「台湾夜市」、そこは一度は訪れてみたい食の宝庫。
コロナさえなかったら行く計画してたんだけどな！！
そんな悶々とした気持ちを晴らしたい。
この悔しさを克服すべく、タレコミを頂いたお店へやってきました。
横浜駅西口から徒歩５分のところに、台湾夜市ができたらしいぞ！！
横浜に台湾夜市とは、そんな事が実際にあるのか。
検証すべくさっそくやってきたお店。
その名も蒸気集団さんです！！
やー、集団ですよ集団。
直訳するとグループという感じなんですけどね。
集団って、なんかギョーギョーしい響きがあります。
しかし、ミナト横浜の港湾地区に積まれている貨物コンテナには、中国ナントカ海運集団みたいな企業名をよく見るので個人的には馴染みがある単語だったりしてね。
なので、なーーんも怖いことありませんやね。
そして、台湾夜市らしく営業時間が朝５時までというのも心強い！！
終電逃したら、迷わず夜市へGO！！ですね！！
店内が、またスゴいのよ(ノ∀｀)
韓国の夜とも、中国の夜ともまた違う不思議な異空間。
お店のところどころにはネオンがギラギラしていて、すっごいバエる！！
しかし、この時は満席に近かったため・・・
ネオンの前に座る、キレイなおねーさんにカメラを向けるわけにもいかず(ノ∀｀)
というわけで、壁に貼ってあった絵を撮りました。
いつの時代でしょう、これ。
明治のような、大正のような、昭和のような。
台湾の日本統治時代ってこんな感じだったのかなぁ。
奥の方は、まだお客さんがいなかったのでパチリ。
うーん、奥は近代的な雰囲気で夜市っぽくはないんだけど、これはこれでいいかも。
今回通された席がまた面白い。
ネオンがちゃんと繁体字（台湾の文字）です。
日本だって、戦前はこの字を使ってたんだよね！！
戦前の子供向けマンガ「のらくろ」を読むと、ことごとく繁体字ですからね。
なんてグダグダ言ってると、妻ちゃんから「もういいから飲もうよ」とブッた切られましたので、ドリンクを選びに行く！！
ドリンクは冷蔵庫から勝手に取り出して、後で空瓶で会計です。
こういうスタイルはエスニックなお店には多いですよね。
◆◇◆サンマイ ハニーレモンラガー ３５０ml◆◇◆（８８０円）
こちらは台湾のビール。
はちみつとレモンの風味がしっかりしています。
台湾はいろんなフレーバーのビールを出していますけどね。
これは、初めて飲んだなぁ！！
◆◇◆お通し◆◇◆（３９９円）
揚げたての大根もちでした。
大根の風味がしっかりしていて美味しい！！
揚げたてなのでアッツアツです。
いきなりガブつくとヤケドするから注意な！！
◆◇◆鶏レバーのごま塩◆◇◆（４９０円）
すぐに出てくるメニュー、というので妻ちゃんが注文。
ホントにとてつもない速さで出てきたわ！！
低温調理されたのかな？
プリッとフレッシュな鶏レバーは香り高く、食感シャグシャグで最高。
ごま油とタレの塩梅がものすごく良くて、高級焼き鳥店で出て来そう！！
これは是非とも、みなさんにオススメしたい逸品。
◆◇◆台湾ソーセージ（腸詰）と半熟卵のポテトサラダ◆◇◆（５８０円）
こちらはガッツリで、なかなかコスパが良い逸品。
トロッとした半熟茹で卵を良く混ぜて、パクリ。
お口の中に、ファ〜ンと広がる八角の香り。
むむっ。台湾腸詰から香るのかな。
トロッと卵、ほっくりで味付けが良いポテサラ。
そして、噛めば噛むほど香りと旨味を楽しめる腸詰が最高です！！
◆◇◆名物 焼き小籠包３種（正宗・翡翠・フカヒレ）◆◇◆（４７０円）
いわゆるひとつの、生煎包（シェンジェンパォ）。
これ、どっかで見たな！！
そうだ、中華街の有名店「王府井」で売ってるやつにそっくり！！
ここで、こんな本格的な物が食べられるとは！！
もちろん、焼き立てアッツアツです。
しかしですね。みうけんは猫舌なのですよ(ノ∀｀)
わざわざ冷ましてからガブリ。
厚くてモッチリな皮はカリッと焼かれていて、旨し。
中からは、まだ温かい肉汁がジュバァっと・・・
このウマさ、たまらん(ノ∀｀)！！！！！！
２つ目は、レンゲの上に開けないでかぶりつきました。
はい、肉汁がドピュして他の料理にかかりました。
みなさんも粗相をしないよう、注意してくれ！！(ノ∀｀)
◆◇◆豚肉とネギの胡椒餅（台湾肉まん）◆◇◆（５５０円）
胡椒餅も、最近中華街でよく見かけますよね。
気にはなっていたんですが、初めて食べます。
これもできたて、アッツアツ。
ハフハフしながらガブリ。
食べた瞬間に、もっちりした皮の食感と、ゴマの香りがお口に〜 (´Д` )
中のアン（肉）には胡椒がしっかり効いています。
しかし、辛いわけではなくて、肉がスッキリといただけるのね。
胡椒餅を考えた人を抱きしめたい・・・(T ^ T)
◆◇◆魯肉飯（ルーローファン）◆◇◆（６８０円）
魯肉飯は、みうけんの大好物。
横浜でもいろんな店で食べてきましたが、どの店もその店ならではの美味しさがあります。
ここの魯肉飯は・・・でっか！！
これは完全に、食事が完結してしまうボリュームだな。
これで６８０円・・・
スタッフさん、元は取れてますか！？ と心配になります。
たっぷりごはんに、たっぷりお肉。
お肉はもう少しトロトロになってくれると嬉しいけど、これはこれで食べ応えしっかり。
上に乗せられた青梗菜と卵は良いアクセントです。
◆◇◆ふわふわ鉄板玉子焼き オイスターソース◆◇◆（６８０円）
◆◇◆トッピングにたっぷりチーズ◆◇◆（３００円）
これは、横の席のガールズトークの肴になっていたもの。
気になったので注文して見ました。
玉子ふわっふわ！！
チーズたっぷり！！
ソースはオイスターソースが効いていて、しっかりした味付けです。
これだけで、ビールも白いご飯もガンガン行けちゃいますわぁ。
◆◇◆雲仙の厚切りハムカツ 柚子マスタードで◆◇◆（６５０円）
これはGoogleマップか何かで見て気になっていたメニュー。
長崎県は雲仙ハムを使用しているようです。
雲仙ハムお高いからね、まさか台湾屋台で頂けるとは！！
しっかり肉厚。
しっかりジューシー。
さすがに食べ応えあります。
脇に寄せられた、「柚子胡椒」ならぬ「柚子マスタード」もピリッと効いて、実に良い。
◆◇◆季節のふわふわ台湾カキ氷◆◇◆（１４８０円）
これは、妻ちゃんがどうしても食べたい！！ とハゲしく騒いでいたデザート。
女子って、デザートを大切にしますよね。
かき氷で１４８０円って、どんなんだよ！！ と思ってましたが。
どっどーーーん！！ と到着で、周囲の視線を浴びる浴びる(ノ∀｀)
この日はパイナップルと、ミルク風味のかき氷。
追いジャムつき。
このミルク風味のかき氷が、すんごいフワフワで爽やか！！ これはすごいわ。
パインは甘酸っぱ・・・くなく、きちんと甘い完熟もの。
これが、ものすごくいっぱい入ってます。
パイナップルを１個まるまる底の方までくり抜いて、その中にギッシリ詰めてますからね・・・
その食べ応え、相当なものですよ。
なるほど、これで１４８０円ならコスパに優れているかも！！
甘い完熟パインだから、それだけでも高いしね。
◆◇◆後記◆◇◆
やー、お腹いっぱいだね！！ 台湾堪能したアルね！！
かえろかえろ、と店員さんを呼んだらマンガ本が出てきました。
おっ、AKIRAじゃん。
読んでくつろげってか。
と思ったら、伝票が挟んでありました(ノ∀｀)
なるほど、AKIRAの漫画には古き良き昭和の世界が出てきますよね。
昭和の頃に核兵器で破壊された都市を再建する途上での、いろんな人の戦いの話だったような。
このお店も、そんな「AKIRA」の世界観を色濃く反映したもののようで、AKIRAという作品に対するリスペクトのようなものが感じられます。
しかし、この漫画が会計時に出てこなければ、普通に楽しい台湾屋台。
しかも、ちょっと昔の、古き良き台湾屋台ノスタルジックな雰囲気に浸りながら、台湾夜市の屋台料理をつまむ・・・
いろんな使い方ができる店で、なかなかバエるし楽しいお店であるなぁ、と思いました。
さっそく、お友達のインスタグラマーたちにもオススメさせていただきました！！
このお店は、横浜からアクセスも良いし、スタッフさんの接客もよい。
そして、料理も美味しいばかりではなく旅行気分が味わえる。
是非とも、もっともっと多くの皆さんに愛していただきたいお店だったのでした。
再訪希望値：★★★ 是非とも行きたい
【みうけんさんおススメの本もどうぞ】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
