ランプライスって聞いたことありますか?
もともとはジャワあたりの料理が、オランダ経由でスリランカに持ち込まれたものらしい。
元祖では、味付けした肉を細かく刻んで、蒸したもち米に添えてバナナの葉で包んだお弁当だったそうです。
気になってみたのでちょっと調べてみましたが、
バナナの葉で包めばランプライス、というわけではないそうで、米は必ずキーリサンバライスと決まっているそうです。
さらに色んな動物の肉を混ぜて作ったLampara curry、タマネギを佃煮的のようにした「シーニサンボル」、なすの「モージュ」、「フリカデル」という肉団子、揚げた青バナナやゆで卵が入るのが基本形・・・
という事のようです。
こういう料理では、バスマティが喜ばれると思ったらそうではないのですね。
キーリサンバライスって、見た目はほとんど日本のジャポニカ米なんですが炊き上がりがパラっとして、独特の香りがあるイメージがあります。
日本では滅多にお目にかかれない逸品ですが、ランプライスがあると言うことは横浜でも食べられるのかな?? と期待に胸を膨らませて原付を飛ばした次第です。
店内に入って驚愕。
スリランカ料理のお店、しかも本格的な料理をウリにするって聞いていたからさ。
てっきり現地の人が営む、現地の人向けのお店かと思ってました。
店内には、雑然と食材が積まれているんじゃないかと。
しかし、一歩足を踏み入れてみると、そこはすっかり華やかな女子の楽園じゃないの!!
そうか、このお店の料理はバエるわけか。
本格的なスリランカ料理は、バエを気にするインスタ女子の心をもワシづかみなようです。
今回は事前に電話で注文してあったので受け取りもスムーズ。
◆◇◆ランプライス◆◇◆(税抜1700円) です!!
と言っても、何だか分からないくらいにチマキ状態ですね。
てなわけで、葉を開いた状態でもう一枚。
なるほど、これは彩りが豊かだわ!!
バナナの葉に包んで蒸す料理なので、お店で食べてもこういう状態なのかな。
さすがに、利き米をする舌は持ち合わせていません。
しかも、このようにカレーなどにまみれてしまったらね。
しかし、お米は見た感じがキーリサンバではないような?
この長さはバスマティか・・・長粒米なのではと思いますが、どうでしょう。
まぁ、バスマティであったとしても非常に美味しいです。
ライスを中心として、いろんな具材やらカレーやらがぎっしり。
正直、このお値段でここまで具沢山だとコスパがいいなぁと感じます。
玉子の茹で加減も絶妙でイイ!!
◆◇◆後記◆◇◆
このお店は、まだランプライスしかいただいていません。
しかし、他にも魅力的なメニューが色々とある様子。
テイクアウトにもしっかりと対応しているし、なかなか使い勝手が良いお店かもしれませんね。
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
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