ある日の夜22時30分。横浜の街を原付で流していて、ふと美味しいものが食べたくなりました。
そこで、いつもの店は23時までだったかな・・・とダメもとでWechat(中国版のLINEのようなもの)を飛ばしてみたら、なかなか心地よいお返事が!

そして、やって来ました横浜中華街の香港路。
さすがにこの時間になると雰囲気もガラリと変わり、歩いている人もほとんどいませんね。

で、やって来たのはいつもの行きつけ。湖南料理と四川料理が美味しい「湘厨」(しゃんちゅう)さんです。
23時までだから、もうこんな時間に誰もいないでしょと思って入ったら、まさかの満員!
店内はテンテコまいで、でもしっかりと2階に席を用意してくれていました。

◆砂锅凤爪(鶏足の土鍋煮:1280円)
本来は広東などでよく食べる料理だそうですが、鶏の足は大好きなのでいつも注文しています。
辛さはちょっと辛めで、ライスつき(別会計)でヨロシク!
着席する時には、いつものニカニカ姐が料理を持って来てくれてました。

トロッと煮込まれたプルプルトロトロなトリさんの足。
これは正直、見た目だけでも好き嫌いの分かれる料理ですが、みうけんは大好きなんですよね。
プリッとかぶりつけば、お口に広がるコラーゲン。醤油ベースのタレはニンニクが効いて、しかもピリ辛でご飯がススム美味しさ!
※辛さの感じ方には個人差があります。

ここで猛然といただくのは、やっぱ白いご飯! 中華にも和食にも合うのは白いご飯ですよね。
お茶碗にズッシリ入ってきて、量もボリューミー。この旨辛なお料理に良く合います。

足をプリプリ、骨をうまく口の中で選り分けて出して、タレをズズッと、ご飯をバババと。
今までいろいろな中華を食べてきましたが、これほどまでに白いご飯が消えていく逸品もなかなか無いものですよ。

この、最後に残ったタレがまた美味しいのよ!
トリさんの足から滲み出した旨味、中華包丁でバシンと叩いたニンニクの香りと食感、そして甘辛なベースにバシッと効いた唐辛子の風味。
これだけで白いご飯が何杯でもいけてしまって、さらに麺まで追加してしまいたいほどでした。

◆◇◆後記◆◇◆
何度来ても美味しい湘厨さん。
何を食べても美味しい湘厨さん。
それなのに、毎回毎回同じようなものを食べてしまう湘厨さん。
このお店に来ていると、せっかく中華街に通っていても他のお店にまったく足が向かなかったりもします。
それくらいに、お気に入りのお店です。
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