「インド料理は香りがいのち」。
数多くのスパイスをホールスパイスの状態から使い、丁寧に香りを引き出して素材のおいしさを最大限に活かす、恍惚の南インド料理。
今回お邪魔したのは横浜市金沢区、京急線能見台駅を降りてすぐの立地にある南インド料理が美味しい「ガネーシュ」さんです。

インド料理といえば雫型のナンとカレー、たまにタンドリーチキンを思い浮かべる方も多いと思われます。
南インドのお料理はふんだんなスパイスを使うことと、ナンではなくお米や「ドーサ」というものを食べ、肉食を好む北インドに比べて菜食や魚料理が多い点が特徴です。

店内は落ち着いた内装で、入ってすぐにカウンター席と2人がけ。
奥にはテーブル席もあり、大体いつ行っても予約が入っている人気のお店。
そのため、訪問される際は前もって席を予約されておくと安心かもしれませんね。

◆ラッサム(S:400円 M:700円)
南インド式の酸味と辛味の効いた薬膳スープカレー。写真のものはMサイズです。
ここ「ガネーシュ」さんのラッサムは香り高く濃厚なディープタイプとのこと。

食べてみると濃厚なトマトベースのスープで、後からスパイスの爽やかな香りと辛味が追いかけてきます。
サラサラと軽い口当たりの中に、確かにスパイスを感じる心地よい舌触りがクセになって、これはスプーンが止まらなくなりますねぇ。

◆チーズドーサ(900円)
ドーサとは米粉やウラド豆の粉を発酵させて作った生地を、薄くクレープのように焼いたもの。
南インドを代表する軽食のひとつです。

サクッと・パリッとした皮の中にはたっぷりのチーズや玉子、野菜など。
真っ赤でピリ辛なチャツネと合わせるとコクがより増して、ガッツリとした美味しさはビールのおつまみにも最適。

◆カレーセット(1300円)
月〜木曜日限定のカレーセット。
通常はチキンカレーハーフサイズ・キーマカレー・ライス・アチャール・パパドがついてきます。
カレー変更も可能で、バターは+300円、マトンは+600円。

この「ガネーシュ」さんは岩手県産の抗生物質フリーのブランド鶏「菜彩鶏」をふんだんに使ったチキンカレーが人気。
ただ、今回は個人的に大好きなマトンカレー(+600円)へと課金させていただきました。

ご飯にあうのは、やはりカレー。カレーにあうのは、やはりご飯。
このご飯は日本のお米でしょうか。むっちりと甘いご飯にスパイシーなカレーの組み合わせは最高としか言いようがありません。

インドのお漬物であるアチャールの酸味、むっちりほっくりな白ごはん。
そのいずれもカレーとの相性も良く、カレーと一緒にスプーンでかき込めば美味しさも100倍です。

◆チャイ(600円)
インド式ミルクティー。スパイス入りで、注文ごとに煮出して作られています。
食後にうれしい温かいお茶ですが、しっかりと煮出された濃厚なミルクティーにシナモンなどの香りがしっかり香ってスッキリとした一杯です。

◆◇◆後記◆◇◆
スパイスを補充して体の奥底から、心の底まで元気になったひととき。
ふと店内を見ると、冷凍のカレーもお土産用に売られていますね。

実力店の美味しさをご自宅でも、お手軽に。
これさえあれば銘店「ガネーシュ」さんの美味しさを自宅でもじっくりと楽しむことができますから、オススメですよ。

今回利用させていただいた「ガネーシュ」さんは、「丁寧に手作りに拘る」という創業者さんの理念を30年以上も受け継ぎ続けてきたお店。
お料理ごとにスパイスから準備し、手間をかけて丁寧に作られた美味しさは「ガネーシュ」さんならでは。
ぜひ一度、心から満たされる美味しいカレーを味わってみてはいかがでしょうか。
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