美味しい牛タン食べたくありませんか?
牛タンは世界中で広く愛される食材ですが、日本では焼肉の人気部位のひとつとして、多くの方に愛されているところです。
今回やってきたのは、横浜の若葉町。
このあたりはタイタウンとしても発展していますが、みうけんが今まで食べた中でもトップクラスに美味しい牛タンが頂けるお店、それが1981年創業の「たん右衛門」さんなのです。

店内はカウンター席とテーブル席があり、今回は家族そろってカウンター席へ。
カウンター席の奥に、なんだか北京ダックみたいなものが吊るしてあるねぇ!と小学生の娘が喜んでます。

いえいえ、北京ダックじゃござんせんよ。牛タンですよ、と笑顔の若大将が見せてくれた見事な一本。
なんと国産のA5ランク黒毛和牛の牛タンを3週間かけて熟成させている、このお店の名物「熟成黒牛たん」とはこの事です。
こうして見ると、牛タンって大きいんですねぇ。

◆トックブランシュで作るサワー(税込880円)
食にこだわりを持つドーバー社が手掛けるトックブランシュの果汁。
マスカット・ぶどう・あんずがあるうち、妻ちゃんはマスカットをチョイスです。

こちらは国産のシャインマスカット果汁を丁寧に抽出した一献で、すっきりとした甘みと酸味が特徴的。
お口の中で弾けるサワー感が上乗せされて、どんなお食事にも相性ぴったりの一杯とのこと。

◆スタンダードコース(税込8800円)
アラカルトかコースか、どちらになさいますか? との事でちょっと悩みました。
いろいろなオススメが満遍なく、間違いなく頂けるという事で「スタンダードコース」をチョイスです。
まずは出てきた、豪華な小鉢3セット!

◆先付け
このお店の名物の先付け「牛テール肉の甘酢和え」だそうです。
テール肉って美味しいですよね、個人的に大好きなので嬉しいですねぇ。

もうね、これは単品でも注文してほしいくらいオススメな逸品。
トロトロにトロける牛肉の甘みを甘酢がキリッと引き締めていてくれて、全く飽きません。
しかし、娘がビシバシ奪っていくので、父はなかなかありつけないぞ。先付けからこれでは先が思いやられます!

◆季節のグリーンサラダ
自家製ドレッシングはスッキリと酸味があり、爽やかにサラダを食べることができます。
これから美味しいお肉を食べるための前哨戦として、下準備として、サラダの存在はありがたいもの。

たっぷりのレタス・紅芯大根・ニンジン・レッドキャベツなどで、彩りも豊かです。
シャキシャキでフレッシュ、ドレッシングとの絡みもよく、この野菜を噛んでいると次第に胃のエンジンがかかるのがわかりますよ。

◆自家製の一口キムチ
たかがキムチ、されどキムチ。白菜やきゅうりが満遍なく入っていて、これは食感がよいなぁ!
全部食べてしまうのもいいんだけど、少しとっておいてお肉と一緒に食べるのも、いとをかし。

◆和牛炙りユッケ(税込1380円)
これはコース外ですが、娘が食べたいと騒ぐので根負けして注文です。
A5和牛の旨みを最大限に生かしたユッケで、これは贅沢な逸品。
ガキんちょが食べるもんじゃないんだけどね! でも家族連れで来やすいお店だからいいのよ!

さすがです、たん右衛門さん。期待を裏切らない美味しさは、さすがですよ。
トロトロにトロけるだけではなく、噛み締めるたびにお口の中に広がる甘みと優しさは、もう論ずる術がありません!

ここで、ニッコニコな若大将が見せてくださったのが、この日のお肉の盛り合わせ。
見てください、この豪華さを! と言わんばかりの誇らしさ、そしてあふれる自信。
これなら安心して若大将に任せられる、そう確信できる一瞬です。

これで2人ぶんです。もう一度言います、これで2人ぶんです。
そのどれもが見事なサシが入り、お野菜も挟んでバランスの取れた組み合わせ。
これに先付け、サラダ、キムチ、さらに〆やデザートもついて、本当に8800円でいいんですか? とちょっと申し訳なくなるほどです。

◆合鴨つくね串
合鴨に、大葉や玉ねぎを練り込んで焼き上げた逸品。
食べてみると、野生的なお肉の味わいがグイグイ迫ってきて、さらにあふれる肉汁がなんとも言えないのね。
これも娘がシュバシュバ食べるから、もう一本追加しても良かったかなと、ちょっと後悔。

◆豚バラ野菜串巻(大長なす巻)
◆野菜焼き串(ズッキーニ)
ここで、野菜もいただきましょう! 野菜串はおまかせです。
今回の野菜串は、大長なすの豚バラ巻きに、ズッキーニというラインナップ。

ズッキーニ、シャクシャクトロトロであっまあまよ。
普段はなかなか食べる事がない食材だけれど、実は焼いて食べるとすごく甘くなるんです。
この食感、この甘さ、まさに野菜界のフォアグラと呼んでもいいくらい。

大長ナスの豚バラ巻きは、外はカリッと焼けた豚バラで、したたる脂の甘さと適度な塩加減が実に良いです。
ナスもふんわり甘くて、しかし柔らかすぎず、甘みと食感を楽しめるバランスの良さ。

この日の大長なすは、これくらい大きいんですよと見せてくださった、本当に大きな大長なす。
八百屋さんやスーパーで見かけることがない大きさで、ナスを食べない娘も興味津々でした。
次回は家庭菜園で、この大長なすを育ててみようかしら。

◆和牛ハンバー串
これは娘の分も追加注文したので、合計3本です。
フランス料理技法で旨味を閉じ込めたハンバーグを串焼きにしたのだそう。

焼く前のものをチラッと見たら、網脂が巻いてあったような気がします。
メニューにフランスの技法で作り上げた、とあったので網脂で間違いないでしょう。
なるほど、プリッと食感が良く、脂のトロける風味がしっかりと感じられて実に良いですねぇ。

◆たんした
これも娘が好きなので、追加注文して3本です。
タン下はタンの下の付け根の部分で、ちょっとマイナーではあるけれど溢れる脂の美味しさが極上だと思いますよ。

牛タンらしいプリコリ感に、しっかりと感じる赤身の旨み、そして脂身の甘み。
肉質も弾力があるのに柔らかく、そして噛めば噛むほど味わいが深くて、これはやみつきになります。

◆肩コブ
肩ロースの中でも希少部位とされるもので、しっかりとした食感があります。
その名の通り、肩に近いところのチカラコブの部分で、まさに筋肉の美味しさを堪能できる部位。

むっしむっしと噛み締めると、お口の中にジュバジュバ広がる赤身の美味しさよ!
しかし、さすがはA5ランクだけあって脂の甘みもしっかりです。
お肉に添えられてきた鬼おろしの大根を添えると、さらにサッパリして旨みも引き立ちますよ。

◆ナカニク
外モモの一種、ナカニクはしっかりと感じられる筋肉(赤身)の美味しさが特徴的。
しっかりと筋きりしてあるので、硬さを全く感じる事なく楽しむことができます。

肉に応じて間隔や深さを微妙に調整していく筋きりも、このお店の技術力の高さの証し。
さもあろう、筋肉質なモモ肉でありつつも硬さをまったく感じさせる事がないんですね。
ストレスなく、ただただ旨みを楽しむ事がかなう、本当に美味しいモモ肉の食べ方だと思います。

◆リブカブリ
おお、来ましたね。最高級の中の最高級部位、リブロース。
焼く前から主張していたしっかりとしたサシと赤身のバランスの良さは、この部位の美味しさをガッチリと主張しているかのようです。

んー、厚みもしっかりあって、これは美味しそうだなぁ!
ガブッと食べて見ると、もうね。いう事ありませんよね。
こんなに美味しいお肉、娘に取られないわけないんですよね。ざんねーん!

◆特選黒牛たん串
2人分を1本にまとめていただき、ズッシリと焼いていただきました。
適度な塩加減、そして焼いた後の見事な包丁入れが嬉しい、厳選された一串です。

これで、2人ぶんです。1人あたり40グラムですが、もう充分すぎるほどのボリューム感。
食べやすいようにと切れ目を入れてくださってますが、この切れ目から覗く鮮やかなピンク色が、この牛タンの品質の高さを物語っています。

やはり、このお店に来たら牛タンを食べずにはおれませんね。
40グラムとはいえ、このボリューム感、充足感、そして食べやすくも満足度の高い厚み。
3週間もかけて熟成させる事で、旨みもしっかりとパワーアップしていて驚くほどの美味しさです。

◆特製冷麺(中:税込1180円)
これは娘をお腹いっぱいにさせよう作戦で注文した冷麺。
小サイズだと780円です。
本当はもっと早めに出ていましたが、〆に合わせて書かせて頂きました。

みうけんは韓国に54回ほど行き、その都度冷麺を食べ歩いたので冷麺にはうるさいのです。
ふん、こんなもの・・・・・・なかなか行けるじゃないの! さすがはたん右衛門さんの特製と銘打った逸品。
娘をお腹いっぱいにさせよう作戦? ふん、美味しくて結局は親だけでほとんど食べてしまったわ!

◆テール雑炊
◆牛たんカレー
このお店「たん右衛門」さんの〆は、テール雑炊・牛たんカレー・そして、先ほども食べた冷麺の3種です。
今回は雑炊とカレーを頼んで、これでコンプリートだな。

スープカレーは、サラッとしていてスリランカあたりで食べるものに似ています。
いろいろなスパイスが配合されているのでしょう、後からじんわりと伝わってくる爽やかな辛さと香り、風味が良いですねぇ。

ただ辛いだけではないんですね。
しっかりとしたコクを多種多様なスパイスでまとめた、まさに薬膳カレーのような奥深さです。

雑炊も美味しいですよ。
薄口醤油ベースに、牛のコラーゲンをたっぷりと含ませ、ふんわりと玉子で包み込んだ滋味あふれる逸品。

中に入っているテール肉が、実にトロホロで一見ならぬ一食の価値ありです。
雑炊そのものも実に旨みが深く、お腹いっぱいなのにスルスルと食べられてしまう背徳の不思議さです。

◆本日のジェラート
ジェラート専門店「ドナテロウズ」のカップジェラートで、今回はレアチーズと抹茶を。
練るとトルコアイスのように伸び〜るのです。
濃厚なのに後味スッキリなレアチーズと、ほろ苦く香り高い抹茶の組み合わせが実にぜいたく!
なめらかな口どけで、食後のデザートにもピッタリなカップジェラートでした(人∀`)

◆◇◆後記◆◇◆
横浜・若葉町でしか食べられない、「本当に美味しい牛タン」。
それが、ここ1981年創業の「たん右衛門」さんでこそ食べられる3週間熟成させたA5黒毛和牛の熟成牛たんです。
分厚いのに驚くほど柔らかく、旨みがジュバジュバと広がる極上の美味しさ。

さらに和牛串、冷麺、牛たんカレー、雑炊まで一切妥協なしで、コース8800円とは思えない満足感ですねぇ。
家族連れや女子会でも利用しやすい雰囲気で、若大将の気さくな接客も居心地バツグンでした。
横浜で「焼肉」「牛タン」「熟成和牛」を楽しむなら、これはぜひ一度体験していただきたい名店です!
たん右衛門
045-252-3779
横浜市中区若葉町1-7 新井ビル 1F
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14002358/
【みうけん本 いよいよ完成!】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
たん右衛門 (居酒屋 / 日ノ出町駅、伊勢佐木長者町駅、関内駅)
夜総合点★★★★☆ 4.8
