中目黒で「本格和食」と「炭火焼き」「海鮮料理」を楽しめる大人の隠れ家をご存じでしょうか。
今回訪れたのは、中目黒駅から徒歩10分の人気店「うのはな離れ 菜の花」さんです。

店内は落ち着いた内装で、一階席はマスターの手練れをじっくりと眺められるオープンキッチンのカウンター。
さらに2階席もあり、2階席はテーブル席となっていて団体さんでの利用も可能なので、忘年会や新年会にも良さそうなお店です。
まさに接待や記念日、落ち着いたデート利用にも適しており、静かな空間で上質な和食を楽しみたい方に向いています。

お料理はマスター厳選の季節食材を中心に、刺身・炭火焼き・揚げ物まで幅広い構成。
新鮮なお魚をブ厚く切ったお刺身や、目の前で華麗に焼き上げていく炭火焼き、揚げ物や焼き物なども多数。

この日はカウンターにおじゃましていたので、マスターが華麗な包丁さばきでお料理をされる姿を目の前に見ていました。
そのどのお料理も丁寧に作られていて、出汁の香りが立ち、丁寧な下処理が感じられる仕上がりです。

◆特選抹茶割り(550円)
◆ウーロン茶(500円)
やはり、美味しいお料理には美味しいドリンク。
みうけんは断酒しているのでウーロン茶一択ですが、このウーロン茶もトロリとした口当たりで、一段上をゆく味わいです。

◆お通し(600円)
この寒い時期にホカホカのおでんとは、実に気が利いています。
トロトロに煮込まれた上品な味付けで、大根は箸でスッと切れる柔らかさ。

その上に、一度素揚げをしてから煮込んだと思われる手羽先と、たっぷりのトロロ昆布が添えてあります。
手羽先もしっかりと味が染みており、骨付き肉の美味しさと出汁の美味しさをしっかりと両立させています。

◆おばんざい5種盛り合わせ(1200円)
「いろいろなものを、少しずつ」。
そんな望みを叶えてくれるのが、このお店の渾身のおばんざい盛り合わせです。
手の込んだいろいろなお料理がワンプレートになっているぜいたく。これは是非とも食べるべき逸品です。

特におすすめなのは、茗荷の沖漬け。
シャキシャキな食感と酸味が効いていて、実に爽やかな味わいです。
ほのかに香る、山椒のような爽やかな香りもお料理の気品をグッと高めてくれています。

他にも美味しいお料理はいろいろあります。
紅くるり大根のマリネはシャキシャキ涼しげな食感で、上には旨みを凝縮した若鶏の生ハムが。
わさびとベーコンのポテトサラダはわさびがピリッと効いていて、ポテトサラダに意外に合います。
骨まで食べられるワカサギのレモン煮の脇には、菜花の焼き浸しが添えられています。
焼き浸しなので、しっかり焼かれた香りが実に香ばしいです。

珍しい御前人参は色合いが面白く、甘くてシャキシャキな食感も良いですね。
松風焼きのタルトはほっくりサクサクで、上にあしらわれたパプリカソースも良いアクセントです。
やはり、福島県の契約農家さんから直送された、野菜にこだわって美味しいお店は間違いがないと思います。

◆大名物 踊る車海老(400円×2)
先ほどまで目の前の金魚鉢で泳いでいたので、その新鮮さは折り紙つきです。
活きた状態で提供されるため、鮮度の高さが際立ちます。なんと身を箸でつまんだ瞬間に尾がフワッと開きました。
さっそくお醤油とワサビで食べてみると、お口の中に広がるプリプリな甘味はさすが名物というだけあります。

身を食べた後に残った頭と尻尾は、唐揚げにしてくださいます。
頭の中に尻尾が刺してあり、まるで違う生物のようになってしまっているのが面白いですね。

お口に運んでみると、サクサクに揚がっているために咀嚼時の音がすごく小気味よいです。
脇に添えられているのは、おそらくマルドンシーソルト。
このお料理でこのお塩を使うところ、まさにプロの技であると感じます。

◆北海道産ズワイガニのカニクリームコロッケ(1000円)
思ったよりも大きく、どっしりとやってきたカニクリームコロッケ。
全体に振られたチーズが実に美しく、サクサクな揚がり加減もまさにプロの技。

思ったよりもアツアツなので、火傷をしないようにハフハフいただきます。
衣はサクサクでチーズの濃厚な味わいがしっかりと感じられて、中はトロトロなクリームの甘味とズワイガニの旨みがしっかりです。
チーズの塩気、衣のオイリーさ、さらにカニクリームの甘味と旨味で、一口で何度でも楽しめる美味しさです。

◆泉川 −幻の純米吟醸−(1700円)
妻ちゃんが頂いたのは、福島県の老舗酒蔵である「廣木酒造本店」が造る伝統ある一献。
しっかりとした旨味の中に、フワッと広がる香りが爽やかで食中酒としても相性が良いとのこと。

◆生本鮪のカマトロ焼き −自家製ニンニク醤油−(1200円)
本鮪のカマトロ…もう、それだけで貴重な逸品である事が伝わってきます。
驚くほど大きくてどっしり。正直、この内容で1200円は非常に満足度が高いと感じます。

さっそく身を丁寧にほぐして頂くと、外はカリッと焼けていて、中はじゅわじゅわに脂が乗っています。
適度に振られた塩加減が実によく、たっぷりの脂によく溶け込んでいて、実に美味しい!

傍には塩と大根おろしが添えられていますが、みうけんは塩派・妻ちゃんは大根派で意見が分かれました。
しかし、どちらも美味しいのです。
何と言っても肉厚でボリュームがあり、これだけで満足感もしっかりあるので、食べて決して損はしないであろう逸品でした。

◆菜花名物 T・K・I・Uの釜飯(3800円)
このお店の〆として名高い、釜飯。炊き上げるのに時間を要するので早めに注文しておくと良いですよ。
T(たまご)・K(かに)・I(いくら)・U(うに)という贅沢極まる組み合わせで、しっかり1合分あります。

お披露目のあとで取り分けてくださいましたが、もう食べる前から宝石の輝きですね。
出汁の味わいがついており、そのままでも美味しいです。

さらに、プチプチとしたいくらの甘味、カニの美味しさ、ウニの風味。
卵黄のこってりとした味わいを、小口切りのネギがスッキリとまとめてくれて、これは本当に美味しいです。
決して家庭では真似できないプロならではの味わいで、本当にこのお店にして良かったなぁと大満足の〆となったのでした。

◆◇◆後記◆◇◆
ここ「うのはな離れ 菜の花」さんは、中目黒いっぽん路地裏で人気の「魚の花」(うのはな)さんの2号店。
まさに大人の隠れ家といった雰囲気で、こだわりの契約農家さんから仕入れた新鮮な野菜と、海鮮と炭焼きを心ゆくまで楽しめるお店です。
中目黒駅からは徒歩10分、約600メートルの位置にあり、これからの時期は目黒川沿いを散策しながら行くのも良いかと思います。
お野菜にもお魚にもお肉にも、素材にこだわる「うのはな離れ 菜の花」さん。
中目黒で和食ディナーや海鮮料理、炭火焼きを楽しみたい際に選択肢に入れたい一軒です。
うのはな離れ 菜の花
03-6412-7214
目黒区青葉台1-27-12 Fスタジオ 1F・2F
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13306305/
【ほしいものある? Amazonでお手軽ショッピング】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
うのはな離れ 菜の花 (居酒屋 / 中目黒駅、代官山駅、池尻大橋駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
