喜名の里、58号線から1歩入ったところにある民間スーパーです。
ドライブをしていて異音スーパーなぞ行こうと向かっていましたが、妻ちゃんがめざとく発見して「こっちの方がいい! 絶対いい!」とワーワー大騒ぎするので、急遽Uターンして訪問です。
近くにコインパーキングがなくてウロウロしましたが、喜名番所公園の駐車場が運よく空いたのでこちらへ。
店内は結構品揃え豊富で、沖縄ならではの品揃えとおばぁの手作り惣菜に妻ちゃん大興奮でした。
豚肉を塩濃いめにして茹で上げた「スーチカー」。
レバーが350円、正肉の三枚肉でも500円くらいというのは実にお得。
実際に頂いてみると、ギュムギュムとした食感がしっかりしていて食感がいいです。
濃いめに効かせた塩気と、豚肉の旨味で泡盛がすすむわ!
「ぬちぐすい」は「命を救う」という意味らしいです。
特にこれといった決まりはなく「体に良い食べ物」の総称だとか。
今回購入したのは、肉汁というもの。
この肉汁は350円。肉汁といいますが、なかなか具沢山で確かに栄養ありそう!
他に、名前がないので何のフライかは想像するしかないんですが、いろんなフライがありました。
全部で10種類くらいあったんじゃなかろうか。
そして、沖縄って意外と刺身をよく食べます。
よくよく考えてみれば、海に囲まれているから魚を食べるのは当たり前かも知れませんね。
しかし、意外にも魚は伝統的にはあまり食べなかったらしくて、最近のことらしいです。
まぁ、いろいろな歴史の変遷はあるんだろうけれど、やっぱ刺身はウマいよ。
他にも、おばぁの手作りっぽいお漬物がありました。
これで白いご飯をカッこんだら美味しいだろうなぁ!!
特に珍しいなと思ったのは、うちかび。
うちかびというのはお墓参りの時にお墓の前で燃やす紙で、死者があの世でお金に困らないようにとお金を送る意味があるんだそうです。
他に、神様にお供えするためのお金もあるんだとか。
このあたり、中国や台湾の文化と共通するものがありますね。
この日は結局、いくつか沖縄そばやお惣菜を購入して帰宿。
宿の部屋で広げて食べましたが、どれも家庭の味というか、沖縄の人たちが普段食べているであろう飾らない味。
そして、なぜか沖縄ではイカ墨をそばに練り込むのが流行っているのか。
これは昔からの伝統なのか?
◆◇◆後記◆◇◆
こういう沖縄のお惣菜って、なかなか自宅でも作れる物でもないしね。
観光客向けのレストランではなかなかお目にかかれるもんじゃぁござんせん。
このような地元の方むけのスーパーで買うのならでは、といった感じがしますよね。
また機会があれば、「池城ストアー」利用させていただこうと思います!!
お試しを!
再訪希望値:★★☆ 機会があれば
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
池城ストアー (その他 / 読谷村)
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.5