ここは横浜市南部に広がる瀬上市民の森というところです。
この辺りは横浜市でも最高峰とされる「大丸山」、落語「強情灸」の題材にもなった灸の聖地「宴会さん」を頂く丘陵と沢で構成され、いまだ自然が豊かに残されています。
この瀬上沢では、今でもホタルの大乱舞を見ることができます。
泉区に住んでいた頃は近くの用水路や公園で見ることが出来ましたが、横浜市にも意外とホタルを見られる所は残ってるんですね。
iPhoneでは撮影に限界がありましたが、雨にもマケズ一生懸命に飛んでいてくれました。
ホタルは雨の日は出てこないというのは定説ですが、それでも子孫を少しでも残そうと一心不乱に飛んでいました。けなげですねぇ。
気がついたら周囲は一面のホタルの光。
一句ひねりたくなる気分です。
明るいうちは警戒しているのか、こちらに近づいて来なかったホタルたちも、夜になればすぐ近くに飛んできます。
そこにソッと手を差し出せば、ホタルは木の枝かと勘違いして手にとまってくれる事もあります。
風流ですねぇ。
それにしても、あれだけたくさん飛び回っている美しいホタルも、iPhoneで写せば点にしかなりません。
動画も撮りましたが、全く写ってはいませんでした。
こういう時に、また一眼レフと三脚とレリーズと・・・物欲が出てきてしまいますよね。
20年も前、一眼レフと三脚をかついで写真をよく撮り歩いてました。
写真の師匠から、「写真はカメラで撮るんじゃない、足で撮るんだ。気にいる構図に出会えるまで、ひたすら歩け」なんて言われたもんです。
当時はデジカメなんてなくてフィルムでした。
フィルムも現像もお金かかるので写真はやめてしまいましたが、今はデジカメが主流なので現像代かかんないし、ブログに載せて誰かに披露もできる。
また一眼レフなんて手を出してもいいんかなー、なんて思っています。