JR蒲田駅と、京急蒲田駅の間にあるステーキ屋さん。
馴染みの蘭州拉麺のお店に行ったけれど、臨時休業というサプライズを頂いたのでこちらに避難してきました。
最近、栄枯盛衰めざましい「粋なりステーキ」の系列かと思いきや、全く違うお店。
ステーキ県である沖縄発祥のグループで、展開されているのも沖縄が中心。

沖縄は戦後、米国であったことと基地が多かったことから、今なおステーキやハンバーガーなどが親しまれています。
沖縄でよく食べる「ぽーく」(ランチョンミート)も元は米軍の食糧だったもの。
今ではだんだん戦争の記憶も薄れつつありますが、大好きな沖縄の複雑なる過去を噛み締めながら、美味しいステーキをいただくのも乙なものですね。

店内は、中心にカウンターを据えて、その周囲にテーブル席を配置しています。
客層は「男性ひとり」が多いのですが、家族連れで気軽にステーキに食らいつくのにも重宝されているようですね。

注文は、入口脇の食券機で食券を購入し、店員さんに渡すスタイル。
焼き加減は特に聞かれませんでしたが、基本はレアで。
それ以外の焼き方が良い人は、スタッフさんに一言添える旨の張り紙がありました。
さて、店内には炊飯器(雑穀米・白米)、スープのジャー。
もちろんステーキを注文すれば、食べ放題です。
ソースも関東では見かけない「A1ソース」を筆頭に、いろいろ。
わさびもよく見るものではなく、茎が入ってトロッとしたものでした。

キャベツ千切り・マカロニも取り放題。
この「やっぱりステーキ」さんには関係のない余談ですが、マカロニを「マカロニサラダ」と呼ぶのはいかがなものか。
パスタのマヨネーズ和えじゃん!と思うのは、自分だけなのか。
※パスタとは本来「練ったもの」という意味で、小麦粉を練った食品全般をいいます

これまた、関東にはない逸品。
島とうがらしドレッシングです。

島とうがらしドレッシングの、真っ赤でツーンとした香りが、夏には最高!
これだけで一気に夏気分になれますよね。
ちょっと酸味もあって、ハイサイソースに似ているような気もしなくもないです。

◆ロースコンボ(1450円)
ロースステーキ100g、やっぱりバーグ100gのコンボ。
鉄板の上でジュージュー言いつつやってきます。
キッチンペーパーが載せられた状態で供されました。
気持ち早まってガツガツとキッチンペーパーを外したら肉汁が跳ねてアッチィ!と家族で大騒ぎしたので注意しよう。

やっぱりバーグは、むっちりというよりも少しパサッてます。
肉ばっか入っているのが、よくわかります。
ハンバーグはさすがにしっかり焼きなので、噛めば噛むほどお肉の旨味じゅわじゅわ!
パッと見は小さく感じますが、厚みがあるので食べ応えは充分ですねぇ。

ロースステーキは、これまたお肉の美味しさをこれでもかと感じるステーキ。
ナイフで切るとサクッときれて、ギュムギュム噛んでいるうちに全身がどんどん元気になっていきます。
やっぱり、個人的に牛肉の一番美味しい食べ方はステーキだなぁと思います。
それも、味付けは塩のみか、ワサビ醤油のみが好みですねぇ。

雑穀米は、赤米か何か入っているのかな。
しっかりと赤みがかった色ですが、正直なんの雑穀が入っているかはわかりませんでした。
まぁ、それでもなんだかこれだけで体に良い感じがします。
米をガツガツ食って健康になろうぜ!

もちろん、白いご飯だってありますぜ兄貴。
真っ赤な肉汁を滴らせる肉と、白いご飯はまさに食の紅白歌合戦。
これでまた0.2グラムぐらい肥えてしまったわ!

食前と食後に、ホットなスープ。
まぁ、卵がしっかり入っていてコクもあってなかなかよ。
食後のコーヒーがあれば嬉しかったけれど、有料なのでこちらでケチりました。
ドリンクバー頼んでも、そんなに飲めないからね。
まぁ、食後の〆としてはなかなか充分です。

◆◇◆後記◆◇◆
「粋なりステーキ」もいいですが、個人的にはこちらがなお好み。
お肉の量も合わせて200グラムと充分なボリュームがあります。
何と言っても、このお値段でこの内容!!
スバラしくコスパが良いのではないかと思いました。
お試しを!
再訪希望値:★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
やっぱりステーキ 蒲田店 (ステーキ / 京急蒲田駅、蒲田駅、梅屋敷駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5