横浜中華街の香港路というところは、辛くて美味しい四川料理や湖南料理が集まるエリアです。
もはや「四川路」とか「成都路」とか「湖南路」とかに改名した方が良いんじゃないかと思うくらい。
そんな香港路の関帝廟がわ入り口から入ってすぐの、名前だけでも麻婆豆腐が美味しそうと思えてしまうお店です。
横浜中華街って、観光客の街ですよね。ランチも高いんじゃない?
まぁ、確かにそうです。ランチで3000円とか4000円とかのコースもありますが、それは中華街に限ったことではないです。
その反面、この四川陳麻婆さんのようにお手頃価格でランチを楽しめるお店も多いのですよ。
まだお昼前だったので、お客さんは誰もいませんでした。
毎回ここの厨房のアニキはニッコニコしていて、今日も満面の笑顔で席に案内してくれてありがたいですねぇ。
◆陳麻婆豆腐(830円)
ドドンと登場です!
大皿に真っ赤を通り越して茶色味のかかった陳麻婆豆腐、大盛りのライスにツボのスープ、ザーサイに杏仁豆腐という超豪華ラインナップ。
まずはツボに入ったスープをズズッと。
鶏ガラをベースにしているであろうか、優しい味わいのスープです。
具材はたっぷりの玉子と薄切りにしたキュウリ。
日本ではキュウリは生で食べることが多いですが、海外では漬けたり煮たりとさまざまです。
この器が、レンゲで飲むときはちょっと飲みづらい。しかし、なかなか冷めないのでいつまでもアッツアツで楽しめますよ。
さぁ、さっそく陳麻婆豆腐に手をつけましょう!
食べる前からツンツン香ってくる「麻」(花椒のしびれ)と、「辣」(唐辛子の辛味)、総じて「麻辣」(マーラー)がたまりませんねぇ。
中には豆腐はもちろんのこと、牛肉もガッツリ入っています。
食べるとわかる、粗めに挽いた牛肉の美味しさ、むっちりとした食感の美味しい事よ!
食べてみると、辛さは・・・「辛くはないです」とは言えませんが、いつも食べているものよりも幾分も優しい。
湘厨の陳麻婆豆腐はお腹を壊すくらい辛いですが、こちらの陳麻婆豆腐はそこまでの辛さはないのでサックリいただけます。
これはたまらんと真っ白いゴハンをバババババとカッこむ、この瞬間!
真っ赤な麻婆豆腐と真っ白なゴハンの相性は、数ある中華料理の中でも相性イチバンなんじゃないかなぁと思いますよ。
箸休めにザーサイと、食後に杏仁豆腐。
そこまで辛くない、とは書いたものの全く辛くないわけではないので、しっかりと汗をかきます。
その汗を甘い杏仁豆腐で鎮める瞬間も、これまたシアワセなひとときだなぁと思うのでした。
◆◇◆後記◆◇◆
何度食べても、またこの界隈のお店であればどこで食べても美味しいのが、陳麻婆豆腐。
今まで色々なお店で麻婆豆腐を食べてきましたが、やはり香港路のお店の麻婆豆腐はピカイチだなぁと思います。
近い将来、香港路の陳麻婆豆腐を全種類制覇してみたいと思います!
お試しを!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【ほしいものある?】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
四川名菜料理 四川陳麻婆 (四川料理 / 元町・中華街駅、石川町駅、日本大通り駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0