この日やって来たのは、横浜中華街・市場通りという、混沌とした雰囲気が楽しい一角です。
もちろん美味しい中華のお店がズラズラ並んでいるのですが、今回やって来たのは前々から気になっていたお店。
好きなだけ具材を選んで自分だけの味を作る、いま流行りの麻辣湯や、四川冒菜が楽しめる「三顧冒菜 横浜中華街店」さんです!

このお店は比較的新しいお店で、最近まで金鳳酒家という食べ放題のお店があったところ。
いつの間にかこの「三顧冒菜」さんになっていましたが、三国志ファンには馴染みの深いネーミングですよね。

「冒菜」(マオツァイ)とは、辛いものの本場・四川省あたりで流行りの「ひとり火鍋」です。
好きな具材を選んで煮込んで食べる鍋料理で、麺類が入る前提の麻辣湯とは別の存在。

店内に入ると、トングとボウルが置いてあるので好きな具材を好きなだけとっていく方式です。
肉・魚介の練り物・野菜・麺類など、いろいろな珍しい食材から見慣れた食材まで揃っていて、選ぶのが楽しいですよ。

この日に選んだ具材はこの日に選んだ具材は、ラム肉・センマイ・鴨の血・いか・スパム・空芯菜・揚げ湯葉・エノキ。
うーむ、豪華です。これで264グラム、お会計は1056円です。

この「冒菜」は鍋料理ですが、スープは「麻辣香鍋味」(汁なし)でお願いしましたよ。
なんと麺が少しサービスというので、「玉米面」(とうもろこし麺)でお願いしました。

ライスつけます? と聞かれましたが、麺が入るならいいかな!
そして、麻辣湯や冒菜のお店って、鍋で煮込んでそのまま丼にジャバーしてハイドーゾ! なお店が多いのですが、こちらは盛り付けが実に美しいです。

玉米面は、もっちもちで食感が良く、細さも食べやすく、タレも良く絡みます。
汁なしにしたので、美味しさがここにギュッとまとわりついていて、食べ応えもしっかり。
きっと麺は50グラムとか80グラムとかなんだろうけれど、具だくさんなので充分お腹いっぱいになりますよ。

個人的にイチオシなのは、何と言ってもスパム。
成型肉の最たるものですが、これがタレを吸って、また自らの旨みを発揮していて芸術的な美味しさですねぇ。

センマイはシャキシャキぷりぷりな食感が良き。
素材じたいには味はないのですが、どちらかというと食感を楽しむ逸品。

揚げ湯葉は、クルクルに巻かれていたものが、びろ〜んしていますねぇ。
これもそのものには味はあまりないですが、湯葉独特のシャクシャクした歯応えが美味しくて、ついつい箸が進んでしまいます。

個人的に好きなのは鴨の血を固めたもので、日本人には馴染みのない食材の代表格ですよね。
日本人は宗教的な観点から血を食べる文化はほとんどないですが、世界的にみると動物の血は重要な栄養源です。
こちらはクセもなく、プリプリとした食感が嬉しくて、ついつい箸が進んでしまう逸品。

他に空芯菜やら、エノキやら、羊肉やら、それぞれの素材の良さがよく生きています。
何を食べても美味しくて、ついついアレコレ悩んでしまいがちですが、好きなものを好きなだけ選べるというのは楽しいものですよね。
このお店は味も良いし、スタッフさんの接客も気持ちが良いので、これからも通わせて頂きたいと思います。

◆◇◆後記◆◇◆
横浜中華街というと食べ放題や食べ歩きが定番ですよね。
このところ、今回の三顧冒菜さんのような「選んで作る体験型ガチ中華」も面白い存在です。
三顧冒菜さんは、食材選びから完成までワクワク感が続くのが魅力。
珍しい食材もクセが強すぎず、初めての冒菜体験にもおすすめできます。
市場通りは歩くだけでも新しい発見がある、実に奥深いエリアですね。
次はどんな未知の一皿に出会えるのか楽しみです。
三顧冒菜
045-681-9719
横浜市中区山下町191-1
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140105/14100782/
【みうけん本 いよいよ完成!】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
三顧冒菜 横浜中華街店 (四川料理 / 元町・中華街駅、日本大通り駅、石川町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.8
