この日は赤坂へやって来ました! 赤坂といえばTBSのお膝元。
多くの芸能人やギョーカイの方々が集うまちで、美味しいものも集まるところですよね。
この日は美味しいお鮨が食べたいねということで、やってきたのは地下鉄赤坂駅7番出口を出てすぐわき、美味しい飲食店が入るビルの2階。
エレベーターで2階に上がると入り口が見えました、今回のお店は2020年の開業から絶大な人気を得続けている、「鮨 こしかわ」さんです!

さっそく店内に入ると、物腰柔らかな女将さんやスタッフさんがコンニチハ。
コートを預けてカウンターへと案内してくださいましたが、さすが一流店だけあって最初からホスピタリティも高いです。

大将の手練れの技を眺めることができるオープンキッチンのカウンターは清潔感のある明るい10席。
奥には個室もあるようで、これは芸能人とかがお忍びで通っていそうな予感!

この日は人気ナンバーワンというオススメのコースで!
◆おまかせ握りコース(19800円)
おねがいしまーす!!
さぁ、さっそく本日のお魚を大将自らお披露目です。
タイ・アマエビ・ノドグロ…アマダイの中では最高級とされるシラカワアマダイまで!

白身魚のあとは、アジ・コハダ・アカガイ・スミイカ・ホタテなどなど。
光り物も好きだし、イカも貝も大好物なので、これは個人的に嬉しすぎるラインナップです!

この日のマグロは、一本釣りされて青森県は大間で水揚げされたもの。
マグロの中のマグロ、まさにブランドのマグロです。
大トロ、中トロ、赤身はもちろんカマトロやホホなど、珍しい部位もしっかりそろってます。

お鮨屋さんだから当たり前だよ! と言われてしまったらそれまでなんですが、この大将がお魚に対する知識が広くてお話の引き出しも豊富なのです。
お鮨屋さんの楽しみって、食べるだけではなく大将のお話を聞かせていただくのもまた楽しいもの。
さらに、お魚を紹介する時に感じるオサカナ愛がビシビシ伝わってきて、これならこのお店は間違いがないでしょ!

◆大入にごり濁濁梅酒 極
この日は妻ちゃんはソーダ割りでいただいていました。
トロッと濃厚な「にごり梅酒」で、果肉感をしっかり感じて甘味と酸味だけではなく香りでも楽しめる一杯とのこと!

そして、お鮨屋さんで無くてはならないガリ。
ここのものは芽の部分を使った芽生姜(ハジカミ)をガリに仕立てて一口大に切ったもの。
甘すぎず辛すぎず、あまりにも良きおつまみになっていたのでサクサク食べて何度もお代わりしてしまいました(ノ∀`)

さぁ、いよいよお鮨のスタートです。
この日の舎利は、あきたこまちの七分精米。
ふつうに炊くと糠の香りがする程度ですが、今回はお鮨なので舎利酢と合わせてもお米の香りが抜けないように七分精米にしているそうです。

◆中トロ
大間の本マグロの中トロさん! パクッといただくと─もうね。美味しくて言葉がないですよね。
いまがちょうど旬の本マグロの、お口に広がる旨味・甘味・酸味バランスがものすごく良くて、これはいつまでも噛んでいたい一貫目です。

◆甘エビ
これは個人的に好きなネタで、米酢で仕立てた白舎利によく合います。
この日頂いたのは、丸一日かけて寝かせた甘エビをコブ〆にしたもの。
昆布の香りがしっかり映ってお口の中をシアワセにしてくれるし、なんといってもエビならではの甘味とねっとり感がすんばらすぃ!

◆すっぽんの出汁
ここらで温かい汁物が欲しいなぁと思っていたら出て来ました(人∀`)
すっぽんの出汁でカブを柔らかく炊いたもので、葉っぱも入っているのが嬉しいですよね。
あっつあつなのも嬉しいし、すっぽんの出汁がバシッと効いているのみならず、アクセントのユズがしっかり効いています。

◆フグのぶつ切り
全体よく混ぜてお召し上がりください、とのこと。
身はプリプリ・皮はコリッコリと、いろいろな食感が楽しめます。

フグの身と皮の食感に加えて、サクサクしたものはお茶漬けに入っている小さなアラレ。
さらに、薬味としてミョウガ・カイワレ・サラダ大根が入り、皮はあん肝を合わせたポン酢に漬けているという手のかかりよう。
複雑な味わい、さらにいろいろな食感を楽しめて、これは食べていて楽しくなれる逸品です。

◆アカガイ
見てわかる、その新鮮さ! なんと、舎利の上でまだ動いています。クネクネさん!
個人的に貝は大好きなので嬉しいですねぇ。
包丁の入れ方が実に綺麗で歯切れもよく、アカガイならではの濃密な香りが実に素晴らしいです。

◆アジ
どっしりと大きめのアジで、脂がしっかり乗っています。
今治で水揚げされたハナアジさんは、プリップリな食感と香りの高さが特徴的。
ハナアジとは、関アジというブランドのアジの中でも特選クラスのもので、身の締まりが格別です。
上にちょこんと乗せられたネギと生姜のペーストがより爽やかに食べさせてくれますよ。

◆新政 コスモス 改良信交 2024
日本酒が飲みたいと言った妻ちゃんに女将さんがオススメして下さった、美味しい日本酒。
これが日本酒か! と叫びたくなるようなフルーティさの中に軽い口当たりの旨味を感じる一杯。
なーんと、贅沢なお酒です。かなりの入手困難なお酒、ここで飲めるとは!

◆サワラの焼き物
皮目をパリッと、身はふっくらテリテリに焼き上げたサワラさん。
そのそばには伝助大根の醤油漬けと、ムカゴが添えてあります。
ムカゴは久々に食べますが、やはりおいしいですね!

さっそくサクッと割ってハムッといただくと、身がフワッと柔らかくって最高なんです!
サワラならではの旨味がしっかり濃ゆくて、そのまま食べても良し! 大根おろしを添えても良し!
大根おろしは、ただおろしただけではなくザキザキな食感の鬼おろしというのも泣かせます。

◆赤身のヅケ
握る前に、チラッと見せていただきました。
マグロのヅケは江戸時代に発達した食べ方で、冷蔵庫がなくてもマグロが保存でき、しかも醤油をつけなくてもサクッと食べられる、まさに江戸の「ファーストフード」だったそうです。

では、さっそくいただきまーすとパクリ! …んんーん。
上に振られたユズが、マグロの深い旨味をしっかりと引き立ててくれていますねぇ。
旨味しっかり、酸味はキリッと、食感はねっちり。
いま、まさに本マグロを食べている…そのシアワセを全身で感じられる、食べた後の余韻でも楽しめる極上の一貫でした。

◆タイ
3日間にわたってコブ〆にしたそうで、熟成させたがゆえの旨みをしっかり感じます。
この旨みがものすごく濃い上に、ねっとりして、グッと感じる食感をしっかり感じられるのも嬉しいところ。

◆ヒラメの南蛮
ヒラメを揚げてしまうことじたいがぜいたくですよね。
こちらのものは揚げたてのものに南蛮のお酢をサッとあえたもので、揚げたての食感を損なわないようにしているのだそうです。

外はカリッとサクサクで、お箸でつまんだだけでサクサクが伝わってくる嬉しさ。
中はふっくらふわふわで、酢加減もドギツクないのでヒラメの旨味をしっかり味わえます。
添えられた京ニンジンやレンコンも良い仕事をしていますねぇ。

◆スミイカ
包丁の入れ方も美しい、純白の宝石きましたー!!
身がコリッコリで甘味しっかり! 味付けはシンプルに瀬戸内の藻塩と、オレンジの皮をすりおろして振ってあります。
何と言っても食感が素晴らしいですよね。イカって本当に美味しいですねぇ。

◆クルマエビ
尾の先端は塩とユズで、尾の元の部分は醤油でいただきます。
プリッと食感がよく、しっかり甘味があって、本当に美味しいなと思います。
味付けもほどほどなので、エビさんの美味しさも邪魔していないのがいいですねぇ。

◆AKABU 純米酒 NEWBORN
醸造したばかりの生酒をそのまま瓶詰めしたという、入手困難にして季節限定の希少な一杯。
これもまたワインのようなキレとフルーティな香りがしっかりしています。
これも女将さんが大好きなお酒ということで、さすがお詳しいなぁと感心しきり。

お猪口が江戸切子というのも気が利いていますよね。
お酒を入れて持ち上げてみて下さい! お猪口の下に映る光が実に綺麗です。
これができるのは、おそらく江戸切子ならでは!

◆ノドグロのあぶり
これは、食べて決して損はない一貫!!
炭火焼きの味わいがものすごく香ばしくて、これは美味しいお店のウナギに匹敵する炭焼き感!
ノドグロというだけでも美味しいのが確定しているというのに、これを炭で炙ってしまっただなんて罪すぎる美味しさです!

◆小鉢
ハコガニ・ナマコ・アワビ・イクラを合わせた小鉢です。
よく混ぜていただくのですが、ハコガニの味わいの濃さがまず最初にガツンと来ます!
その後に押し寄せてくるのが、イクラのプチプチとねっとりした味わいの対比。

底の方には、たっぷりと仕込まれたナマコさんやアワビさん。
それぞれ独特な食感と噛みごたえがあり、お口に広がる磯の香りも香ばしくて、これは最高のおつまみです。

◆ブリしゃぶ
しっかりと身が厚いブリの身は、それだけでも脂が乗っていて美味しそう。
そんなブリの身を豪華にブリしゃぶにしてしまった、ぜいたくすぎる逸品。

もうね、身がね。ぷるっぷるで、ほっくほくで。噛めば噛むほど甘い脂の美味しさも感じます。
シャキシャキな菜ものの食感とフワプリなブリの食感の違いがものすごくよくて、お皿の底の出汁の味わいも最高です!

◆コハダ
なんと、酢で〆たコハダを三つ編みにしてしまった楽しい見た目の一貫。
お酢の感じや香りがものすごくちょうど良くて、コハダとしては口どけがすごく良く、日本酒が進みます!

◆シラカワアマダイ
幻とも呼べるような最高級のアマダイを、コブ〆した逸品。その甘さは抜きん出ています!
お口に広がるビシッとした甘さの中に、シャックシャクなのにねっちりとしたお魚さんならではの食感。
まるでエビのようなしっかりとした甘さなのに、歯切れがものすごく良いのがポイントですねぇ。

◆大トロ
これはすごいです。持ち上げるのが大変なほどの身の柔らかさで、お口の中でトロトロにトロけます。
実に美味しく、まさにお口の中でのマグロ祭り。甘味・旨味・香りの三重奏で、世の中にこんなうまい物があるとは感動しきりです。

◆穴子
しっかり蒸してあるので、手で持ち上げるのが難しいほどフワフワな穴子さん。
これは握るのも大変そうだし、手も熱そう! その反面、歯がいらないほどの噛みごたえなのが素晴らしい。

◆玉子焼き
焼くだけで1時間20分、仕込みを入れたら2時間かかるという江戸前仕様の玉子焼き。
海老や白身魚のすり身を練り込んでじっくり焼いたもので、もともとは魚より玉子の方が高価だったためにこのように作ったのだそうです。
どっしりした食べ応えのなかに、玉子の甘みと白身魚の旨味を感じて、お正月に食べる伊達巻のよう。

◆留め椀
ナメコのお味噌汁で、ホッコリ。
出汁は海老の頭でしょう、しっかりと出汁をきかせてあってジワジワと染み入ります。
これぞ本当に美味しいお味噌汁という感じ!

◆甘味
トロリと甘い杏仁豆腐の上に、フローズンのイチゴを包丁で刻んだもの。
トロトロな優しさとシャクシャクな歯応え、甘みと酸味とフルーティさの組み合わせが実に秀逸です。

◆◇◆後記◆◇◆
今回いただいたのは、赤坂の江戸前鮨の名店「鮨 こしかわ」さん。
まさに上質。まさに丁寧。そして充足と満足、心まで満腹なひとときでした。
美味しいお茶をすすりつつ、お鮨一貫一貫の余韻を楽しみながら大将や女将さんとお話をしていくうちに、このお店のお鮨に対する愛情がしっかりと伝わってきます。

そして、このお店はさすが赤坂の名店。
トリップアドバイザーの評価でも常に上位にのぼり、日本人のみならず欧米からのお客さまも多く訪ねてくるとのこと。
東京に数多くあるお鮨屋さんのうちの一軒で、それも通りにギラギラしたネオンなどを掲げているわけでもないのに、こうして人が集まるにはワケがあると思います。

東京の赤坂で、大切な人をおもてなししたくなった時。
赤坂駅7番出口を出てすぐわき、「鮨 こしかわ」さんは、誰を案内しても喜ばれる名店だと思います。
東京で美味しいお鮨が食べたくなったとき、是非とも訪れておきたい一軒であると思います。
お試しを!
鮨 こしかわ
03-6277-7158
港区赤坂5-4-14 トレード赤坂ビル 2F
鮨 こしかわ| 食べログ
【ほしいものある? Amazonでお手軽ショッピング】
※食べログでは表示されません

★☆食べログもごひいきに願います☆★
鮨 こしかわ (寿司 / 赤坂駅、溜池山王駅、赤坂見附駅)
夜総合点★★★★★ 5.0