学生街なる街には、大満足のランチあり。
これは昭和の頃にはすでに確立されていたことかと思いますが、今回やって来たのは慶應義塾大学のお膝元・日吉です。
この町にあるインド料理屋さんが、実にコスパが良くて美味しいんですよ!と通報を受けていたので原付を飛ばして訪問したのは、平日の11時ごろ。
そのお店は西口のロータリーの中にある「アジアンレストラン ジャッキー」さんです!

細い階段を上がって2階の店内へ。ドアをカラランと開けて入ってみれば、店内にはテーブルがたくさん並んでいます。
壁際には大きなゾウさんの絵が目を挽き、店内にはインドのポップスが軽快に流れる、楽しい雰囲気のお店。

この日に狙って来たのはランチのセットです。
基本的に「ナンとカレーのセット」が主なメニューですが、グリルチキンビリヤニがあると思えばネパールのお粥的存在の「キチョリ」まであるのが、実に珍しい!

◆スペシャルセット(1150円)
今回は、その名の通りスペシャルなセットでヨロシク!
選べるカレー2種・ナン又はライス・サラダ・グリルチキン1/4・ソフトドリンクというラインナップです。
まずはサラダから。
たっぷり盛られたレタスとキャベツに、何やら酸味のあるドレッシングがかかっています。
シャキシャキな食感が涼しげで、トロトロで濃厚なラッシーとの相性もばつぐん!

さぁ、いよいよメインのプレートです。
ナンとライス、どちらがいいですカ? と聞かれてすかさずナンと答えていましたが、結局は両方やって来るというモリモリッぷりです。

カレーはいつものダル(豆)カレーとマトンカレー。
辛さはもちろん、いつもの激辛でお願いしました。
鮮やかな黄色と濃厚な茶色のコントラストが食欲をそそりますねぇ。

まずはダルカレーからいただきまーす!
ダルは豆がしっかり溶けこんでいて、豆ならではの甘さが主張していて旨し!
激辛ではあろうとも豆の甘さが際立っているので、そこまでビリビリに辛いわけでもなく食べやすい優しさです。
※辛さの感じ方には個人差があります。

マトンカレーはサラリとフルーティーで、フレッシュなスパイシーさがバッチリ!
一口大に切られたマトン肉はしっかりと煮込まれてホロホロな柔らかさで、丁寧に仕上げられた感じがします。

これならば、きっとナンも美味しいに違いない。
ナンはしっかりと焼き目がついたあっつあつなもので、外はパリッと・中はふっくらと焼かれていて100点満点!
大きさもしっかりあって食べ応えもバッチリです。

広い広いインドの中で、実はナンを食べるのは北側の地域。
しかも、一般的には日本で言うお赤飯のようなもので、滅多に食べるものではないのですが、このパリパリフカフカなナンとカレーの相性は実に素晴らしいと思います。

せっかくなので、白いライスもいただきましょう!
ライスは真っ白の日本米かな? お椀にたっぷり入ってきて食べ応えしっかり。これで、どんな学生さんでもお腹一杯になれるでしょう!

スプーンにライスをすくって、カレーに浸してパクリ。
まさにカレーライスですが、日本人のDNAには一番慣れ親しんだ食べ方かもしれませんね。
もちろん、お腹にガッツリと溜まるので腹もちも良し!

特筆すべきは、グリルチキン1/4です。これで1/4ですか? 1/2ではないんですか?
もうけ出てます? 赤字じゃないですか、大丈夫ですか? いろいろと心配になってしまうボリューム感です。

食べかけの写真は美しくないので載せないのですが、とにかくお肉がむっちりでデカい!
食事の最後の方に食べたのに、まだまだ焼きたてなホカホカ感が残っています。
噛めば噛むほどジューシー、柔らかな手羽部分もあればムッチリなムネ肉部分もあり、いろいろな食感が楽しめるし、何よりも味付けもよい。
そして、大きな肉に思い切りかぶりついている満足感が素晴らしくて、身も心も大満足な一食となったのでした。
◆◇◆後記◆◇◆
どうですか、この満足感。この満腹感!
これで1150円です。1150円です。大切なことだからもう一度いいますよ。1150円です!
やー、いったいこのコスパの良さは何でしょうねぇ。
これなら食べ盛りさんも大満足でしょう。
美味しいカレーと美味しいナン、そしてお肉も食べたい食べ盛りさんには、是非ともオススメしたいお店です。
お試しを!
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※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
アジアンレストラン ジャッキー (インドカレー / 日吉駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
