。

ある交差点を曲がろうと一時停止して左右を見ていると、目の前に石仏が。

 

なんとなく「ちょっと寄っていきな!」という視線を感じたので、寄らせてもらうことにしました。

こういう時にフットワーク軽く立ち寄れるのも、自動車とはまた違った魅力です。

 

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立派な門柱には、「大塚の石仏」と陰刻されています。

赤いよだれかけをされていますが、どうやら地蔵菩薩ではないようす。

 

着衣や持ち物の様子が分かりませんが、お顔からして観世音菩薩さまか・・・?

 

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と思っていたら、きちんとした案内看板がありました。

このような路傍の石仏に、ここまで立派な案内看板があるのは珍しく、ありがたい!!

 

やはり観音様であったようです。

 

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案内板によると、1月17日は観音様の日であり、馬に乗ってお参りする習わしがあったとか。

 

ここには富士塚があり、信仰の対象になっていた。

そして、大塚という塚があり、地名の由来にもなっていた。

 

富士塚は、富士山が信仰の対象であったころ、お参りに行く人がたくさんいたわけですが、多忙や足腰不自由などで富士山に行けない人もたくさんいたわけで。

 

そういう人たちのために、ミニ富士山がたくさん作られていろんなところで信仰されたようです。

この富士塚は都市部ではほとんど破壊されてしまいましたが、わずかながら残されて今なお大切にされてたりもします。

 

www.miuken.net

 

また、横浜市港北区には、開発によって塚が無くなった後も、そっくりそのまま町名として残している例もあります。

 

かつて、ここには見上げるような大きな塚があったのでしょう。
往時に想いを馳せると、まるで瞼の中にその勇姿が蘇ってくるかのようです。

 

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脇には小さな「百番供養塔」が残されていました。

これは、小さな塔ですが仏教徒の大切にする慈悲の心、分け与える心の象徴です。

 

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観音様を信仰する人たちは、いろんなところに開設された観音霊場を巡ったりします。

だいたい、三十三ヶ所のお寺を巡って、それぞれ祀られている観音さまに詣で、ご縁をいただくというものです。

 

最近はだいぶ数も減りましたが、神奈川県内にも横浜市内三十三ヶ所、小田急三十三ヶ所というものもかつてありましたし、現在でも旧小机領三十三ヶ所、三浦三十三ヶ所、鎌倉三十三ヶ所などは健在です。

 

みうけんも坂東三十三ヶ所や鎌倉三十三ヶ所は行ったことがあります。

 

その中でも、特に有名な3か霊場。

すなわち、西日本の「西国三十三ヶ所」、関東地方一帯に散らばる「坂東三十三ヶ所」、埼玉県の「秩父三十四ヶ所」(ここだけ三十四ヶ所)の巡礼をすっかり終えた方が、記念に建てたのが百番供養塔というものです。

 

当然、車も飛行機もなかった時代ですから、全て徒歩での旅となった江戸時代。

誰にでも行けるものではありませんでした。

 

いくらお金があっても、また休みを取ることができても、お年寄りや子供などはそこまで歩くことができず、行きたくても行けなかった人もたくさんいたわけです。

 

そのような人たちが気軽にお参りできて、功徳をお裾分けしてもらえることができる、それがこの「百番供養塔」というもので、なるほど昔の人たちの、功徳を皆さんに分け与えるという慈悲の心が今に伝わってくるようです。

 

さて、近くには「稲荷社→」という看板もありました。

気になる方もいらしゃるでしょう。

 

実際にみうけんも行ってみましたが、実際にあったのは西北に850メートル離れたところでした。

 

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せっかく行きましたが、こちらには何も説明も由来もなく、もちろん大塚の石仏との因果関係も分からず、なぜわざわざ案内されているのか分からない程でした。

 

しかし、これもご縁と思って合掌礼拝させていただきました。

 

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ただ、この稲荷社じたいは高台となっており、稲荷社の境内から見渡す眺めは実に素晴らしく、遠くに眺める丹沢大山のなつかしい山並みを眺めていると、むかしむかしの人と同じ風景を眺め、この感動を共有できているという喜びにあふれ、この世に生きる素晴らしさを改めて実感したのです。

 

 

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