横浜駅西口から徒歩7分。
浅間下交差点近くの路地に、外から中が見えない路地裏の焼き鳥店「田 横浜店」さんを訪問しました。
備長炭で焼く串10本+選べる〆が付く「おまかせ焼鳥コース(5500円)」に、赤星やクラフトジン、日本酒まで揃い、料理に合わせて選べるのも魅力。

外側からは中が見えないので、ちょっとドキドキ。
外のメニューがラーメン屋さん仕様で、さらにドキドキ…しかし扉の先には、焼きの技を目の前で見られるカウンターが待っていました。
その中には大将の「焼き」の技術をじっくり眺められるオープンカウンターが8席。
奥には完全個室のテーブル席もあり、最大6人で利用できます。

この日頂いたのは、内容が分かりやすく、〆も選べるコースから。
◆おまかせ焼鳥コース(5500円)
さっそくお願いしまーす!
このコースはおまかせ串10本に、選べる〆料理がついた実にオトクな内容なのです。

ドリンクの種類もさまざまで、何を頂こうか悩んでしまいますよね。
瓶ビールは赤星、クラフトジンやワインが揃っているのもいいなと思います。

◆クラフトジン(1000円〜)
この日、妻ちゃんはクラフトジンをチョイス。みうけんは断酒中のため「黒烏龍茶」(600円)です。
このお酒は「TOKYO LOCAL SPIRITS(トーキョー・ローカル・スピリッツ)」の国産スピリッツ「赤丸薄荷と白樺の葉」(あかまるはっかとしらかば のは)。
ソーダ割りでいただきましたが、優しめのハッカの香りが森林浴のような清涼感のある香りで、お肉との相性がよくスッキリといただける一杯です。

お通しはお漬物で、この日は食べ切るとお代わりができました。
浅漬けのような爽やかな漬かり具合で、これもお肉との相性がよく、箸休めとしても最適です。

さっそく焼き鳥を焼き始めていただきました!
焼き鳥を焼くのは、備長炭だそうです。炭火で焼いたお肉って、本当に美味しいんですよね。

「ハツ」は鶏さんの心臓の部分ですよね。
レバーのように鉄の香りを感じつつ、そこまでクセがないので食べやすい部位です。
食べてみるとプリっとシャクシャクな食感が実に嬉しくて、臭みを感じないのも新鮮さを伝えてくれています。

「かしわ」とは、鶏のもも肉の部位。焼き鳥といったらもも肉ですよね。
美しさのある串うちのもも肉は、ぷりっと食感もよくて食べ応えもしっかりなサイズ感。
噛み締めるごとにじゅわじゅわとあふれ、食べ応えも十分。

「大根おろし」は良き箸休め。
辛味がそこまで主張しておらず、甘さの際立つ大根おろしです。

ポン酢をかけて食べるのですが、溢れやすいので最初に箸で中央に切れ目を入れる事をオススメします。
鶏肉とはいえ、こちらの焼き鳥はけっこう脂が乗っているので、こういう箸休めがある事が嬉しいですよね。

続いて、どんどん焼かれていく焼き鳥さんたち。
店内に立ち込める煙が実に香ばしくて、これだけでごちそうです。
もしかしたら、この煙と香りだけで白いご飯が食べられるのでは、と思うほど。

「ヤングコーン」は鶏の出汁を染み込ませながら焼かれていました。
シャクッと柔らかで食感のよいヤングコーンで、しっかりとした鶏だしの美味しさがたまらないです。

「ヤゲン軟骨」、これもまた焼き鳥界の定番ですよね。ちょっと乗せられたワサビが良い仕事しています。
シャクッと食べてみればタンパクな味わいなのに、旨みと塩気が後から追いかけてきます。
噛むごとにシャクシャクと響く、癖になる噛みごたえに思わずドリンクも進んでしまうというもの。

「せせり」は鶏さんの首周りの部分で、弾力のある食感と濃い旨味が特徴。
むちっとした食感で、柔らかいのに旨みがものすごく濃いのです。
個人的に大好きな部位で、これを食べられたので幸せ度合いに一気に拍車がかかりました。

それにしても、本当に美味しいなと思います。串打ちの美しさ、味付けの絶妙なこと。
焼き加減も実にベストな状態で、鶏さんのいちばん美味しい状態を分かっている大将ならではの焼き技です。

この頃には他のお客さんの焼き鳥も焼いているので、お店にシアワセな香りがいっぱいです。
お肉だけに頼らず、合間合間に野菜を挟んでくれるのも、また気が利いたところだなぁと思います。

◆本日の日本酒(1合2000円〜)
さぁ、妻ちゃんはたまらず日本酒にチャレンジしていました。
この日選んだのは、「八海醸造 春紫苑」(はるしおん)。
妻ちゃん曰く、フワッと感じる柑橘系の香りに、酸味と甘みの組み合わせが秀逸で焼き鳥との相性も良く、すいすい進む一献。

「手羽」は骨が丁寧に抜かれているので、実に食べやすいです。
骨を抜いた後に綺麗に串打ちされているので、見た目にも鮮やかですよね。

ガブッと食べてみると、カリッと焼かれた皮目にプリプリな身の部分から甘い脂が溢れます。
これは日本酒にもビールにも相性が良くて、誰にでも愛される逸品だなと感じます。

「砂肝」は個人的に大好きな部位です。何と言っても切り方も美しい。
シャクッ、シャクッと小気味よい食感の中から味わえる奥深い旨みが特徴的ですよね。

「ぎんなん」は大きくて粒が照っています。一目で、「良い食材を揃えていますねぇ」と感心してしまうほど。
外はプリッと、中はホクホクな「木の実らしい美味しさ」をふんだんに味わえるぎんなん。豪華に4つ食べられるのも嬉しいです。

「胸の抱き身」きました! 抱き身とは、胸に皮を巻いて焼いたもので、パリパリの皮目の美味しさも楽しめます。
胸肉か…と思いましたが、びっくりするほど柔らかくて食感が良く、しっとりとした口当たりについつい夢中になってしまいます。

「ししとう」がやって来ました。お肉、お野菜、お肉、お野菜の組み合わせがいいですね。
香ばしく焼かれたししとうは、噛むとジュワッと甘味があふれる美味しい箸休めです。

おおっ、いよいよハンバーグ! …ではありません、つくねです。
生の状態のつくねを焼く直前に串に巻いて、崩れないようにゆっくり焼き上げていくさまは、見ていて楽しいです。
とても柔らかそうなので、焼くのにも技術がいるようですね。

「はらみ」青ネギに挟まれて、やって来ました! 青ネギのほうが主役級に見えますが、ところがどっこい。
ネギに挟まれたジュワジュワと脂をしたたらせるハラミは、実にボリュームがあります。
ネギ間と同じで、ネギと一緒に食べて欲しい逸品です。

さぁ、やって来ました! 「つくね」さん、キンカンを添えて登場です。
キンカンとは、まだ完成しきっていない卵のこと。まだ卵を産むメスの若鶏からしか取れない希少部位です。

キンカンを飛び散らせないように丁寧に割ると、濃厚な黄身そのもの。
タレに合わせて、つくねにふわっと乗せていただきまーす。

うーん、ふっくら。ふっかふか。そして、肉汁もじゅわじゅわです。
今までいろんなお店でつくねを食べて来ましたが、その中のどのつくねよりも印象に残る一本でした。
ただ卵黄ではなく、キンカンを合わせるというところも良く考えられているなぁと思いますよ。

「〆」は「そぼろ丼」「カレーライス」「ラーメン」(醤油・塩)から選べます。
そぼろ丼は迷う事なき一番人気とのことで、真っ先に注文させていただきました。

白いご飯は羽釜で炊かれているので、高まる期待値通りの美味しさ。
ふっくら、つやつや、そして甘くて、ここに焼き鳥屋さんが本気を出したそぼろがどっさり乗っています。
もう、これで美味しくないわけがないですよね。

ラーメンは、もともとここ「田」さんはラーメン屋さんの系列ということでチョイス。
醤油か塩の中から塩を選ばせていただきまして、目の前でチャッチャッと華麗に湯切りをされて着丼です。

鶏の出汁をしっかりと効かせたスープは、やはり塩味が良く似合う。
麺もこだわりの自家製麺との事で、コシがある上につるりと食感が良く、スープとの相性も良きかなと思います。

ここ「田」さんは夜は焼き鳥屋さんとして、昼はラーメン屋さんとして営業されているとのこと。
大将も昼はラーメン屋さんにも入っていらっしゃるという事で、なるほどラーメンを作るのも慣れた手つきであるわけですね。

◆◇◆後記◆◇◆
今回訪問したのは、横浜駅から徒歩7分・浅間下交差点近くの「田 横浜店」さん。
上質な焼き鳥をリーズナブルに食べたい時にはオススメのお店です。
お支払いはクレジットカード決済や電子マネー決済にも対応されているのも嬉しいですよね。

何と言っても、5500円でこのクオリティはさすがです。(ドリンクは別)
お腹もいっぱい、シアワセもいっぱいで、心身ともに満たされた夜となりました。
焼き鳥の美味しさもさることながら、お酒のチョイスも一段上を行っているのも良いなぁと思います。
「田 横浜店」さん、おすすめのお店です。
田 横浜店
080-5771-5263
横浜市西区浅間町1-4-12 斎藤ビル 1F
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※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
田 横浜店 (焼き鳥 / 平沼橋駅、横浜駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
