先日、中華街で行きつけの湖南料理のお店「湘厨」さんで食べた湖南料理、「剁椒蒸鱼」(ドゥオジャオユィトゥ)。
お魚の頭〜胴の部分に下味をつけ、「剁椒」(ドゥオジャオ)と呼ばれる唐辛子の酢漬けを敷き詰めて、強火で蒸し上げたお料理です。
これが、あまりに美味しくてね。もう感動的な美味しさでしたね。
と、なると自宅でも食べたい! となるのは食いしん坊将軍の性(さが)というもの。
そこで買ってきました、冷凍の「剁椒蒸鱼」(ドゥオジャオユィトゥ)。
みうけんさん、そんな冷凍食品があるんですか!? そうです、あるんです。
ただし、そんじょそこらのオーケーだのイトーヨーカ堂だのでは売ってません、きっと。
インターネットショッピングではちょいちょい売っているようですが、送料かかりーの・お値段たかいーの。
ネットだと2000円が相場ですが、横浜橋の「源葉超市」で1000円前後でしたから、即買いでした。
で、開封して中身を出してみるとこんな感じ。
冷凍の魚と、調味料の小袋・「剁椒」(ドゥオジャオ)が入った小袋・と、いたってシンプル。
魚はハクレンという中国ではポピュラーな淡水魚で、顔がぶちゃいくで愛嬌があります。
袋に入ったまま流水に浸けて解凍できたら、料理酒をジャバジャバかける。
で、皿に乗せて、調味料かけて、「剁椒」(ドゥオジャオ)を敷き詰めて強火で蒸すだけ。
簡単ですね。
って、魚でかくてセイロに入りゃしねぇ。
なので、急遽2つに分けて別々に盛りました。
これでも中華街の照宝で買った24センチサイズの、一般家庭にしては大きめのセイロです。
強火で約8分、と袋には書いてあります。
しかし8分きっかり蒸したら少し生でしたから、15分くらい蒸した方がよいのかも。
さぁ、華麗に蒸しあがった「剁椒蒸鱼」(ドゥオジャオユィトゥ)。
うん、「湘厨」で食べたものと遜色のない出来栄えです。
ふっくら蒸しあがっていて、これは実に美味しそう・・・かつ、唐辛子の刺激にキュンキュンします(人∀`)
さっそく身をホジホジしてみると、「湘厨」で食べたものほどパンチ力はないものの、これは美味しいです。
湘厨のものはスープがたっぷりで、魚もしっかりスープに浸っていたので味付けも濃厚だったのかな。
こちらの冷凍モノはいくぶんタンパクな味わいですが、それでも酸味・辛味・香り・塩味・甘味などが一体となった美味しさで、魚も淡水魚ならではの野生味ある美味しさを楽しめました。
本来、この「剁椒蒸鱼」(ドゥオジャオユィトゥ)はお魚を食べた後の残り汁に麺を入れて食べるのが本格とされています。
もちろん、麺も合いますよ。しかし! 白いご飯との相性だって超絶的に素晴らしいのです。
ここは是非とも、お魚を白いご飯のおかずとして食べて、残り汁は次回にとっておき、次は麺を入れて食べるという活用をしていただければと思います。
決して後悔はしませんよ。
辛いもの好きの方は是非ともお試しを!
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