近年、外食シーンで人気を博しつつも、いま飲食業界で注目されている「あて巻き」。
少なめの舎利で具材を多めにし、主食でありながらお酒のおつまみとしても楽しめるお料理として人気を博している、比較的新しいジャンルのお料理です。
横浜で「飲んべえの聖地」とされ、日々多くの方が訪れている野毛の界隈にも、この「あて巻き」が美味しいお店がちらほらあるもよう。
今回は2025年2月に開業された「松城」(まつじょう)さんの「あて巻き」を楽しんできました。

階段を上がって2階に行くと、そこは落ち着きのある店内。
大通り沿いでありながら、ちょっと目立たない外観ということもあって落ち着いてお食事とお酒を楽しめる、隠れ家的な雰囲気のある店内です。

テーブル席は基本、2人がけの席。
このテーブル席がたくさん並んでおり、大人数の場合はテーブルをつなげる事によって対応できそうです。

カウンター席もあり、このカウンター席からは目の前を走る大通りを眺めることができます。
街をゆく人や車の波を眺めながら一杯というのも、また乙なものですよね。

このお店は飲食店としてお酒のセレクトにもしっかりこだわっており、生ビールは熟撰・瓶ビールは赤星というこだわりよう。
その日によって厳選焼酎や厳選日本酒、プレミアム焼酎が選べ、クラフトジンもいろいろと取り揃えているので選ぶだけでも楽しいですよね。

お料理もいろいろな種類があり、名物料理からあて巻き・逸品・おすすめ・甘味などなど。
お通しのお漬物(300円)は丁寧に手作りされたもので、お代わりできるのもまた嬉しいポイントです。


◆お通し(300円)
キャベツのお漬物で、シャキシャキな食感とサッパリした風味が実に小気味よい。
唐辛子の輪切りが入っているので、時折感じるピリッとした辛味が食欲をそそりますねぇ。

◆クラフトジン(1200円)
まず妻ちゃんの1杯目は「虎ノ門蒸留所」の「季節のジン ラベンダー」をソーダ割りで。対するみうけんはウーロン茶にて。
ジンの香りを嗅がせてもらいましたが、なるほどラベンダーを感じる芳しいお花の香りが特徴的で、味わいと香りで楽しめる珍しいジンですねぇ。

◆鉄板カルボナーラポテサラ(690円)
アッツアツの鉄フライパンに入ってきたたっぷりのポテサラ。
その上に大量のベーコンと卵黄、そしてチーズが乗っていてボリューミーです。

スプーンですくってみると、チーズが伸びる伸びる!
これはチーズ好きにはたまらないポテサラですが、なるほどポテサラにチーズというのはまさに食いしん坊さんの発想。
このお料理がメニューに載っているというだけでも、このお店は間違いがないんだなぁという事がわかります。

濃厚なチーズ、しっかりと味付けされたポテサラ、そして卵黄の旨みもしっかり混ざり込んだ逸品。
満足感も高い上に、これが満足度の高い一皿だと感じました。
量もしっかりあって、価格設定を考えると満足度も高めなので、これはオススメできる逸品!

◆松城謹製シウマイ(890円)
みうけんが大好きなシウマイ!
「シューマイ」ではなく「シウマイ」と表記するところあたり、わかっているなぁと思います。
とても柔らかく、箸で持ち上げるのが難しいほど。持ち上げたらバラバラになってしまうので、スプーンがあると良いかもね。
ほのかな酸味が効いており、粗みじんのシイタケがたっぷり入って、旨みもしっかり美味しいシウマイです。

◆自家製どて煮込み(580円)
どて煮とは、牛すじやホルモンを赤味噌ベースで煮込んだ名古屋めし。
濃厚で、甘辛で、しっかりとコクがある逸品なのでお酒にも白いご飯にもよく合いそうですよね。

具材は牛すじやにんじん、こんにゃく。
こんにゃくは包丁で切られていないため味の染み込みがよいんです!
お肉もしっかりと柔らかくなるまで煮込まれており、お口の中でフワッとほどける食感がたまりませんねえ。

そして、中に入っているお肉の大きなこと!
大きくて食べ応えのある牛すじがゴロゴロと入り、そのどれもが歯もいらぬほどの柔らかさ。
味付けも良いアンバイで、これは食べて良かったなぁと思える美味しさです。

◆国産骨付鶏の鶏油焼き(1280円)
家系ラーメン専門店でも使われる、香り重視の「鶏油」(ちーゆ)で焼きあげた逸品。
大きなもも肉で、これは食べ応えがありそうです!

スタッフさんが手際よく、ザックザックと切り分けてくださいました。
うーん、表面はパリッと。中はジュワッと。切り口からは肉汁がじゅわじゅわと溢れており、これは美味しそうですねぇ。

さっそくいただきまーす!
うん、見た目の通り表面はパリッと! 中はじゅわっと!
噛めば噛むほどお口の中に満たされていく鶏肉の旨味が素晴らしくて、これはクセになるなぁ!

この鶏肉の食感、味わい、香り、そして見た目。その全てが秀逸なんですよねぇ。
これはこの日のフードメニューの中で唯一1000円越えだったので悩みましたが、結果的に注文して大正解だと感じました!

◆クラフトジン(1200円)
妻ちゃんの2杯目は「虎ノ門蒸留所」の「八丈島の月桃とパッションフルーツ」をソーダ割りで。
うーむ、香りが実にフルーティ。スパイスと赤りんごの風味を活かしており、これはまさに「最強の1本」とのこと。

さて、そろそろ本題に行きましょうか。
このお店にきたら、「あて巻き」を食べないと始まりません終われません。
手前から
◆和牛のしぐれ煮(790円)
◆トロタク(790円)
◆鰻と漬け卵黄(690円)
どっどーん!と到着です!

まずは、和牛のしぐれ煮から。
細巻きの上にたっぷりと載った和牛が食欲をそそります。

食べてみると、キュッと巻かれた海苔巻きに、ギュムギュムと食感の良い牛肉がたっぷり。
醤油で甘辛く煮付けてあって、舎利との相性も抜群によいのです。これはコクのある焼酎に合わせたい逸品!

トロタクは、タクアンの細巻きの上にたっぷりのスキ身が乗った豪勢な逸品。
写真のバエもすごく良くて、これは見た目にも嬉しい逸品です。

たっぷりのトロトロ、しっかりシャキシャキ。トロとタクアンって相性が良いですよね。
これでワサビがあったらもっと良かったんですが、これだけでも充分お酒のアテになりますねぇ。

鰻と漬け卵黄は妻ちゃんイチオシ!
塩味のしっかり効いた組み合わせだけに、これもまたお酒が進んでしまう逸品たちです。

トロッと卵黄につけて頂くと、アラ美味しい。
キュッと巻かれた細巻きの食感にふんわりと鰻が入り、とろとろな卵黄をもまとって、これは美味しいです。
これもまた焼酎にもジンにも相性が良いので、ついつい食べ過ぎてしまう美味しさですよ。

◆◇◆後記◆◇◆
今回利用させていただいたのは、京急日ノ出町駅やJR・地下鉄桜木町駅から歩いて5分もかからない好立地。
「あて巻き」と逸品が美味しく、お酒にもこだわりがあると評判の「松城」さんです。
ゆったりとした空気が流れる店内は、じっくりと落ち着いて飲むのに最適な雰囲気。
お料理もお酒も良いのですが、まだ多くの方に知られていないお店なので穴場です。
野毛界隈で、美味しい「あて巻き」とお酒が欲しくなった時。
「松城」さん、落ち着いてお食事とお酒を楽しみたい人に向いている一軒です。
お試しを!
松城
045-325-8065
横浜市中区宮川町3-63 宮川町ビル 2F
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※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
松城 (居酒屋 / 日ノ出町駅、桜木町駅、関内駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
