みうけんのヨコハマ原付紀行

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。

2019年(令和元年)アメリカ映画「トイ・ストーリー4」

今回は、令和元年(2019年)7月12日に日本公開となった「トイ・ストーリー4」を見てきました。

 

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www.disney.co.jp

 


「トイ・ストーリー4」日本版予告

 

今回、子供に付き合って見に行く形を取りましたが、正直言ってトイ・ストーリーのシリーズはまったく見た事ありませんでした。

 

「あー、なんかオモチャの映画ね・・・」といった程度の認識で、ディズニーシーのトイストーリーマニア!とかに行っても、意味も分からず、単なるシューティングゲームくらいの認識しかなかったんですね。

 

従って、なーーーんにも期待もせずに見に行ったんですよ。割引で1000円で見られるし。

しかし、この映画は見て本当に良かった! と思える映画でしたねー。

 

では、映画.comに掲載されているあらすじから。

 

ウッディたちの新しい持ち主となった女の子ボニーは、幼稚園の工作で作ったフォーキーを家に持ち帰る。ボニーの今一番のお気に入りであるフォーキーを仲間たちに快く紹介するウッディだったが、フォークやモールでできたフォーキーは自分を「ゴミ」だと認識し、ゴミ箱に捨てられようとボニーのもとを逃げ出してしまう。フォーキーを連れ戻しに行ったウッディは、その帰り道に通りがかったアンティークショップで、かつての仲間であるボー・ピープのランプを発見する。一方、なかなか戻ってこないウッディとフォーキーを心配したバズたちも2人の捜索に乗り出すが……

 

こっからネタバレです。

 

いやしかし、ディズニーの映画でこんなに泣けるとは思いませんでしたね。

大人なんだから、泣かないもんね! と思いつつハンカチは必須。涙腺の弱いお子さんはタオルが良いかも知れません。

この日も、シアターの至る所で号泣して立ち直れないお子さん達が続出でしたよ。

 

ウッディたちの新しい持ち主の女の子、ボニーは幼稚園児。幼稚園でプラスプーンやアイスのスプーンから作った人形「フォーキー」が大のお気に入り。

 

しかし、フォーキー自身は自分をゴミと信じて疑わずに、何度もゴミ箱への脱走を試みてしまいます。

 

必死に連れ戻そうとするウッディは、ついにフォーキーと共に皆から離れ離れに。

とある移動遊園地のアンティークショップに辿りつきます。

 

そこには、かつての親友であったボー・ピープに添えられていたスタンドが飾られていたために、ウッディとフォーキーはボー・ピープを探しに店内に忍び込むのですが、そこに待ち受けていたのは不良品であったがために一度も誰からも愛されないままアンティーク人形になってしまったギャビー・ギャビーとその配下、腹話術人形のベンソン達でした。

 

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ギャビー・ギャビーは、ウッディが持つお喋り機能を自分に移植すれば自分を治すことが出来て、誰からか愛されると夢見てウッディを捕獲にかかります。

 

ここからは本当にネタバレになってしまいますから詳しくは書きませんが、今まてギャビー・ギャビーが歩んできた生い立ち、それに心を動かされて自分のお喋り機能を差し出すことになったウッディの事など、随所随所に泣ける話が盛り込まれていますが、個人的に一番気になったのは腹話術人形ベンソンのその後でした。

 

いま、腹話術って聞かなくなりましたよね。

よく横浜の野毛大道芸や、休日の山下公園などで大道芸を目にしますが腹話術やってる人なんて見た事がありません。

きっと、時代の流れに抗えず、だんだん絶滅していく芸の一つだと思います。(腹話術が好きな方すいません)

 

すると、このベンソンも、もう誰からも愛される事もなく・・・

だからこそ、何体もアンティークショップに持ち込まれ、ギャビー・ギャビーの忠実な配下として長い間生きてきたのでしょう。

このベンソンは、最後に移動遊園地でギャビー・ギャビーを無事に逃がすための捨て石となって、そこから物語には出てこなくなります。

ベンソンのその後が語られる事もありません。

 

日本の慣習で考えてしまいますが、その後のベンソンの運命はどういったものでしょうか。

遺失物として届けられ、警察署や遊園地でしばらく保管された後に遺失者不明として廃棄処分・・・良くて競売、という流れだと思いますが・・・仮に競売となったとしても、長い間アンティークショップに置かれていたような不気味な顔の、しかも古ぼけた腹話術人形を、誰がお金を出して競り落とすでしょうか。

 

きっと、そのまま廃棄処分となってしまうのでしょうか。

 

考えてみれば、数あるキャラクターの中で、ベンソンだけがまともに喋る事がありません。

自分では喋れない腹話術人形ゆえでしょうか。

 

長い間、人間の誰からも顧みられる事もなく、忠実に主人の下僕として生きて、最後に主人を逃がすための捨て身となったベンソン。

きっと、彼に気を止める人って映画を見た方の中にもそう多くはないのだろうな、とも思いますが、この壮絶なる生涯を生き抜いた、物言わぬベンソンにこそ、この映画に隠されている本当の悲哀が込められているのだと思います。