横浜市のご当地ラーメンといえば、何と言っても「家系ラーメン」と「サンマーメン」が2大ご当地ラーメンでしょう。
その中でもガツンと響いてくる濃ゆい醤油、お口一杯に広がる豚骨の旨味と鶏油の香り、ちょっと太めでモグモグな食感の麺が特徴的な「家系ラーメン」は、今は横浜市を飛び出して日本各地へ、そしてアメリカでは「E・A・K」と呼ばれるなど世界へも進出している人気のジャンルです。
さて、今回紹介するお店は横浜市鶴見区の環状2号線ぞい・駒岡交差点近くにある、人気の家系ラーメン屋さん「駒岡家」さんです!

「豚骨醤油」と言うよりも、正真正銘の「醤油豚骨」スープと、平打ちでモグモグな麺、スモーキーさを感じる肩ロースの大判チャーシューなどが人気となり、根強いリピーターたちに愛されるお店です。
実はみうけんも、そんなリピーターの一人ではありますが、やはり何度来ても美味しいお店だなぁと思っています。

◆ラーメン並(900円)
◆海苔増し(150円)
個人的には定番の組み合わせである、ラーメン並&海苔増し。
若い頃には、さらにライスがついたりもしましたが、寄る年波には勝てないようで・・・と言いつつも、このカンペキすぎるビジュアルにすでにココロ奪われております!

▼▼▼▼▼▼タイトル

見るからに醤油を感じさせる真っ茶色のスープには大判のチャーシューが浮かび、色の対比が実に素晴らしいほうれん草が乗っています。
スープの表面には鶏油がビシッと浮かび、たっぷり刺さった8枚の海苔は見ているだけで絶大な満足感をもたらしてくれます。
まずはスープを頂きましたが、一口目からしっかりと感じる醤油のキリッと感、豚骨のコクが素晴らしい!
あまりドロドロとしたスープではないので個人的には親しみやすく、ビシッと効いた鶏油の香りが実に清々しい。

麺は平打ちに近い麺で、わりとストレートな麺。
硬さは「ふつう」にしましたが、歯でプチップチッと小気味よく噛み切れる食感の良さは筆舌に尽くしがたいもの。
量もしっかり、スープとの馴染みも良きかな。ちなみに、麺箱には「大橋製麺所多摩」の文字がありました。

海苔はスープにいくら浸してもバラバラになったりしない、しっかりとした海苔。
この海苔にたっぷりとスープを吸わせて麺を巻いて食べると美味しいですよ。

チャーシューは大判ながら厚みもしっかりあり、赤身部分が多いので肉体的にも負担がありません。
ちょっとスモーキーな風味が生きていて、噛めば噛むほど旨味があふれる、そしてしっかりとした赤身肉の食感を楽しめるチャーシューです。

さらに、いつも美味しいなぁと思うのがほうれん草。
茹で加減が実によく、シャッキシャキでフレッシュです。
家系では箸休め程度に捉えられる事が多いほうれん草ですが、こちらのほうれん草の存在感はスゴいもので、これなら「ほうれん草増し」(200円)にして食べるのも良いかもしれません!

◆◇◆後記◆◇◆
できる事なら、スープを全て飲み干してしまいたい「完成された美味しさ」。
血圧など気にしなかった若い頃であれば、間違いなく全て飲み干していたでしょう。
(もっとも、その食生活の延長線上に現在の自分があるわけですが)

今回も美味しく、ガッツリと紹介させていただきましたが、この「駒岡家」さんは曜日によっては朝7時から営業されており、「朝ラー」にももってこいのお店です。
夕飯として食べるよりも、朝食にガッツリと食べてから日中に塩分やカロリーを消費するのも、また良いもの。
鶴見区駒岡の「駒岡家」さん、是非ともオススメしたいお店です。
お試しを!
再訪希望値:★★☆ 機会があれば
【ほしいものある?】
※食べログでは表示されません
★☆食べログもごひいきに願います☆★
横浜家系ラーメン 駒岡家 (ラーメン / 新綱島駅、大倉山駅、綱島駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.8
